僕も現地採用としてやってきて、ひとつわかったことがあります。
「ゲンサイどもは100年後も本社採用には勝てません」ということです。
■仕事はできても所詮ゲンサイ
たとえば、エクセルにデータを入力する仕事があったとして、それを
駐在員と現地採用が競ったとしましょう。
実際そんな事はないので、これは例え、IFですがね。
ゲンサイ: エクセルは得意。関数やオートフィルを使ってバシッと終了。
駐在員: 実はエクセルは苦手。手作業でやるもんだから、遅い。
ゲンサイ「ほら!駐在員は仕事ができないくせに高給を貰ってる!!」
駐在員「来年からこの仕事は、事務代行会社に発注しよう。。。」
■ゲンサイの視野は狭い
上記のように、ある特定の業務において、白兵戦ならゲンサイでも駐在員より優れている事はあると思います。
ですが、ゲンサイは所詮ローカルスタッフ。
海外子会社の担当者であって視野が狭いんです。
ですから、その矮小な価値観で物事を判断する。
駐在員には権限がありますから、もっと大きな流れの中で決定ができる。
■駐在員は本社とパイプがある
駐在員は本社から送り込まれているので、当然、本社とパイプがあります。
このパイプの有る無しって凄く大きい。
ゲンサイには無いものです。
いや、100歩譲って、ゲンサイだって同じ会社グループの、現地法人かもしれないけど
社員です。なので、遥か雲の彼方を見れば、本社のお偉いさんだって見えない事はないかも。
ただ、何かお願いしたい時に、「子会社の社員」と「親会社の社員」の話どっち聞きますかね?
結局そういうことなんです。
■ゲンサイのダメなところ(まとめ)
(1)海外子会社の担当者、というせまいポジション
(2)本社とパイプがないところ
この2つを克服する為には、駐在員として落下傘で来るしか無いです。
ゲンサイはクソなので止めておきましょう。
それでも来たければ良いと思いますがね。
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★書く量、頻度、減ってますけど今後もみてくれたら嬉しいです
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私の知り合いでゲンサイで大手に勤め
地盤をしっかり築いて独立しました。
立ち上げの時 彼が勤めていた大手の優秀な日本人駐在員引き抜き、いまは中東にまで進出しています。
本社から落下傘できても辛い人は辛い
今は駐在員もそう待遇は良くないし
ゲンサイでも野心があれば成功のみちは開けるかも。
コメントありがとうございます。
ゲンサイでも立派な方はいるのは承知しています。
このブログのコンセプトは、安易な海外渡航、海外就職ブームに警鐘を鳴らしたく、あえて角が立つような書き方、悪い面を誇張するような書き方をしています。
海外楽しい、視野が広がった、こんなブログは掃いて捨てるほどあるので、そこの逆を取りたいと思っていますし、悪い面を知った上で、それでもいきたいひとが行けば良いと思うからです。
おそらくそのご友人は、ゲンサイだろうと駐在だろうと結果を出せる優秀な方なんだと思います。わたしもそうありたいです。