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故郷楽団ツアーのライブCD「玉置浩二LIVE旭川市公会堂」12月16日発売!!このアルバムめっちゃいい!

ふるさと楽団じゃなくてこきょう楽団(ネタバレ)

2015-06-23 00:07:59 | 安全地帯・玉置浩二
19日、玉置浩二、故郷楽団ツアー、かつしかシンフォニーヒルズ、行ってまいりました!
(思いっきりネタバレしています)



油断してたわ…。この人がすごいのはよーく知ってるつもりなんだけど。
だけどこんなにすごかったっけ?
この人は一体、なんなんだかなー

今回、シンフォニックをやったすぐ後だし、
新しいアルバムの発売もないのになぜこのタイミング、しかも「故郷楽団」て何!?
っていう、始まるまで?????でいっぱいなツアーだったんだけど




インストの「あこがれ」から始まり、
オープニングは「花咲く土手」そして「カリント工場の煙突の上に」へと

ちょうどこの間出たばっかりのDVD,94年のライブが
このカリント工場のアルバムが出たちょっと後で、
そのDVDの中で旭川の、ハーベストロードとかでインタビューを受けてて、
故郷についても語ってたりしてたので、

「あーなるほど、だからこのタイミングで94年のDVDなのかあ、
「故郷」ってそういう意味かあー」と勝手に納得

そして、「All  I Do」「aibo」に「ふたりなら」
おおおー!!!こう来るか!!!

そうか。新しいアルバム出さないで古いのの中から、普段のライブでなかなか出来ない…
でもすっごくいい曲たちを掘り出して交えつつ、てのもいいよなあー
こういうのアリよねーと、一人で感激して聞いてました

しかも、玉置さんの調子も、一曲目から良くって。
心の中に勝手にすうーっと入り込んできて、いっぱいに満ちちゃうっていうあの感じが
もう最初からいきなり!


ついこの間のブログで、「昔の声と今声とではそれぞれ違う良さがある」って書いたばっかりだけど
それは確かに間違いないんだけど、でもちょっと訂正させてもらいます

「昔も今も、別の良さがあるけど…でも、今の方がいい。今の方がすごい!!」

最初からそんな感じだったから、「aibo」「ふたりなら」「サーチライト」あたりでは
本当に涙が止まらなくなっちゃって…

普段はライブでも、泣きそうにはなるけど、そんなには泣かない人なんだけど、
今回は本当にハンカチないとやばいよ…ってくらい
(そんな時に限って、ハンカチ、カバンの奥底で出てこないし……)

「aibo」って、こんなに泣ける曲だったっけ?「ふたりなら」も。
ホントに、この人のコンサートには毎回毎回、そういう発見があるんですよね…

一度、全部のことから切り離されて、玉置さんの歌に心をゆだねて一緒くたになって、また戻って来る感じ。
他のことはもう、どうでもいいじゃん、
ここに玉置さんのこの素晴らしい音楽があって、私が今ここでこれを聴いていて。
本当にそれ以外に何があるよ?って吹っ切れた気分になります。


続いて「それ以外に何がある」最近の曲だけど、これはやっぱり外せないわあ。大好き。
そして、「しあわせのランプ」で一部終了。20分の休憩。

…ん?一部?休憩?
シンフォニックと同じスタイルなの?


そして第二部は「あの時代に」でスタート。
うんうん、やっぱりこの路線ね♪と思って聞いてたら、
次は「I Love You」そして「やっぱ好きやねん」
…あれ?何かちょっと路線違くないか?
いいんだけど。好きなんだけど。でも…ここ?
と思いつつしっかり楽しませていただきましたけどね

続いて「きみがいないから」
この曲大好きなので、すっごい嬉しい♪
シンフォニックや、ここのとこのライブでは聞けてなかったし♪

そして、待ってましたー!!「太陽さん」
ステージの上にパーカッションがあるのを見て、
絶対やってくれるなーとは思ってたんだけど、やっぱりやってくれました♪

元々ライブで歌われる事の多い曲だけど、サポートに中北さん入ってから、
かなり「必須」の曲になったような気がして嬉しい。
玉置さんと中北さんとで太鼓叩きあう所はやっぱり痺れますねえー。
ほんとに大好きな歌。

そして、鉄板の「Mr.Lonely」「田園」「メロディ」
ここで今回初めて立ちあがって盛り上がった所で…えっ?もうおしまい?
アンコールなし????

北海道では恋の予感と夏の終わりのハーモニーとワインレッドをやってくれたと
噂を聞いてたんですが…。
皆でずっとアンコールしてましたが、結局出て来てくれることはなく、そこで終わりでした。

えーっ!!!
内容が素晴らしく良かっただけに、もっともっと聴きたくて、ちょっと拍子抜け


…だったんですが。

会場の外に、今回のセットリストが貼ってあるのです。
…落語か!
しかもちゃんとどのアルバムに収録されてるかまで書いてあって。
「初めての方たちに」な感じ。

ふーん。
そして、帰って、パンフレットの「KOKYO GAKUDAN」の字を見て、
勝手になんとなーくわかったような気がしました。

今回のツアー「故郷楽団」って、私、ずっと「ふるさとがくだん」だと思ってたんですが、
「こきょうがくだん」だったんですよね。
この間までやってたのが「こーきょーがくだん(交響楽団)」で、
今回が「こきょうがくだん(故郷楽団)」

そういえば、玉置さんMCでちょっと嬉しそうにそう言ってたわ…

そうか。そういうことか。

玉置さん、シンフォニックコンサートやりながら、思いついちゃったんだろうなあ。

「交響楽団、大きい都市しか行けないのが残念だよね。
そうだ、今度は「交響楽団」ならぬ「故郷楽団」っていうのどう?
みんなの、それぞれの故郷にある小さいホールをまわってさ
普段コンサートなんか聞きに行かないような、裏のおじいちゃんやたばこ屋のおばあちゃんが、
「ふるさとに来てくれるなら行こうか」ってちょっと足をのばして聞きに来てくれるような。
そういう所回ってさ、あんまり激しい曲じゃなくて、のんびり座って聴いてもらえるような曲でね。
ワインレッドとか恋の予感とか悲しみにさよならとか、そういうのはみんな知ってると思うんだけど、
その他にも、なかなかいい曲があるんだぞってのをさ」

そうだ。きっとそうに違いない。
だから、今回の大きな主旨は、そういう人達に向けての、「お試し」なんだわ、きっと
シンフォニックのライブのスタイルをもじっての。

だから、いつもの、新しいアルバム引っさげての普通のツアーじゃないから、
まあ、これくらいの長さでも仕方ないのかな、なんて、勝手に一人で納得してました。

まあ、それでも16曲はしっかりやってるわけだし、この中の数曲だけでも、
チケット代のもとは十分にとれるぞってくらいの素晴らしい内容だったんですけどね。

これ以上求めるのは贅沢なんだろうなあとは思いつつ。
もっと聴きたかったようー

次までまだ一ヶ月も聴けないんだからー

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