28年ぶりの神宮球場

いやあ。田園て、いい曲ですねえー
というのを実感した神宮花火大会。

神宮球場をいっぱいに埋め尽くした3万人のお客さん。
浴衣でお洒落したカップルや、グループ連れ、割と若い人たちが多い感じ。
「玉置ファン」ではないよね、明らかに…

まあ、でも花火がメインとはいえ、わざわざお金払って見に来るんだから
玉置さんに関心がない事はないんだろうけど、
もしかして、お目当ては、今、時の人、アナ雪のMay　Jさん？？

会場は、コンサート…というよりは、やっぱり花火大会とか、野球観戦の雰囲気で
必ずしもみんなが舞台に集中する感じではないこの空気の中で
玉置さんのステージに対して皆、どんな反応なんだろう…と、かなりドキドキ。

May　Jさんの時はやっぱり盛り上がってましたしね。
彼女の歌も、初めて生で聴きましたが、なかなか良かったですね。
そうそう！その前のシシドカフカさん！！堂本兄弟とかでお姿は拝見してましたが。
ドラマーなのかと思ってたら、歌も歌うんですねー！！
素敵な歌声で、パワフルにドラムを叩く姿もかっこよくて！
…そして、きれいな方ですねー。ほんっとに。

そうそう。で、他の方のステージとか、何かのセレモニーとか、
スペシャルゲストの鈴木福くんとか出て来てそのあと、花火前のトリとして、玉置さん、登場！！

司会「みなさん、お待ちかねの玉置浩二さんですー！！！」
　　　…よかった、そういう扱いなのね

流れて来るイントロは…「カリント工場の煙突の上に」
おおおー！！！！♪大好き♪
だけど、一般の方たち、これ、知らないよね…
しかも、ちょっと…調子悪い？

まあ、でもそうは言っても玉置さんの歌声はやっぱり流石で
お客さん達も、わかんないなりに、引き込まれて聴いている雰囲気。（ホッ…）
そして「いつの日も」「それ以外に何がある」
個人的には、大好きな曲で、テンション上がりますが
…でも、これも皆わかんないよね、きっと。
せめて、「サーチライト」やれば分かる人多かっただろうになあ…

でも、お客さん達、ちゃんと引き込まれてる！
…その間は殆どビール売れてないみたいだったし…
カリント工場の時もそうだったけど、要所要所で「わあー！」みたいな歓声とか
拍手が起こったりしてました
　　　　　　　　　　　　　　　　　　…良かった

そして、次に田園がかかると、会場の雰囲気が一気にわああ！！！と盛り上がります。
ちょっとびっくりするくらい。
普段のライブでも、田園は盛り上がるけど、その時の比じゃないくらい、一気に会場のテンションが上がりました。

…そうかあ。一般の人たちにとっては、やっぱり玉置浩二＝田園、なんですよね。
そして、今日の人たち、
「玉置浩二って凄いらしいからちょっと興味あるんだけど、曲は田園しか知らないなあ」
って人たちが多分大多数。

そういう人たちも一緒に盛り上がれる、皆が知ってる曲があるって、やっぱりいいなあ♪
「また田園かー」なんてもう言いません。田園さいこー♪

玉置さんが急遽誘ったらしい、同じ出演者の「リトルグリーモンスター」
って女の子たちのグループをコーラスに迎えてるのもいい感じで。
皆すごく歌のうまい子たちで、急遽決まったらしいのに、
堂々とフェイクで絡んだりしてきてて面白かった！
玉置さんも楽しそうでした。
「崩し過ぎ」って言われたのを少しは気にしたのか？歌い方も殆ど崩してなかったし

そして、玉置さんのMC。
陽水さんとの、あのスターダストランデブーから、28年。
玉置さんはその時、28歳だったって…

そうかあー。あれから28年か。
ってことは、私のファン人生も28年になります。

あのスターダストランデブーの数日前に、
映画「プルシアンブルーの肖像」見に行って
何となく気になってサントラレコード（LP。笑）買って。

私にとって、これが生まれて初めて買ったレコードでした。
「プルシアンブルーの肖像」はその前から散々テレビのトップテンとかで聴いてましたが
そのほかにも「青空」「ゆびきり」「夢」等々、なんだかすごーく心に染みて。
そこですっかりはまってしまって、今に至ります。

同時上映のチェッカーズ目当てで見に行った映画だったのにね。
（安全地帯全盛期ではあったけど、ファン層は私達よりお姉さま方が中心で、
私達の世代はもっぱらチェッカーズか少年隊でした）

そしてスターダストランデブー、会場ではないけど、テレビで見てました。
もちろん「夏の終わりのハーモニー」を最初に歌った場面もよく覚えてます。

ちなみに、今回一緒にいったお友達は先輩ファンで、あの日神宮にいたそうです。
「青空」でコンサートが始まったって当時の事を教えてくれました。羨ましいなあー

あれから28年か。
こういう人だから、ほんと…。ファンをやっていくのも、簡単なことじゃないけど
でもやっぱりこの人からはどうしても離れられないまま、今に至ります。

色々あったファン人生の中で、今って、ほんと、いい時期ですよね。
こうして玉置さんの歌を聴いていられる幸せをかみしめつつ聴く
「夏の終わりのハーモニー」はやっぱり感慨深いものがありました。

この人の歌がないと、私はやっぱり無理なんだなあ。
これからも、体だけは本当に大切にして、長生きして、ずっとずっと、歌い続けて下さいね。
頼みますよー、ほんとに！