今回は、ひったまがった(ビックリの、最上級の九州宮崎の方言)お話じゃが。
皆さんも経験あるじゃろ。空を見上げてジエット雲見た事。
ジエット雲とはジェット機の排気ガスに含まれている水蒸気が
極低温な外気に急激に冷やされて、水滴や氷の粒になる現象じやげな。
お昼過ぎだと思つたが、僕のお袋の田舎で、キィーンと甲高いジェット音とともに
ジエット雲の先にジエット機が、近くの山の上空を飛行中じゃが。
「ウヒャァー!カッコいいが!」としばらく
眺めていると、そのうちジェット機がフラフラとした瞬間、山の山地へまっしぐら!アッと言う間に墜落じゃが。
まさか、自分の見ている目の前での光景が信じられなかつたとよ。
「これつて夢⁈か…」しばらく固まっちょつたとよ。しばらくすると村の消防団が
墜落現場にサイレンを鳴らし出動!後で聞いた話によると、宮崎県にある自衛隊の新田原(にゅうたばる)基地所属の
F-86戦闘機4機が編隊飛行中に、そのうちの一機の主翼が突然根元から折れ、そのまま山中に墜落して大破!
乗員一人が亡くなったと言う、悲しい事故じゃが。あまりのインパクトで、この絵で描いたように僕は一機のジェット機しかイメージがなかったよ。
墜落の事故は1963年。僕がまだ9歳の小学3年生の頃の話じゃが。
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