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本ブログ、中華紀行文は、めでたく一周年を迎えました。パチパチ。
手を替え品を替え、ゲンサイはクソだと書き続け早1年。
一周年を記念して、僕がこのブログを通して誰かに伝えたいこと、伝わってほしいことを書きたいと思う次第です。
■ゲンサイはクソ
海外就職って何だかかっこいい響きもあるし、普通じゃない感じもする。
でも踏み出してみれば誰でもできる簡単な事なんです。
EUや北米はわかりませんけど、特に日本人が雇用され易い日系企業が多いアジアでは。
ゲンサイってのは基本的にコストカットの為に、つまり、日本人は欲しいけど、駐在はコスト高だしなあ…ってことで、置かれているポジションです。
その企業の社風も分からず、DNAも流れておらず、下手したら業種業界の事も分からず採用され、置かれる末端のゲンサイなんて、誰でもできる仕事だし、もしあなたが安定した職業に、今、日本で就ているならば!どうして!わざわざ誰でもできるような仕事をしに、安定した職を辞してまで海外に行くのでしょう。
だからゲンサイは馬鹿にされるのです。
その夢見がちでアホな指向性が問題なのです。
地に足がついていないその感じが。
海外に駐在員として行けないのは、語学もまともにできず、海外展開をするような会社にも入らず、海外部門に配属されない、その能力の低さ、視野の狭さが問題なのです。
なぜ、今更わざわざ海外に行きたいのでしょう。
■親友達を捨ててまで何故?
あなたが、僕が、海外に出て時間を過ごせば、親や友達も、同様に年を取るのです。
あなたは少し現地の言葉が理解できるかもしれない。
日本と外国で暮らし、海外の暮らしに馴染むかもしれない。
だけど、親からすれば愛する家族が遠く遠く海の向こうへに行ってしまうことの不安や悲しみを、どうやって埋めてあげれば良いのでしょう?
あなたが仮に宗谷岬に居ようが、与那国島に居ようが、沖ノ鳥島に居ようが、南大東島にいようが、日本国内にいる限り、電話も繋がるし、その気になれば、親や友達はあなたに、僕に会いに行くことができます。
ただ、海外ともなれば、空港を降りた瞬間に、日本語は通じず、何処にも行けない。
何処にも行けないような場所に家族や友達が住んでいる、そんな不安を、自分を愛してくれる家族や友達に感じさせて、なぜゲンサイという不安定雇用をわざわざ選び、海外で働くのでしょうか?
親しい人…、特に両親に与えるインパクトは、上京や県外に住むこととワケが違うのです。
◼︎それでも海外に行ってみたい
それでも行きたい。
自分が海外で戦えるか試してみたい。
とにかく海外への興味が尽きない。
はい、わかります、僕もそうです。
僕は一秒でも長く海外に残りたいし、できることなら、今いる場所に爪痕を残したいと考えています。
特に20代でゲンサイとして海を渡る人は、もしかすれば低賃金に苦しみ、理不尽な思いをして、心が折れそうになるかもしれない。
ですから、海を渡る決意をしたその衝動を大切に、覚悟を持って、外国人として、不都合や不利益を被りながら、長期に渡ってサバイブして欲しいし、僕はそうありたいと思ってます。
来る人には1年とか2年で帰国はしないで欲しいし、納得いくまで、粘って欲しいなと思います。来た以上は。
◼︎最後に
なので、安易に、なんとなく海外に行くのは愚の骨頂で、超リスキーだってことを書きたくて、このブログを1年前に立ち上げました。
20代でゲンサイになる事は、本当にリスキーだと、身を以て感じました。
今後とも中華紀行文をよろしくお願いします!
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