いつどこで買ったのかまったく覚えていないんですが、この「1000語レベル英会話」あらためて読んでみますとなかなか良いです。

中学生の息子に暇なとき見てもらおうと預けていたのですが、先日不要な本の山積みの中に紛れ込んでいました
結局この本は僕が活用する運命だったのです。
1989年初版、2000年に重版発行という古い学習書です。買ったのか貰ったのかも覚えていないのはどういうことなのか(笑)。
さて、筆者の「はしがき」から読み始めてみることにしました。
妙にググッと引き込まれます。
共著のスエラ・ランドリガンさんの英文の一節を紹介します。
When my children were three or four, they only knew 200 to 300 words.
Yet they could understand almost everything said to them, and were able to communicate their needs to me.
さらに日本のビジネスマンは語彙力が豊富なのに、流暢さや自然さに欠けていることが印象的だと書いてありました。
これは確かに痛い指摘です。高等教育まで受けた多くの日本人は中学から高校まで英語を習い、大学入試レベルの単語力や文法力があるのに英語をまともに話せません。しかし、小学校入学前のネイティブの子供はたったの200~300語の語彙力でコミュニケーションを成立させることができるのです。
これは当り前といってしまえばそうなのかもしれませんが、よく考えてみれば英会話には実のところ何が本当に必要なのかを指摘してくれている一節ではないでしょうか。
語彙力はあるので英字新聞はなんとか理解できる、しかし会話ができないのが辛いと感じている人は多いですよね。
大学受験やTOEIC、英検などの勉強はやむを得ないとして、英会話を楽しむことを目的にするなら、ここは一度「勉強すること」からはなれて難しい単語や文法学習ではなく、すでに知っている単語力に磨きをかけるような学習に切り替えてみるのも良いかもしれません。
それは具体的には、基本動詞の使い方マスターすることがポイントのような気がします。なにしろ日本語と英語では表現方法に大きな違いがあり、なかなか慣れません。
そのためにも、小学生くらいのネイティブが読む本をたくさん読む「多読」はやはり効果が大きいと思います。
それも音読をたくさんこなして体に覚えこませてしまうのが良いのかもしれません。
英字新聞は疲れますが、こうした易しい読書は楽しいですしね

中学生の息子に暇なとき見てもらおうと預けていたのですが、先日不要な本の山積みの中に紛れ込んでいました

結局この本は僕が活用する運命だったのです。
1989年初版、2000年に重版発行という古い学習書です。買ったのか貰ったのかも覚えていないのはどういうことなのか(笑)。
さて、筆者の「はしがき」から読み始めてみることにしました。
妙にググッと引き込まれます。
共著のスエラ・ランドリガンさんの英文の一節を紹介します。
When my children were three or four, they only knew 200 to 300 words.
Yet they could understand almost everything said to them, and were able to communicate their needs to me.
さらに日本のビジネスマンは語彙力が豊富なのに、流暢さや自然さに欠けていることが印象的だと書いてありました。
これは確かに痛い指摘です。高等教育まで受けた多くの日本人は中学から高校まで英語を習い、大学入試レベルの単語力や文法力があるのに英語をまともに話せません。しかし、小学校入学前のネイティブの子供はたったの200~300語の語彙力でコミュニケーションを成立させることができるのです。
これは当り前といってしまえばそうなのかもしれませんが、よく考えてみれば英会話には実のところ何が本当に必要なのかを指摘してくれている一節ではないでしょうか。
語彙力はあるので英字新聞はなんとか理解できる、しかし会話ができないのが辛いと感じている人は多いですよね。
大学受験やTOEIC、英検などの勉強はやむを得ないとして、英会話を楽しむことを目的にするなら、ここは一度「勉強すること」からはなれて難しい単語や文法学習ではなく、すでに知っている単語力に磨きをかけるような学習に切り替えてみるのも良いかもしれません。
それは具体的には、基本動詞の使い方マスターすることがポイントのような気がします。なにしろ日本語と英語では表現方法に大きな違いがあり、なかなか慣れません。
そのためにも、小学生くらいのネイティブが読む本をたくさん読む「多読」はやはり効果が大きいと思います。
それも音読をたくさんこなして体に覚えこませてしまうのが良いのかもしれません。
英字新聞は疲れますが、こうした易しい読書は楽しいですしね
