12月も中盤ですね。
早いです。
一年で一番忙しない月がまたやってきてしまいました。今年もまたバタバタと年末まで過ごしてしまいそうです
さて、前回の続きで
具体的目標について。
やる気に満ちているときはどんなことであれ上手くいく時期ってありますよね。
ところが目標がぼやけてきたり、いったんモチベーションが下がるとやる気が落ちて、負のスパイラルに陥るという経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
なのでマメに目標の見直しをしていないと、いつか必ずモチベーションが低下して give upしてしまうのは簡単ですね。
英語学習は、目標到達地点まで時間がかかります。
長い道のりなので途中で嫌にならないために、
計画と実行中の目標の見直しが常に必要となってきます。
険しい山を登ることや航海に出る前に計画を立てるように、具体的な目標(ねらい)を定めてから出発したいですね。
前回書いた図を再び見てみますと。
英語がペラペラになりたい(強い憧れ)
↓
何ができるようになりたいか(具体的目標)
↓
限定目標(いつまでに何を達成したいか)
↓
日々の目標(毎日すべきこと)
最上段スタート地点で、実行に移す人ってけっこう多いと思います。
僕も初めの頃はそうでした。
それで無計画にスタートして挫折を繰り返していました。
二段目からの
具体的目標設定、以下のステップが計画的に実行できれば、学習を続けられると今は確信できるようになりました。
では、具体的目標を設定してみましょう。
まずは「英語がペラペラに話せるようになりたい」という曖昧な目標を具体化する作業がまず必要。
ペラペラに話せるようになるにはスピーキング力を鍛えれば良いわけですが、英語はスピーキング力の他に、リスニング、リーディング、ライティングという四つの能力を総合的に仕上げていかなければ伸びないと言われています。
なので、どの能力に力を入れたら良いかを自分で判断して効率良く学習しなければなりませんね。
このような能力を判断する材料としては、TOEICや英検、GTECなど色々ありますが、そうした試験を活用することが役立ちますし、具体的な目標として設定しやすいというメリットがあります。
初学者であれば、まずは英検3級を目標にスタートすることなどで基礎力も付きますしね。
TOEICなら600点以上とか800点以上などスコアを取ることが具体的な目標になりますよね。
やみくもに学習するよりこうした試験を利用する方がターゲットが見えやすくなるわけです。
次にいつまでに達成するかという期限を設けます。
これもとても重要ですよね。
限定目標という、小さなゴールを設定することでターゲットが絞られるわけです。
試験が目標になれば、おのずと試験日が設定されているので期限が決まります。
また、英検であれば、3級→隼2級→2級→隼1級→1級のように徐々に目標が上がってゆくので、それぞれの級に合格するという限定目標が定まります。
そして最下段の「日々の目標」ですが、これを設定するのは難しくありません。
たとえば試験の一週間前までにテキストを三回は目を通したいとなれば一日に何ページ進ませれば良いかわかります。
試験対策の学習がそのまま日々の学習に落とし込めるのである意味楽です。
「日々の目標」は、最も近いゴールでもあるので、毎日毎日小さなゴールを繰り返しているようなもの。
達成可能な小さなゴールを繰り返して、最終的に大きなゴールに到達することって、遠いところへ旅をする「旅人」に似ていますね。
今日はどこまで行けるかな?明日は?
そんな風に英語学習も長い旅を楽しむような気持ちで歩き続けたいと思います
いつも読んで頂きありがとうございます