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被災現地では

2011-04-01 16:13:33 | 大災害から
NPO国境なきボランティアのチーム山形で

「癒しタイ」というメンバーに参加し

石巻の万石浦という湾になっているところに行ってきました


実は、3月11日に次女が大会で石巻に行ってて

生死の中をさ迷うって帰ってきたため

「石巻ボランティア」に飛びついたのですが

その話は、また改めてしますね


ももなが、今回行った所は、1200人あまりの方がいるところでした

それも、前日にどこに行くか解って、人選をされ

そこの状況とかが、全くわからないのが、毎回の事で

物資は、何でも持っていっていいけど、足りていたらお持ち帰りということでした


中型バスで、素人15人NPOの方4人運転手1人で朝5時集合で出かけました

昨日、高速が全面開通したのですが、寝ているといきなり

バスごとジャンプするので、ビックリします

道路の陥没かと思っていたら、前方を見ていると、道路に波がうっているがのが解ります

結構スピードが出ているので、思いっきりジャンプするのです

ホント、ギックリ腰でなくてよかったと思いました



その日の予定は、お昼に1200食分のラーメンの炊き出しと

お茶やホットミルクで、お年寄りや子供の心のケアでした


ところが、感染症が流行りだしているとの事で

食べ物は、一切禁止されてしまい

ずーっと、話を聞いたり、遊んだりとしてきたのですが





ももなが、思うにどうして炊き出ししてあげないの?

栄養が行き届いてないから、免疫力が低下するんでしょ

って、思うわけ


話を聞いていると、朝、おにぎり2個渡されて、それが、お昼の分もなの

夜は、「あったかいものをいただけるから、ありがたいけど」って

周りをみると、パン・おかし・みかんなどはあるけど、

ちゃんとした食事は、食べられていないようだし

学校の教室に15人くらいづつ入ってて、段ボールの上に毛布を2枚敷いてある上に座っていた

子供たちのロッカーには、お菓子などはあるけど、着替えらしいものは一切ない状態

あるもの、もらったものを着ていると

パンツは、10日もはいてるし、一度支給されたけど、今度はいつか解らないと




今週から自衛隊によるお風呂が来てるけど、1時間待ちで、お年寄りには

待つのもつらいとのこと


電気はやっと通ったけど、水道はまだ、1教室にストーブ1台

昼は、消している。



それでも、そこは、物資が来ているからと言われ

物資だけ違うところに持っていくことになった

そこは、電気も何もなく、物資も食事もまだまだ届いてないところ

でも、近くなんだそうだ


そんなところが山ほどあるのが、現実だ




そして、お茶もお菓子もない中

どうにかして、話をするきっかけを作ろうと

初めは、戸惑いながらも、ドアをノックし住居に入ることができた

若い人は、うちの片付けなどでいない子供とお年寄りが主だ

みんな明るく迎えてくれた。ももなは、体調を聞きながら

身体のケアをしていったが、若い子たちは、「ご家族は?」とか

「家は?」とか聞いて「失敗してしまった」と思ったらしい


でも、本当は、言いたいけど、言えなくていたんだから、

それを聞いてあげれただけで、良かったんだと思う



ももなは「がんばらなくていいからね。無理しないでね」と言うと

泣き出された方が、多々いた

「みんな、がんばれってしかいわない。これ以上なにがんばればいいな」

「夜、静かになると、いろんな事考えて寝れないの。ほとんど眠れないの。」

「安定剤・睡眠薬のんでも、ねむれないの」と子供を3人抱えてるお母さんが声を上げて泣いた


泣きたいけど、周りみんながそうだから、泣けずにいたようだ

がまんして、がまんして、がまんして、限界ギリギリなんだよ



何にも出来ないけど、話を聞いてあげることしかできないけど

この現実に、目をそらさないでください