セルフマネジメントの技法

仕事を進める上で必要なリソースを管理する技法についてまとめていきます。いわゆるLife Hacks/GTD

ノートPCを持ち歩かない

2008年04月02日 | デジタル
■ノートPCを持ち歩いて仕事をするのは、全財産の入った通帳と印鑑を持ち歩くようなもの

一部のビジネス系の雑誌では、ノートPCを持ち歩いて仕事することを推奨するような記事が載ることがある。これに私は同意できない。
私はアナクロニズムや教条主義、自然回帰主義から、デジタル仕事術を否定する立場の人間とは違う。自他ともに認める「デジタル人間(笑)」「モバイラー(笑)」である。

今は知っている人も少ないかもしれない「チャンドラ」や「ウルトラマンPC」というモバイルPCの黎明期を飾る名機を私も持っていた。いつも持ち歩いて使っていた。
しかし、今は日常的にノートPCを持ち歩くことは一切止めた。やむを得ない場合を除いて。

私は交通事故に遭ったことがある。飲んで鞄を店に忘れたことがある。食事をしていて鞄を机から落としたことがある。一度や二度ではない。
しかし、幸いなことに、偶然にも、これらの「事件」の際に、ノートPCは持っていなかった。もし、この時、ノートPCを持ち歩いていたら、確実にノートPCは壊れてしまっていただろう。そして、仕掛りの仕事のデータが入ったPCが壊れてしまったら……薄ら寒い心地がする。本当に、たまたまのことだったからである。

しかも、最近、PCが扱っているデータは、貯金、株、写真、映像……生活の多岐に渡っている。もう、いざというときのことを想像すると、怖くて、持ち歩くことはできない。


■セーフティ・ファーストの仕事環境を作る

今、考えるべきは、ノートPCを持ち歩かなくても仕事ができる環境、万が一のことがあっても仕事に支障をきたさない環境の構築だろう。
しばらく、自分自身の現状整理を兼ねて、私の事例を紹介したいと思う。


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