こんばんは
今日は、先月行われた「第1回酒嚢飯袋スタンダード大会」の優勝デッキをご紹介します
今回の優勝デッキは直樹選手の「青単コントロール」デッキ
勝利への近道は打ち消しにあり
徹底分析です
第1回酒嚢飯袋スタンダード大会・優勝
スタンダード
直樹 の「青単コントロール」デッキ
クリーチャー10枚
4枚…秘密を掘り下げる者/昆虫の逸脱者(ISD)
4枚…不可視の忍び寄り(ISD)
2枚…霜のタイタン(M12)
スペル28枚
4枚…熟慮(ISD)
4枚…マナ漏出(M12)
4枚…思案(M12)
3枚…雲散霧消(ISD)
3枚…蒸気の絡みつき(NPH)
2枚…霜のブレス(M12)
2枚…大笑いの写し身(ISD)
2枚…はらわた撃ち(NPH)
2枚…銀の象眼の短刀(ISD)
2枚…ルーン唱えの長槍(ISD)
土地22枚
4枚…幽霊街(ISD)
18枚…島
【サイドボード】
2枚…霜のタイタン(M12)
2枚…霜のブレス(M12)
2枚…瞬間凍結(M12)
2枚…否認(M12)
2枚…分散(SOM)
2枚…堕落した良心(MBS)
1枚…決断の手綱(SOM)
2枚…精神的つまづき(NPH)
今回の優勝デッキは「青単コントロール」
このデッキは、数少ないクリーチャーを早いターンに呼び出したら後はひたすら打ち消しまくるデッキです。
各カードの役割とともにデッキを分析していきましょう
まずはクリーチャーから見ていきましょう。
クリーチャーは10体です。
このデッキのキーカードとなるのがイニストラードから導入された変身カード「秘密を掘り下げる者/昆虫の逸脱者」です
「秘密を掘り下げる者/昆虫の逸脱者」
1マナ1/1のなんてことないクリーチャーですが、変身すると飛行持ちの3/2に早変わり
そして、変身する条件が「ライブラリーのトップがインスタントかソーサリーカードである」こと。
このデッキのインスタントカードとソーサリーカードの合計枚数は24枚の4割を占めます。
確立的には遅くとも3ターンの内には変身できる可能性を秘めたカードなのです
もちろん、「思案」を使ってのライブラリー操作で確率はぐっと上がります
「思案」
そして、呪禁を持ったこのクリーチャー。
「不可視の忍び寄り」
このデッキの弱点はクリーチャーの数が少ないということ。
数少ないクリーチャーを「破滅の刃」などで破壊されては勝つ手段が無くなります
そこでこの呪禁を持った「不可視の忍び寄り」が効果を発揮するのです
呪禁に加えて「ブロックされない」のプラス能力をもつこのクリーチャーは戦場に出てしまえば怖いものなし
全体除去系には弱い点があるけれど、それさえ気をつけて打ち消す準備をしておけばあとは地道に攻撃していけば勝利が見えてきます。
そして、最後はこのクリーチャー
「霜のタイタン」
なんと言うか・・・その・・・・
「ちょっと大型クリーチャーを入れてみたかった」
って、言うだけです
実際は「秘密を掘り下げる者」と「不可視の忍び寄り」で勝負を決めれたので無くてもよかったカードです。
なんていうか、「大型クリーチャーがいる!」ってだけで、変な安心感を得られました(笑)
毎回サイドボードとの交換要員になりました。
次は、スペルです
このデッキに欠かせないのは、打ち消し系を筆頭とした妨害カード達です
「マナ漏出」 「雲散霧消」
「否認」
打ち消し系では、スタンダードの王者「マナ漏出」の活躍はもちろんのこと、「否認」も効果を発揮しました。
デッキの特性上、クリーチャー除去から身を守らなければいけないので、使うタイミングを間違えると痛い目にあいます。
そして、早い段階で試合を決めるためには相手のブロッククリーチャーを除外する必要があります。
「蒸気の絡みつき」 「霜のブレス」
「はらわた撃ち」
「蒸気の絡みつき」は大活躍をしたカードです。
「送還」のパワーアップ版
たかが1点!されど1点
「霜のブレス」は最近公式大会でも使われてきているカードですね。
インスタントタイミングで使えるし、次のターンにアンタップしないのも結構大きい。
こっちが早めに勝負を決めたいデッキなので、1ターンの足止めは大きくゲームを左右してくれました。
「はらわた撃ち」は…このデッキの元となったデッキ(後日掲載予定)に入っていたので入れましたが、一回も使いませんでした。
手札に来なかったってのもありますが、やはり対戦相手のクリーチャーの大きさでも必要性が変わってしまいますね。
友亮選手の「他力本願」デッキでは即サイドボード行きでしたし…
そして、次はこのデッキに欠かせないアーティファクトです
「銀の象眼の短刀」 「ルーン唱えの長槍」
最初に導入したのが「ルーン唱えの長槍」。
これは、墓地にあるインスタントカードとソーサリーカードの枚数分の強化をしてくれると同時に、先制攻撃も付けてくれる装備品
「不可視の忍び寄り」に付けて、5点ダメージとかひどい状況を作り出せます。
そして「銀の象眼の短刀」は大会直前になって追加したカード。
「秘密を掘り下げる者」と「不可視の忍び寄り」がともにクリーチャータイプ「人間」だって事に気づき急遽導入
効果は抜群でした
「秘密を掘り下げる者」 → 変身 → 装備 = 6点アタック
って、状況を簡単に作り出せてしまいました
「熟慮」
もはや、説明不要のフラッシュバック付きのドロー系カード。
シンプル・イズ・ベスト
カード1枚引くだけのカードだけど、残ったマナでフラッシュバック出来たり使い勝手は抜群でした。
そして最後は見慣れないこのカード
「大笑いの写し身」
やっぱり、オリジナル感がないとなんだかなぁ…ってことで、取り入れたカードが「大笑いの写し身」
何度も説明しているように、数少ないクリーチャーを除去されるのが一番怖いこのデッキ。
呪禁の付いた「不可視の忍び寄り」に「ゲスの評決」や「飢えへの貢ぎ物」をやられるのを防ぐのに使おうと思い導入しました。
普通に「否認」の方がいいんじゃない?
って、声も聞こえてきそうな感じですが「大笑いの写し身」はフラッシュバックが付いてるし、相手に除去が無い場合なら「秘密を掘り下げる者」のトークン出して、一気に変身とかも期待してました。
実際は、一回も使いませんでした
「不可視の忍び寄り」にドヤ顔で「飢えへの貢ぎ物」を唱える対戦相手に、ドヤ顔返しで「大笑いの写し身」を唱えたかった(笑)
そして、最後は土地です
「幽霊街」
これは、入れておきたい土地カードです。
主に「墨蛾の生息地」対策となります。
2色ランドを破壊してもいいけれど、結果的に好きな色の基本土地が出てくるので…
やはり「墨蛾の生息地」が今流行りの「ケッシグの狼の地」を破壊するのが一番。
では、次にサイドボードです
「霜のタイタン」
なんだかいけそうな気がする~って、時にタイタン4枚で押し切ろうと考えましたが、逆にタイタンがサイドアウトすることが多かった。
やはり、このデッキに大型クリーチャーはいらない。
「霜のブレス」
メインにも2枚入っているけれど、相手が細かいクリーチャーいっぱい並べて来る時用に。
康選手との対戦では「深夜の出没」対策としてサイドインしました。
「瞬間凍結」
青・赤対策のカード。
友亮選手の使用色とドンピシャで当たったので、フル投入
最後に「ガルヴァノス」を打ち消したっけな。
「否認」
なんていうか…「大笑いの写し身」との入れ替えが多かった(笑)
「分散」
エンチャント対策がなかったので、出てしまったエンチャントを手札に戻す為に入れておいたカード。
他には対戦相手のノンクリーチャーデッキだった場合に「蒸気の絡みつき」との交換要員に。
「堕落した良心」
う~ん。
今考えるとあまり必要なかったな、と思うクリーチャー奪取カード。
「決断の手綱」
これは、対戦相手のプレインズウォーカーを奪って対策しちゃおうってカード。
対戦相手にプレインズウォーカーがいなかったため、導入せず。
「精神的つまづき」
レガシー環境では禁止されてしまった「精神的つまづき」。
康選手との対戦では「秘密を掘り下げる者」を打ち消すためにサイドインしましたが出番なし。
しかし、0マナで打ち消せるってのは凄いです。
今回は初の酒嚢飯袋スタンダード大会を制した「青単コントロール」を見てみました
今回は、いいタイミングで打ち消し系が手札にあったのと、最初の手札に数少ないクリーチャー達が効率よく引けたのも勝利の要因となりました。
次は、どんなデッキが誕生するのか
楽しみですね
ではでは、今日はこの辺で
今日は、先月行われた「第1回酒嚢飯袋スタンダード大会」の優勝デッキをご紹介します
今回の優勝デッキは直樹選手の「青単コントロール」デッキ
勝利への近道は打ち消しにあり
徹底分析です
第1回酒嚢飯袋スタンダード大会・優勝
スタンダード
直樹 の「青単コントロール」デッキ
クリーチャー10枚
4枚…秘密を掘り下げる者/昆虫の逸脱者(ISD)
4枚…不可視の忍び寄り(ISD)
2枚…霜のタイタン(M12)
スペル28枚
4枚…熟慮(ISD)
4枚…マナ漏出(M12)
4枚…思案(M12)
3枚…雲散霧消(ISD)
3枚…蒸気の絡みつき(NPH)
2枚…霜のブレス(M12)
2枚…大笑いの写し身(ISD)
2枚…はらわた撃ち(NPH)
2枚…銀の象眼の短刀(ISD)
2枚…ルーン唱えの長槍(ISD)
土地22枚
4枚…幽霊街(ISD)
18枚…島
【サイドボード】
2枚…霜のタイタン(M12)
2枚…霜のブレス(M12)
2枚…瞬間凍結(M12)
2枚…否認(M12)
2枚…分散(SOM)
2枚…堕落した良心(MBS)
1枚…決断の手綱(SOM)
2枚…精神的つまづき(NPH)
今回の優勝デッキは「青単コントロール」
このデッキは、数少ないクリーチャーを早いターンに呼び出したら後はひたすら打ち消しまくるデッキです。
各カードの役割とともにデッキを分析していきましょう
まずはクリーチャーから見ていきましょう。
クリーチャーは10体です。
このデッキのキーカードとなるのがイニストラードから導入された変身カード「秘密を掘り下げる者/昆虫の逸脱者」です
「秘密を掘り下げる者/昆虫の逸脱者」
1マナ1/1のなんてことないクリーチャーですが、変身すると飛行持ちの3/2に早変わり
そして、変身する条件が「ライブラリーのトップがインスタントかソーサリーカードである」こと。
このデッキのインスタントカードとソーサリーカードの合計枚数は24枚の4割を占めます。
確立的には遅くとも3ターンの内には変身できる可能性を秘めたカードなのです
もちろん、「思案」を使ってのライブラリー操作で確率はぐっと上がります
「思案」
そして、呪禁を持ったこのクリーチャー。
「不可視の忍び寄り」
このデッキの弱点はクリーチャーの数が少ないということ。
数少ないクリーチャーを「破滅の刃」などで破壊されては勝つ手段が無くなります
そこでこの呪禁を持った「不可視の忍び寄り」が効果を発揮するのです
呪禁に加えて「ブロックされない」のプラス能力をもつこのクリーチャーは戦場に出てしまえば怖いものなし
全体除去系には弱い点があるけれど、それさえ気をつけて打ち消す準備をしておけばあとは地道に攻撃していけば勝利が見えてきます。
そして、最後はこのクリーチャー
「霜のタイタン」
なんと言うか・・・その・・・・
「ちょっと大型クリーチャーを入れてみたかった」
って、言うだけです
実際は「秘密を掘り下げる者」と「不可視の忍び寄り」で勝負を決めれたので無くてもよかったカードです。
なんていうか、「大型クリーチャーがいる!」ってだけで、変な安心感を得られました(笑)
毎回サイドボードとの交換要員になりました。
次は、スペルです
このデッキに欠かせないのは、打ち消し系を筆頭とした妨害カード達です
「マナ漏出」 「雲散霧消」
「否認」
打ち消し系では、スタンダードの王者「マナ漏出」の活躍はもちろんのこと、「否認」も効果を発揮しました。
デッキの特性上、クリーチャー除去から身を守らなければいけないので、使うタイミングを間違えると痛い目にあいます。
そして、早い段階で試合を決めるためには相手のブロッククリーチャーを除外する必要があります。
「蒸気の絡みつき」 「霜のブレス」
「はらわた撃ち」
「蒸気の絡みつき」は大活躍をしたカードです。
「送還」のパワーアップ版
たかが1点!されど1点
「霜のブレス」は最近公式大会でも使われてきているカードですね。
インスタントタイミングで使えるし、次のターンにアンタップしないのも結構大きい。
こっちが早めに勝負を決めたいデッキなので、1ターンの足止めは大きくゲームを左右してくれました。
「はらわた撃ち」は…このデッキの元となったデッキ(後日掲載予定)に入っていたので入れましたが、一回も使いませんでした。
手札に来なかったってのもありますが、やはり対戦相手のクリーチャーの大きさでも必要性が変わってしまいますね。
友亮選手の「他力本願」デッキでは即サイドボード行きでしたし…
そして、次はこのデッキに欠かせないアーティファクトです
「銀の象眼の短刀」 「ルーン唱えの長槍」
最初に導入したのが「ルーン唱えの長槍」。
これは、墓地にあるインスタントカードとソーサリーカードの枚数分の強化をしてくれると同時に、先制攻撃も付けてくれる装備品
「不可視の忍び寄り」に付けて、5点ダメージとかひどい状況を作り出せます。
そして「銀の象眼の短刀」は大会直前になって追加したカード。
「秘密を掘り下げる者」と「不可視の忍び寄り」がともにクリーチャータイプ「人間」だって事に気づき急遽導入
効果は抜群でした
「秘密を掘り下げる者」 → 変身 → 装備 = 6点アタック
って、状況を簡単に作り出せてしまいました
「熟慮」
もはや、説明不要のフラッシュバック付きのドロー系カード。
シンプル・イズ・ベスト
カード1枚引くだけのカードだけど、残ったマナでフラッシュバック出来たり使い勝手は抜群でした。
そして最後は見慣れないこのカード
「大笑いの写し身」
やっぱり、オリジナル感がないとなんだかなぁ…ってことで、取り入れたカードが「大笑いの写し身」
何度も説明しているように、数少ないクリーチャーを除去されるのが一番怖いこのデッキ。
呪禁の付いた「不可視の忍び寄り」に「ゲスの評決」や「飢えへの貢ぎ物」をやられるのを防ぐのに使おうと思い導入しました。
普通に「否認」の方がいいんじゃない?
って、声も聞こえてきそうな感じですが「大笑いの写し身」はフラッシュバックが付いてるし、相手に除去が無い場合なら「秘密を掘り下げる者」のトークン出して、一気に変身とかも期待してました。
実際は、一回も使いませんでした
「不可視の忍び寄り」にドヤ顔で「飢えへの貢ぎ物」を唱える対戦相手に、ドヤ顔返しで「大笑いの写し身」を唱えたかった(笑)
そして、最後は土地です
「幽霊街」
これは、入れておきたい土地カードです。
主に「墨蛾の生息地」対策となります。
2色ランドを破壊してもいいけれど、結果的に好きな色の基本土地が出てくるので…
やはり「墨蛾の生息地」が今流行りの「ケッシグの狼の地」を破壊するのが一番。
では、次にサイドボードです
「霜のタイタン」
なんだかいけそうな気がする~って、時にタイタン4枚で押し切ろうと考えましたが、逆にタイタンがサイドアウトすることが多かった。
やはり、このデッキに大型クリーチャーはいらない。
「霜のブレス」
メインにも2枚入っているけれど、相手が細かいクリーチャーいっぱい並べて来る時用に。
康選手との対戦では「深夜の出没」対策としてサイドインしました。
「瞬間凍結」
青・赤対策のカード。
友亮選手の使用色とドンピシャで当たったので、フル投入
最後に「ガルヴァノス」を打ち消したっけな。
「否認」
なんていうか…「大笑いの写し身」との入れ替えが多かった(笑)
「分散」
エンチャント対策がなかったので、出てしまったエンチャントを手札に戻す為に入れておいたカード。
他には対戦相手のノンクリーチャーデッキだった場合に「蒸気の絡みつき」との交換要員に。
「堕落した良心」
う~ん。
今考えるとあまり必要なかったな、と思うクリーチャー奪取カード。
「決断の手綱」
これは、対戦相手のプレインズウォーカーを奪って対策しちゃおうってカード。
対戦相手にプレインズウォーカーがいなかったため、導入せず。
「精神的つまづき」
レガシー環境では禁止されてしまった「精神的つまづき」。
康選手との対戦では「秘密を掘り下げる者」を打ち消すためにサイドインしましたが出番なし。
しかし、0マナで打ち消せるってのは凄いです。
今回は初の酒嚢飯袋スタンダード大会を制した「青単コントロール」を見てみました
今回は、いいタイミングで打ち消し系が手札にあったのと、最初の手札に数少ないクリーチャー達が効率よく引けたのも勝利の要因となりました。
次は、どんなデッキが誕生するのか
楽しみですね
ではでは、今日はこの辺で
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