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野田市中戸 せとピアノ教室の講師ブログ

千葉県野田市中戸(旧・関宿町)にある、アットホームな個人ピアノ教室 講師のブログです。

楽譜を読む力『よく気がついたね!』

2017年02月02日 | レッスン室の風景
こんにちは。
千葉県野田市の「せとピアノ教室」
講師の瀬戸喜美子です♪
ご訪問ありがとうございます♪


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発表会で弾くソロ曲。

ほとんどの生徒さんはひととおり弾けるようになり、さらに曲想をつけ始めている生徒さんもいます。

難易度の高い曲を選んだ生徒さんたちはまだ最後まで弾けていませんが、コツコツ頑張ってくれて少しずつ弾けるところを増やしています。

さてそんな中、Sちゃんのレッスンでのこと。

Sちゃんのソロ曲は、平吉毅州作曲『踏まれた猫の逆襲』です。

『ねこ踏んじゃった♪』をベースにしたとても楽しい曲です。

下は2ページめの1段めです。


終わりのところに[D.S.]という記号があります。

これは[ダルセーニョ]と読み、“セーニョ記号に戻る”という意味です。

似ている記号に[D.C.]がありますが、こちらは[ダ・カーポ]と読み、“曲のはじめに戻る”という意味です。

Sちゃん[D.C.]とまちがえて曲のはじめに戻ろうとしたので、下の楽譜のセーニョ記号を指差して「ココに戻ってね」と指示しました。
赤マルで囲んだ記号がセーニョ記号です。


曲の途中に戻るなら[D.S.]なのはわかるけれど、こんな曲のはじめに戻るなら、[D.C.]でもよいのではないか、と思ってしまいます。

どうして[D.C.]ではなく[D.S.]なのか。

それは、曲の冒頭、アウフタクトで始まった〈ソラ〉(緑色で囲んだところ)の拍分を曲の途中に入れてしまうと、そこだけ拍子が変わってしまうから、戻る時にはそこは省くのですね。


そして、省かなければならない冒頭の〈ソラ〉は、実はこんなところにちゃんとあるんです。(緑色で囲んだところ)



このこと、Sちゃんは私の説明を聞くまでもなく、自分から気がつきました

素晴らしいことです!!

そうとわかったら、この小節の〈ドレミファソラ〉の〈ソラ〉は、特別な意味を持って弾かなくてはね。


生徒さんの成長が見られるこんな瞬間、私はいつもワクワクします


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