中華紀行文

アイ リブ イン サンハイ チーナ。
現地採用、海外就職、危険です。現地採用ダメ、ゼッタイ。
現地採用には…なるな!

駐在員になれない職種、業界はこれや

2015-08-19 | 現地採用事情

▲ゲンサイは風に吹かれてアテもなければ後ろ盾もなく…どこへいくのか

ゲンサイから駐在員にレベルアップすることに憧れるのは、ゲンサイなら誰でも一度は考えた事のある「ゲンサイあるある」です。

じゃあ、ゲンサイから駐在員に登用される可能性が低い職種、業界は何でしょう。

感覚値なので間違っていたらごめんなさい。
先に謝っておきます。てへ。


■【職種】非営業、間接部門
稼がないからw

一言で終わっちゃうのですが、マジでそういう事です。

厳しいのが、社内翻訳担当や営業事務のようなポジション。
もちろん、所謂サムライ業と言われるような職種は別です。

基本的に、日本人であればよく、誰でも良いというポジション。

日本の組織に当てはめてもらえれば分かると思いますが、派遣社員のポジションです。

内勤で、社内で人間関係も完結し易く、担当顧客が居ないので、お客さんから「ウチ来なよ」と言ってもらえない。

ちなみに僕も似たようなポジションで仕事をした事はあります。


■【業種】サービス業全般
広告、ウェブ、飲食、人材、日本人向け各種サービス…などなど。
第三次産業です。

これらの職種は、ボスが日本にある日系であり、現地法人がグループ企業であっても、仕事はドメスティックにできてしまうから。

貿易や製造のように、海外と日本がリンクしないから。

例えば広告、ウェブ。

「中国での広告事情に詳しいんです」「現地の(中国の)雑誌新聞に詳しいんです」「百度に詳しいんです」となっても、日本でその知識が即活かせるかは微妙。

日本本社は「日本国内向けに」事業をやっているので、同じ系列・グループ企業であっても、仕事の流れが一国で完結してしまうから。

例えば人材。
「中国での採用動向に詳しいんです」と言っても…。
あとは上と同じです。

日本でQQや微信(wechat)を使っている人が居ないのは何故か、そう考えればしっくりくると思います。
日本の新聞は配達してくれるけど、中国の新聞はスタンド(書報亭)で買う。

スタイルが違うんです。

飲食は分かり易すぎるので、割愛します。


■別にサービス業を貶めるわけではない
なぜなら僕もサービス業従事者だからです。
大学を卒業してから基本的にずーっとサービス業。

製造業とかは元々興味が無かったので、就職先として考えた事はありませんでした。

海外で日系サービス業に携わってみて、日本でサービス業に関わってみて、「仕事が一国で完結しますね」って確信を持てました。

元々、日本に居た時も、中国に行きたくなって、自分で来た訳ですが、当時所属していた組織ではそれしか選択肢が無かったからそうした訳です。

海外拠点はあったんですけど、全社員の0.01%ぐらいしか海外へ行ける人間はおらず、「これはゼッタイ行けないww」と分かったので辞めた、と。
当時は「何で海外展開しないのかな」って思いましたが、海外にきて理由がよーーーくわかりました。

■海外でサービス業は考えもの
僕は第三次産業が好きだし、合っていると思うので続けていますが、

海外ゲンサイで第三次産業に従事するのは、
「マジで帰れなくなる」
「帰ってもそのスキルは役に立たない(評価されない)」可能性がある
こと
を、もし今ゲンサイとして海を渡ろうとしている人が居るなら知ってほしいなと思います。


<お問い合わせはこちら>
shengshowchina@yahoo.co.jp

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