しいやみつのりの吞んべえ日記

今宵も一人晩酌のおっちゃんのつぶやき・・・なのだ。

もーれつ日記『その㉕『昭和レトロ感満開の「鉄剣タロー」発見』

2016-09-17 06:12:22 | 日記

僕の住んでいる埼玉県の熊谷市。全国有数の暑い街『あついぞ!熊谷』のキャッチフレーズで有名である。

ところが、この「あついぞ!熊谷」。昨年度いっぱいでひっそりとやめていたらしいのだ。嘘だろう!と思ったのだが。

熊谷市によると「暑いというイメージが定住促進に悪影響を及ぼすおそれがある」と、言う事らしい。

そこまで暑くないだろうが!と、ツッコミたくなるが。熊谷は暑い以外にも、実に平和で災害もほとんどなく僕は好きな街である。

 

 

そんな熊谷から国道17号、熊谷バイパス上がり線さいたま方面に走っていると、マニアにはたまらない、約30年前の古い自販機が

置いてあるオートレストランの『鉄剣タロー』がある。

 

 

 一見横長の古いレストラン風に見えるが、中に入ると

壁際には自販機があり、うどん、ハンバーガー、トーストサンドが食べる事ができる。自販機の手前にはゲーム機が

数十台並んでいるのだ。僕が行ったのは昼間だったので、さほど怪しさは感じなかったが天井を見上げるとピンクとブルーの

蛍光灯が光り輝いていた。多分、夜になると怪しい夜のスナック風になりそうな感じだが、店内はいたって健全だ。

 

 自販機のうどんを食べたのだが、味は普通ではあるが、店内の雰囲気とあいまって旨くかんじた。多少、プラスチックのどんぶりが

頼りなさそうで、うどんをこぼしそうになった。トーストサンドも食べてみた。熱々のトーストが銀紙に巻かれて出て来た。

すぐには手で触れないほどの熱さだ。これは旨かった。

 この『鉄剣タロー』の名前の由来だが、店内のチラシによると「店名の【鉄剣タロー】は埼玉古墳群の出土品〈タロー〉は

坂東太郎に因〔ちなんだ〕んだ物らしいのだ。オープンは昭和63年、現オーナーの亡くなったご主人が行田でスリッパ工場を営む傍ら

バイパス開通に合わせて、始めたらしいのだ。この「鉄剣タロー」は映画撮影でも使われているのだ。

近場で面白い場所を発見するのも面白い。