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環境問題と教育社会

2006-11-30 09:36:43 | 講演会・コンサート
友達の「しゅうべい」さんから、ワークショップのお誘いがありました。


「環境問題」を切り口にそのことが自分にとってどのような意味を持つのかを見つめ、これからの時代を楽しく納得して生きてゆくために何が必要なのかを各々が深めていきます。

未来を自分らしく生きること、人間関係・子供たちのいじめ問題を考えている方には最適のワークショップです。

以下、しゅうべいさんのメールです。

いま、なぜ環境問題なのか?

それが人間の成長や自立にどんなふうに関係するのか?
または、子育てや教育にとってどのような意味があるのか?
今回の私どもの企画に疑問を持たれた方がおられるかもしれません。
少し、説明をさせてください。

たとえば食糧事情を考えてみたときに、日本の穀物の自給率が10%以下なのはご存
知ですね。
つまり、そのほとんどが輸入に頼っています。
でも、なぜか生ゴミの排出量はダントツで世界一!。
世界中にゴミを焼却する施設は8600カ所あるそうですが、そのうちのじつに67
00カ所!が日本にあります。
つまり、わざわざ輸入してまで食糧を捨てている実態があるわけです。

ちょっと想像してみて下さい。

自宅の冷蔵庫に牛乳が1本残っています。でも、ついさっき新しい牛乳を買ってきて
冷蔵庫に入れました。
はい、ではあなたたはどちらの牛乳から先に飲みますか?

この問いに対して、おそらく多くの人は古い牛乳のほうから先に手をつけるのではな
いでしょうか?
それは、新しい方を先に飲んでしまったら、古い牛乳の消費期限が過ぎて先に悪くな
ってしまい無駄に捨てることになるからです。
では、コンビニに買い物に行ったとき、新しい日付と前日の日付の二つの商品が並ん
でいたら、あなたはどちらの商品を買いますか?おにぎりや弁当も新しい時間に作ら
れたほうと古い商品のどちらを選びたくなりますか?
これは妙なことです。
家庭でもお店でも、残ってしまったら無駄になることに違いはありませんよね。でも
、なんとなく自分にとって得なように思えて新しいほうを買ってしまう。
それが賢い消費者だと思えてしまう。

その結果、大量の生ゴミが排出されます。しかしそれだけでなく、販売店としても無
駄になる分を見越した価格を設定することになります。
つまり、廃棄される損失分を含めての価格をつけることになり、消費者は高い値段で
買わされる状況を作り出すわけです。
これはおにぎりや弁当など賞味期限の短い商品ほど顕著です。
このように、「自分さえよければ」と思う行為は、じつは廻り巡って自分に戻ってく
る。でも、目の前の狭い了見でしか事が観えていないがために、自分には全体の流れ
が見えない。
また、海や河を汚している元凶は、じつは私たち自身が垂れ流している生活雑排水で
すが、それによって汚染された魚貝類を食べて病気になるのもまた私たち自身なので
す。

これは、特に環境問題に限ったことではなく、経済や社会のいたるところで起こって
いる部分と全体の構図でもあります。

クラスの中でのイジメにしても、自分がターゲットにされないようにとイジメる側に
加担したりしますが、その行為こそがイジメがなくならない理由でもありますし、い
つ自分が狙われるのだろうといった不安を作り出している原因なのです。

このように、自分と他者の関係式や目の前の問題と全体で起こっている起こっている
問題は、じつは密接に繋がっているという現実を学ぶにために「環境問題」は格好の
素材ですし、解りやすいテーマなのです。

自分の行為がいずれは自分に戻ってくること、また自分の中にある何がそういう行動
を起こさせるのか?という「自分の心の中にある要因や傾向」を実感的に理解するこ
と。
そんな狙いもあって、今回の企画となりました。

ぜひ、参加してみてください。

そこにはきっと。人間関係や社会問題に通じる何かがあるはずです。



日本トランスパーソナル学会東北支部主催
平成18年度第1回研修会
『 21世紀は心の時代 』~明るい未来を創造するために

日 時 平成18年 12月17日(日)13時~16時30分 
会 場 仙台市市民活動サポートセンター セミナーホール
〒980-0811 仙台市青葉区一番町四丁目1-3 
TEL 022-212-3010

参加費  学会員2000円  一般2800円

以下のサイトもご覧になってください。
(案内用のチラシです)
http://www.39-e.net/torapa/


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2 コメント

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訂正 (しゅうべえ)
2006-11-30 16:12:10

すみません。
情報提供者のしゅうべえです。

ちょっとミスがありましたので、訂正しますね。
穀物の自給率は10%以下ではなく、30%以下が正解でした。
ちなみに10%以下なのは、エネルギーの自給率です。

じつは今日の午後から、経済産業省の委託事業としての「エネルギー使用合理化シンポジウム」に参加しています。
京都の議定書に日本が提出した数値がほとんど達成できていないばかりか、逆にCO2排出が増加している実態を踏まえ、いかにエネルギーを節約するかの説明会のようなものですが、内容は僕が書いている主旨とは意味が異なり、日本経済にとっていかにエネルギーを確保するかがテーマのようです。

それなりに必死なんだろうけど、言わば「自分たちを守るための環境問題」なんだろうなと思い、なんというかとても情けない気持ちになりました。

まあ、議定書の採決に対して知らんぷりこいてるどこかのバカな国よりはマシなのかな・・・・
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自給率 (ももな)
2006-12-01 10:32:02
穀物って書いてあったので、そのまま、アップしました。食料ですと、廃棄されているのも含めてまだ、40%弱は、あるのですかね。(?_?)

エネルギー確保ですか
確かに、石油がないと困りますけど、その前に、考えないといけないこといっぱいありますよね。

でも、国がやることなんて、自分達だけよければそれでいいんですよ。
自然のことなんて、考えちゃいないいでしょ。
国民がってより、自分達ですよ。


それでなきゃ、あんな税金の使い方しないでしょ。
いやー、また、愚痴ってしまった。^_^;


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