中華紀行文

アイ リブ イン サンハイ チーナ。
現地採用、海外就職、危険です。現地採用ダメ、ゼッタイ。
現地採用には…なるな!

若すぎてもダメ。若年ゲンサイは待遇を捨てよ

2015-09-13 | 現地採用事情

▲ゲンサイは農民工みたいなもんですよ、前進あるのみ!


中国で現地採用をするには労働ビザを取らなくてはいけません。

正規の労働ビザ取得条件は、色々ありますが、基本的にはコレ。

大卒以上+2年以上の職歴

この二つを書面で証明できなくてはダメなんです。
となると、年齢も必然的に24歳以上になりますね。

■上記は最低条件
上記の条件は、あくまで最低条件。

そして、この労働ビザは個人では申請できず、就業先から提出してもらわないと
ダメ
なんです。

つまり、内定が必要になると。
転職先を見つけて、その会社から申請してもらうことになります。

■内定を取るには
現地採用は、つまりは中途採用になりますので、日本国内の転職よりは緩いものの、ある程度経験や経歴が必要になります。

稀に、「語学力ゼロ」「経験も浅い」人が頑張ります、雇ってくださいと来る事もあり、
意気込みは評価しますが、正直ちょっと厳しい。


中国は当然、中国人の国なので、外国人である日本人を雇う以上、違いを見せるプレーが求められます。

野球やサッカーの助っ人外国人みたいなものです。
日本人以上に活躍できない外国人選手は必要ないですよね。

■それでも海外でやりたい
わかります。同意です。
若い今だから、海外に行きたい!異国の地でプレーしてみたい。

こういう勢いのある方を採用したい企業ってのは探せばあるもので、粘り強く求職すれば、何かしらあると思います。

■ただ、待遇は諦めなければならないかも
中国に限らず、日本人のプレゼンスは刻一刻と下がっています。

そんな中、言葉も経験もイマイチ。

ましてやその国(僕の場合は中国)でのビジネス経験も無い…となると、
わりとホントに「奴隷みたいな給料」で初めはスタートするかも知れません。

もう過ぎた話なのでぶっちゃけますが、僕は「税込み8,000元保険なし」という
待遇でスタート
しました。ビザはありましたけど。

当時の僕は、留学を経て中国語が少し話せるだけ。
日本でのビジネス経験は浅く、中国でも皆無。そんな感じでした。

この提示を見たとき、「は?ふざけんな、俺は日本では●●百万円もらってた」と思いましたよ正直。

ただですね、辞めちゃった会社にはもう戻れないし、ゲンサイって後に退けないんですよね。

「海外でどうしてもやりたい、その為にここに来た」と考え直し、甘んじてその提示を受けました。

己の評価の低さに愕然とし、絶望を感じながらゲンサイとしてスタートしました。
おかーちゃんごめんよと思いましたね、当時は。

■若手でゲンサイを志す皆様へ
待遇はなんとかなります、若いから。

2年後、3年後には上がると思うし、若いんだから10元20元のローカル飯だって受け入れられるはず。

変なもん食べてもそうそう身体は壊れないはず。たぶん。

自宅だって、ボロいところに住んだり、シェアしたりすればなんとかなる。

何の為にわざわざ海外までゲンサイで行くのか、どうして?

ゲンサイになる人は「お金じゃない、経験だ、海の向こうから声が聞こえたんだ」とか、そんな志向性の人が多いはず。

だから、海外で初めて就く仕事がショボくても、それは少しの辛抱です。

ショボい仕事が嫌なら、経歴ができあがる30代まで待ちましょう。

でもそんな計画性に乏しくて、初期衝動を大切にできる人でないとゲンサイは勤まらない気もしますが。

先ずは海外で職歴を付ける事、ビザを確保する事。
この2つが大事なのかなと僕は思っています。


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