ブルーノート東京一日目1st

折角なので、（なるべく）簡単に、書いておこうと思います
その後のことを考えると、ちょっと複雑なんですけど
その時点の心情での感想を


なんだか,貴重なライブでした

だって、まずワインレッドも、悲しみにさよならも、
田園もじれったいもないライブなんて、今まであったっけ？

ライブで人の曲カバーなんて、今まであったっけ？
しかも3曲。ＡＳＫＡさんに、徳永さんに、…まさかヤングマンまで飛び出すとは！！

そして、新曲3曲。
1時間ちょっとの公演時間の中で、人の曲3曲と新曲3曲だし
アップテンポな曲もないし、
どちらかというと、いや、かなり地味目の選曲
人によっては、退屈に思ったかも。
初めて来た人とかはちゃんと楽しんでもらえたかしら？
なんて、いらん心配までちょっとしちゃいました

セットリストはこんな感じ（他所からお借りしてきました）

１　無力の剣
２　ロマン
３　はじまりはいつも雨(ＡＳＫＡカバー）
４　壊れかけのradio（徳永英明カバー）
５　純情
　「あこがれ」でメンバー紹介
６　花咲く土手に
７　次男坊
８　新曲１（サーチライト）
沖仁さん登場。一緒に、二人で作ったという新曲
９　屋根の下のスマイル（新曲２）
１０　ＳＯＳ
１１　しあわせのランプ
１２　新曲３（ＧＯＬＤ）

アンコール

１４　ヤングマン



とにかく、近い！玉置さんがすごい近い！
こういう選曲だし、伴奏は松田さんのピアノとケンさんのキーボードのみ
ただただ、玉置さんの声を、最低限の薬味と共に楽しむという
素材のいい刺身が売りの、いい寿司屋で食べてるような（行ったことないけど）
そんな雰囲気のライブでした

時々、マイクを遠く放して歌う時があって、生の歌声が聞こえてくるんですけど
それがもう。もう…。ため息しか出ませんね、もう。
ほんと、何者なんでしょうね、この人は

調子は、絶好調ではなかったと思います
6月の、フォーラムの追加公演のときは、以前の喉が、ほぼ完全に帰って来たなと思ったんですが
その時と比べると、若干疲れが見えたような気がしました
「強」の部分は凄くいいんだけど、「弱」の部分がやっぱり絶好調でないというか。
だから、全部「強」で押し切ってる印象が、若干。

まあ、冷静にそんなことを考えていられたのも最初の方だけでしたけどね


「ロマン」
やっと聴けました。去年のブルノートでは、私たちの回ではカットされてたこの曲、ようやく♪


「はじまりはいつも雨」
「こわれかけのradio」
人の曲ってのが、まず新鮮。
でも、それぞれ、ASKAさん、徳永さんのイメージが強すぎるんですよね
何度も聞いているうちに（テレビので）
なかなかいいじゃん、玉置さんのも。みたいな感じになってきました
徳永さんとも、いつの間に随分仲良くなってたんですねー
玉置さん、すっかり人付き合いのいい人になっちゃって　いいことです
ま、もともとそういう人みたいですよね


メンバー紹介のインストゥルメンタル「あこがれ」
私の中で、実は一番盛り上がった曲
好きなんですよね…この曲。
この曲が好きっていうかもちろん、この曲も大好きですけど
この曲で始まる、アルバム「あこがれ」が好きなのかな
このアルバムは、私の中の、３大大切なアルバムの一つです
「ロマン」これに続いてくれれば最高だったのになあー

これに続いたのはカリント工場のアルバムから、「花咲く土手」
これも、同じ時期の曲ですね。何となく、あの時代に思いをはせつつ。

そして、沖仁さん登場して、二人で作ったという新曲「屋根の下のスマイル」を披露。
これ好き。かなり好き。すっごい良かった
軽快で優しい、キャッチーなメロディで、そして、何より、沖仁さんのフラメンコギターが
すっごくかっこいいんですよね。華やかで
どういう形になるのかな。早くリリースされたものを聴きたいです♪

「SOS」
この曲、好きなんですけど、でも勝手に
「きっと永遠に埋もれたままになる名曲なんだろうなー」と思ってました
だって「Ballad　House」の中の曲だし、
この中の新曲２曲の中のもう一曲は「君がいないから」だからなあー
名曲に名曲が埋もれる状態
ここでお目にかかれるとは！嬉しいです

そして、「しあわせのランプ」
ああ、なんかこの曲聴くと、玉置ソロだわって感じがする
そして、ラストに新曲。ここで新曲ってのもすごいわあ
優しい感じのいい曲…だった気がします。よく覚えてないんだけど
いつごろ、どういう形での発表になるんでしょうね。楽しみです♪


そして、アンコール
なんでも、西城秀樹さんの、脳梗塞からの回復のドキュメンタリーを見て
いたく感動したらしく、
「どうしても、ヤングマン歌いたくなっちゃって」
会場大盛り上がり

いやあ。まさか、玉置さんのヤングマンを聴けるとは
これ、良かったです。
アカペラなのに、こういうリズミカルな曲行けるんだー！という
玉置さん、さすがだわ、と改めて思っちゃいました
で、会場もノリノリで、みんなで「ＹＭＣＡ！」とか振りをやってたら
振りやりながら退場していく玉置さん

ええええーっ！そこで、帰るかーーーっ？
思いっきり途中なんですけど…

でも、本当にそのまま帰っていきました
ここまで1時間10分くらい、かなあ？
本当はもっともっと聴きたかったけど…
なかなか充実した、楽しいライブでした

体調、ベストではなさそうだったけど
客席から見る分にはそこまで悪い感じはしなかったんですけどね。まあ、１ｓｔだったし。
でも、去年と比べると、しゃべりはかなり少なかったし
時間制約あるからかな、と思ってたけど、やっぱり具合悪かったんでしょうね

早く元気になってくれますように、心から祈ってます