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当教室のメイン教本は、
バスティン
です。
バスティンメソードは
ピアノ
パフォーマンス
テクニック
セオリー
の4冊のセットになっていますが、当教室では、パフォーマンスにあたるものはギロックを、テクニックにあたるものはバーナムやハノンを使っているので、バスティンはピアノとセオリーの2冊セットにしています。
ピアノの教本に出てくる【音楽の勉強】を補足して学べるのがセオリー
小3のMちゃんはレベル3
お家でやってくれたセオリーの中で
平行調
について詳しく教えてもらいたいと、セオリーの補講レッスンを申し込んでくださり、先日実施しました。
平行調の“平行”ってどういうこと?から始まり、メジャーとマイナーのこと、調号のことを確認。
1つの調号の音楽にはメジャーとマイナーの2つの調があること。
このメジャーとマイナーの関係を平行調ということ。
たとえば。
調号のない調はCメジャーとAマイナーの2つ。CメジャーとAマイナーは平行調の関係。
Cメジャーの平行調は?ーAマイナーです
Aマイナーの平行調は?ーCメジャーです
シャープ#️⃣1つの調はGメジャーとEマイナー。GメジャーとEマイナーは平行調の関係。
Gメジャーの平行調は?ーEマイナーです
Eマイナーの平行調は?ーGメジャーです
24調全てを上記のようにノートに書き、確認していきました。
Mちゃん、理解できたようでした。
最近ウォーミングアップレッスン(レッスンが始まる前の8分間)でカデンツに取り組んでいるのですが、私は平行調の関係で進むようにプリントを作りました。
CメジャーとAマイナー(調号なし)
GメジャーとEマイナー(シャープ1つ)
FメジャーとDマイナー(フラット1つ)
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これとも繋がったようです。
実際ピアノも弾いてみて、理解が深まったようです。
Mちゃんには次回の通常レッスンから、スケール(音階)を取り入れることにしました。
楽器を習得する上で、音楽の勉強はとても大切ですが、なかなかピアノを弾くレッスンとは別にレッスンを受けようと考えてくださる方は少ないです。
Mちゃんのお母さまは、この音楽の勉強も大事に考えてくださり、以前にもセオリーの補講レッスンをお申し込みくださいました。
私としてはとてもありがたいことです。
平行調については、今後のレッスンでも触れていき、確実に身につけてもらいます!
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