星を数えながら

日々の出来事や感じたこと、聖書の言葉など
小さくても星のようにキラリ☆光ることを
分かち合えればいいなぁ。

歳の重ね方

2007年07月03日 16時01分07秒 | 友だち・人物のこと
日曜日の午後、Living Cafeで、
日野原重明さんと星野富弘さんの対談の様子を見た。
初めて星野さんにお会いした日野原先生は、
思わずほっぺを近づけて、軽くタッチして挨拶された。
星野さんは「男性にほっぺをくっつけられたのは初めてです」
と言われ、温かい雰囲気が会場に流れた。

1年前の映像だが、当時94歳。見えないなぁ。
ユーモアに溢れる日野原先生。
星野さんも、ふっくらされて、60歳には見えない。
お二人とも、あったかいものを持っている人同士だなぁという印象。
あぁいう歳の重ね方をしたいなぁと思う。

いつか日野原先生の会う機会があれば、
私は1つお礼を言いたいことがある。
それは「成人病」と言う呼び名を「生活習慣病」に変えることを
進言されたお方が、日野原先生だからだ!

私の名前は「成人」。
読み方こそ違うが、「成人病」という文字は嫌な感じだ。
山手線のある駅のホームから、
「成人病予防センター」なる大きな看板がよく見えた。
いい気持ちではない。
昔、祖父の家に行った時、台所近くの扉に
「成人病にならないための10カ条」という
紙が貼ってあった。うーむ、という感じ。

その「成人病」、決して大人がなる病気ではなく、
毎日の生活習慣が原因となって起こる病気だからこそ、
日野原先生は、「生活習慣病」と名前を変えることを進言されたようだ。
まだ時々「成人病」という言葉を見聞きするが、
だいたい「生活習慣病」が主流になっていると思う。

習慣を大切にされる日野原先生。
94歳になってもユーモアとウィットに富み、
毎日を喜んで生きておられる。
きっと若い時からの積み重ね、
生活習慣を大切にされているからだろう。