写カットライフ

写真を通して人生を楽しみたい。
道具に凝るのもよし、撮影技術を磨くもよし、写真をテーマに楽しみ方を綴ったブログです。

美保神社と青石畳通り

2020年01月13日 20時59分43秒 | 小さな旅

1月7日は朝から雨でした。幸に気温は高く凍える寒さはありません。宍道湖温泉を10時ごろ出発し美保神社に向かいました。

美保神社は6日から8日までえびす祭りの最中でした。神社前の駐車場が狭いので心配しましたがちょうど出る車があってすぐに停める事ができました。後で臨時駐車場があることを知りました。1月5日までの時期は米子空港から境港駅経由でえびすライナーというバスが運行されているようです。美保神社の先に美保関灯台がありますが、そこの駐車場からも無料シャトルバスが運行されるようです。天気の良い正月はここに停めると神社と灯台の両方を楽しめます。

美保神社はえびす神としての商売繁盛や漁業、海運の神、田の虫除けの神として信仰を集めているようです。

面白いおみくじがありました。「一年安鯛みくじ」です。磁石釣り針のついた吊り竿で箱の中の鯛を吊り上げます。おみくじは体の中に入れてあります。自分は黒鯛、妻は赤鯛を吊り上げました。この他に金色の鯛もあります。そして、おみくじの中に本当のくじも入っており、妻はなんと交通安全お守り(正月限定盤)を当てました。

美保神社のそばに青石畳通りという短く小さな裏通りがあります。そこの路は海底から切り出した石を敷いて造った路で、濡れると青く光るので青石畳通りと言われています。

今まで何度か訪れた時は天気の良い日で、普通の石畳にしか見えませんでした。しかし、この日は雨で絶好のシチュエーションです。雨が降る中、濡れた石畳は本当に青いのか。

足を踏み入れてみると確かに青さを感じます。空の青ではなく、緑がかった青、蒼いといった表現が良いかも知れません。

通り自体は短いのですが風情のある路です。人通りも少なく歩いているだけで確実に昭和の時代にタイムスリップできます。

6日から出かけた出雲大社、宍道湖温泉の旅はここ美保神社で終わりです。自宅に帰るまで1時間もかかりませんでした。

派手なものはありませんが、来るたびに何らかの発見はありそうです。今年は時折訪ねて小さな旅を満喫したいと思いました。

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宍道湖に沈む夕陽

2020年01月10日 18時48分35秒 | 小さな旅

稲佐の浜から宍道湖温泉へは1時間もかからず宍道湖温泉の宿には4時前に到着しました。

宿は宍道湖の北側にあり、今の時期に宍道湖に沈む夕陽をみるにはちょうど良い場所です。宿も4階で宍道湖全体を眺めることができる露天風呂付きベランダがありました。

今日はずっと雲が厚い空で夕陽を拝む事はできないだろうと思っていました。

今日の日の入りは5時7分でした。4時半過ぎからベランダに出て夕陽を探すと、なんと水辺線と空の間に雲のないところがありそこで夕陽が拝めそうです。

そして、雲の薄いところに太陽が来るとおぼろ月夜ならぬ、おぼろ太陽(?)が見えてきました。薄い雲がフィルターの役割をし、幻想的な夕景となりました。

夕陽の落ちる時間はとても早く感じます。雲が切れるところに出てくると黄金色の太陽が顔を出しました。

あっという間に水辺線の中に陽は沈みました。空では水鳥の群れが羽ばたきます。

反対側を見やると夕陽に照らされた松江市内が見えます。そして、その背景に伯耆大山がどっしりと見えました。

泊まった宿は「なにわ一水」という旅館でした。とてもサービスが細やかで小さなところにも気配りを感じられる居心地の良い旅館でした。また泊まりに来たいと思いました。

晴れた朝には大山の南側(右側)に朝陽が拝めると思います。残念ながら次の朝は雨となっていました。

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神々が降りし浜 稲佐の浜

2020年01月09日 18時54分16秒 | 小さな旅

出雲大社の参拝を終え、西の海へ行くと稲佐の浜です。

10月の神在月に出雲に集まる神々が最初に足を踏み入れる場所が稲佐の浜です。

浜にある大きな岩は弁天島と言われています。昔は海の中にあったようですが、長年の砂の堆積で今では陸続きとなっています。

この日は山陰らしい曇り空でした。時間は2時半過ぎ。

うっすらと雲が明るくなっているあたりに太陽があるのでしょうか。

今の時期はあの山並みに陽が落ちるのでしょうか。

3時ごろまで砂浜を歩き海を眺めて過ごしました。穏やかな日本海です。

そろそろ今日の宿、穴道湖温泉に向かいます。

 

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出雲大社に初詣

2020年01月08日 18時50分07秒 | 小さな旅

 世の中では仕事始めにあたる6日、出雲大社に初詣に出かけました。5日までは混んでいるだろうと思い休み明けとしたのですが大正解でした。

自宅を10時過ぎに出発し、11時過ぎに到着しました。昨年の半分の時間で到着できました。

先に昼食を食べてから参拝したのですが、拝殿前もこのように落ち着いています。

参拝ではじっくりと時間をかけて今年の願い事を祈ってきました。

本殿は中には入れませんがここでも落ち着いたお参りができました。 

今年は大きなしめ縄を拝みに神楽殿にも行ってみました。拝殿のしめ縄も大きのですが、神楽殿のしめ縄を見たら数倍の大きさで、その迫力に圧倒されます。 

今年の出雲大社初詣の旅は穴道湖温泉で一泊するちょっと贅沢な旅です。7日の天気が雨と出ていたので先に出雲大社に行くことにしました。

余談ですが、おみくじを引いたところなんと妻と同じ第十番で内容が全く同じでした。このような事は初めてです。良いことがあるのでしょうか。

時間はたっぷりあります。この後は稲佐の浜に行ってみます。

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日御碕灯台

2016年07月28日 18時46分32秒 | 小さな旅

 出雲大社参拝ドライブの最後は日御碕灯台に寄ってみた。快晴の夏空で気温は32度を超えていた。

灯台下の岸壁は切り立った岩が続く。海面を見下ろすことができるほど岩の端の方へ行けるが転落の危険があるので注意したほうが良い。

島根半島の西側に位置する日御碕は夕日が望める絶景の場所である。日本海に沈む夕日を見ると神の国出雲の神秘性を味わうことができるかもしれない。

 

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日御碕神社に立ち寄る

2016年07月25日 18時38分39秒 | 小さな旅

稲佐の浜から日御碕灯台に向かう途中、日御碕神社に寄ってみた。灯台に続く海外線を走る折れ曲がった山道から緑の森のなかに神社が見え寄ってみたくなった。
参拝してみると朱色の拝殿は荘厳であった。 
この拝殿は日沈宮で天照大御神(アマテラソオオミノカミ)が祀られている。 

 日沈宮の右上にも拝殿があった。これは神の宮で素盞嶋尊(スサノオノミコト)が祀られていた。

神の宮から見た日沈宮。神の国出雲の神社はどれも立派なものだ。

神の宮に続く階段。楼門右手から続いている。 

 出雲大社に車で来られた方は是非足を伸ばしてみてほしい。稲瀬の浜もそうだが日が沈む夕日には神々が宿る尊さがあったのだろう。

 

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稲佐の浜

2016年07月24日 18時42分36秒 | 小さな旅

出雲大社の参拝の後は日御碕方面に足を伸ばすことにした。
出雲大社を出て西に向かうとすぐに海岸線とぶつかる。そこにあるのが稲佐の浜だ。

この稲佐の浜は大国主大神と武甕槌神が国譲りの交渉をした場所で有名だ。南に広がる砂浜がその時の綱であったようだ。
またこの浜は、旧暦10月の神在月に、全国の八百万の神々をお迎えする浜でもある。

写真にある島は弁天島という。昔は稲佐湾の沖に位置していたようだが、砂浜が広がり今では歩いて渡ることができる。 

この日は暑い夏日であったが、海水浴場にもなっているので海のレジャーを楽しんでいる人達もかなり居た。
神々が訪れるこの海で泳ぐということは相当なパワーを頂けるのではないだろうか。 

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出雲大社へドライブ

2016年07月23日 18時09分40秒 | 小さな旅

18日。出雲大社に出かけてきた。山陰に戻ってもうすぐ2ヶ月となるが、出雲大社にはまだ参拝していなかった。梅雨の間は天気にも恵まれなかったこともある。
米子から出雲へは山陰自動車道がある。対面通行の区間は多いが、それでも高速道路なので出雲大社には1時間ほどで行くことができる。
この自動車道にはパーキングが1箇所だけある。宍道湖SAだ。眼下に遠くに宍道湖を望める眺望の良い所だ。 

出雲大社へは2010年の8月に参拝していたので6年ぶりということになる。
平成の大遷宮が今年の3月で終わり大国主大神様は無事に新しくなった本殿に遷られたとのこと。
2010年の頃は本殿が大改装中であったことを思い出した。
神門通りから大鳥居を抜けて参道に入っていく。

 ゆるやかに続く下りの参道。本殿はこの石畳の先の松の参道を超えたところにある。

修復の終えた本殿は夏の青空を背景に悠然とした美しい姿の拝殿の奥にある。

いつ見ても太くどっしりとしたしめ縄だ。下から仰ぎ見るとかなりの大きさで迫力がある。

拝殿の後ろに見える山は亀山と八雲山。 なだらかな山だ。

拝殿の裏にある八足門。この奥に御本殿がある。 

東回廊から奥に向かう。御本殿を取り囲む塀。 

やっと御本殿の屋根を望むことが出来た。 

 

御本殿に向かい手を合わせるうさぎ達。
現在、このようなうさぎが境内には31羽置かれているようだ。 古事記に書かれているいなばの白兎の話が有名だ。

だいぶ前の話になるが、正月に帰省していた頃は毎回初詣に来ていた。高速道路もなく2時間以上もかかる道のりであったが、出雲大社に参拝することがその年のはじめの行事であった。
来年からはその習慣が再び始まることだろう。 

 

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美保の関神社

2016年07月16日 19時22分18秒 | 小さな旅

美保の関灯台からの帰りに寄ってみた。神社に参拝することは初めてであった。敷地はさほど広くはないが歴史を感じる造りであった。

本殿は周りを山に囲まれている。以外に大きいのでびっくりした。

本殿の後ろに大きな屋根が見えさらに驚く。 

大社造の二殿の間を「装束の間」でつないだ特殊な形式のようでそれぞれの屋根があった。美保造または比翼大社造とよばれているとのこと。 

神門から見た本殿。ネットで調べて初めて知ったのだが、ここ美保の関神社はえびす様の総本宮であるとのこと。8月7日にはえびす祭が催されるようだ。

美保の関神社のそばにある青石畳通り。青石を敷き詰めた風情のある通りだ。近くに宿泊所もあったので夜は賑わうのだろうか。 

採れたてのイカを焼く露店。食べてみたかった。 

大きな観光地ではないが地元の暮らしを感じたいという観光客にはちょうど良い場所ではないだろうか。

 

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横浜山手新緑散歩 9 ブラフ18番館

2013年05月11日 18時40分41秒 | 小さな旅

ブラフ18番館はイタリア山庭園の中にある。外交官の家のすぐ側である。こちらも山手45番地に建てられたものをここに移築されてきたようだ。
関東大震災後に建てられた建築物で、外壁は防災を考慮したモルタル吹付仕上げとなっているようだ。

窓の下にはバラが飾られ、この光景が白い壁と緑の窓枠にぴったり合っている。

中の照明も大正から昭和初期の時代を表すノスタルジーを感じさせる光源だ。

大きな木の下にベンチが置かれていた。これで今日の山手西洋館巡りは最後だ。ベンチにしばらく座り、今日の撮影を振り返りながら改めてこの建物を見る。もうすぐ一世紀を迎えようとしている建物を見て、全く古さを感じない姿に、設計者の住というテーマの不変な捉え方を感じた。

今回は館の中にはほとんど入らなかった。山手という土地にどれほどマッチしているかということに興味があったからだ。移築されたりして、本来に姿ではない館もあったが、その解説を聞かないと全く分からなかっただろう。
建築の深さを知らないので室内を見てコメントを述べるには恥ずかしい次第だが、次回はそこに踏み込んで、そこで暮らした人々の生活の空気を感じてみたいと思った。

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