イタリア山庭園から見た外交官の家は景観的にとてもマッチした配置であった。この庭園は1880年から1886年までイタリア領事館がおかれていて、それでイタリア山と言われるようになったようだ。
幾何学的な模様で仕切られた公園はイタリアで多く見られらしい。自分はイタリアには行ったことはないが、そうなのであろうか。
横浜方面を振り返ると大きくそびえるランドマークタワーが見えた。午後の2時過ぎであったが、訪れる人も少なくのんびりと散歩できる場所である。スケッチを楽しむ人、彼女を撮影して楽しむ人など、各自思い思いに過ごせる場所であった。
今週も週末がやって来た。時間の経過は本当に速い。何気なく過ごしているこの一瞬も、充実して感動的な感情を覚えている一瞬も時間という概念では同じなのだ。歳を重ねると本当に記憶の力は落ちると思う。感動の記憶も当然含まれる。
しかし、写真という体験を閉じ込めた画像は、その中に体験という記憶の添付ファイルを残してくれる。
添付ファイルというと一般的にはこの逆を示す。物事の流れや解説を補う資料的な存在が写真などが含まれる添付ファイルだ。
でも、自分のブログは写真がキーワードだ。日記とは違うが、シャッターを押した、自分の見た風景の気持ちがこのブログであり添付ファイルである。