横浜市イギリス館のすぐそばに山手111番館がある。間に大佛次郎記念館に通じる大きな広場がある。そのすぐそばだ。
この西洋館はアメリカ人建築家J.H.モ-ガンの設計によるもので、1926年(大正15年)に当時横浜で両替商を営んでいたラフィンの居宅として現在地に建築されたものだとネットに紹介されている。約1世紀ほど前に建築されたスパニッシュな外観は当時としても相当珍しい建物であったと思う。
この玄関のような3連のアーチ形の門は天井がない。バーゴラというらしい。その一つを切り取っても絵になる光景だ。強い日差しの下、場所はスペインといってもわからないかもしれない。
ワシン坂に面した垣根にはバラが咲いていた。春バラには少し早いかと思っていたが、ちょうど良い時期であった。
今回は建物の中には入らなかったが、次回は中に入ってみようと思う。表から見ると2階建てのようであるが、裏手は傾斜地となっているので地階もあるようだ。地階といってもテラスとなっているようで、そこからバラ園が見えるようだ。
以前、港の見える丘公園でバラ園に行ったことがあるが、その時に見えていた喫茶がこの地階であったようだ。
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