マジック ザ ギャザリング

清酒!!酒嚢飯袋のマジック ザ ギャザリングに関するブログ

第3回マジック講座…続唱

2010-11-15 23:58:51 | マジック講座
こんにちは

大会も近いということで今日は・・・
まったくもって更新してなかったマジック講座を行いたいと思います!!

酒嚢ギャザリングの!
言われて納得!
マジック講座!!


さて、それではみなさんもはや忘れているとは思いますが、第2回マジック講座で宿題となった問題の答え合わせから行きましょう。


第2回マジック講座を見てない方はこちらから移動してくださいね。



では、問題の確認から。以下の問題を出してました。

【パターン8】
 被覆を持つクリーチャーを唱えたときに、「対抗呪文」(呪文1つを対象とし、それを打ち消す)をプレイ。

これは適正か不適正か?


前回の講座は「被覆」を題材にしてました。
では、その「被覆」は常に効果を発揮するのかどうかがポイントです。

回答からいえば、これは適正です。

被覆の定義は「このパーマネントまたはプレイヤーは呪文や能力の対象にならない」です。
そしてパーマネントの定義は「戦場に出ているカードやトークンのことである。」です。

つまり、スタック上に乗せられているクリーチャー呪文はパーマネントではないため、被覆を持っていても打ち消されてしまうのです!!

おわかりいただけたでしょうか?
ちなみに、墓地や手札にあっても被覆の対象外となります。



さぁ、それでは今回のマジック講座「続唱」についての勉強を始めましょう

「続唱って何?」

って、方のためにまずは定義から。
(カードに書かれている続唱の説明文です)

続唱…あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが追放されるまで追放する。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。追放されたカードを一番下に無作為の順番で置く。


なにやら長ったらしくてわけがわかりませんね。
一番分からないところは「コストがより低い土地でないカードが追放されるまで」の箇所だと思われます。

「これ、日本語おかしくね?」


って、思ったそこのあなたっ

そうです、マジックは英語を訳しているのでたまにわけのわからない文もあるのです。
そこが、マジックの良いところ(笑)


それでは、これをよりわかりやすく書かれている「ルール解説<続唱>」のカードに書かれている文を見てみましょう。


あなたが続唱を持つ呪文をプレイした場合、ただちにあなたのライブラリーの上から順番に1枚ずつカードを公開していきます。
そして、点数で見たマナ・コストが元の呪文よりも低い、土地でないカードが公開された段階でストップします。
あなたはそのカードを、マナ・コストを支払わずに、そのカードのタイプを基準とするタイミングの制限も無視してプレイすることができるのです。



めっちゃ、わかりやすいやん(笑)

もはや、この文のままなんですね。

説明が必要とすれば「そのカードのタイプを基準とするタイミングの制限も無視してプレイ」の部分でしょうか?
つまり、ソーサリーやエンチャント、またはクリーチャー呪文などは自分のメインフェイズにスタック上に呪文が乗っていない時にしか唱えることができませんが、それを無視して唱えて良いですよ、ってことです。

つまり、元の呪文よりもマナ・コストが低い(以下ではなく、低い)カードを追加でしかもタダでプレイできちゃう素晴らしい能力なのです


続唱の流れを説明すると以下の様になります。


1、続唱能力を持つカードを唱える。
2、続唱能力が誘発されます。
3、自分のライブラリーを上から順番に土地以外のカードが公開されるまで公開します。
4、土地以外のカードが公開されたらそのカードの点数で見たマナ・コストが続唱能力を持つカードより低いかどうかを確認します。
マナコストが高い場合は低いカードが公開されるまで公開し続けます。
5、公開されたカードのマナ・コストが続唱能力を持つカードより低い場合、コストを支払わずにそのカードを唱えます(唱えなくても良い)
6、公開されたカードを無作為の順番でライブラリーの一番下に戻します(唱えなかった場合はそのカードも)。



ちなみに、続唱能力を使って唱えた呪文は、スタックの乗せられますのでそれに対して打ち消しやらなんやらをプレイされる可能性はありますので気を付けてくださいね。

解決される順番は、「続唱能力によって唱えられた呪文」が解決されその後に「続唱能力を持つ呪文」が解決されるので気を付けてください。

つまり、下記のような事はできませんよ


続唱能力を持つクリーチャー呪文「徴兵されたワーム」(続唱 5/5 マナ・コスト(白)(緑)(4))をプレイ。
続唱能力が誘発→エンチャント呪文「巨人の力」(エンチャント(クリーチャー)エンチャントされているクリーチャーは+2/+2の修正を受ける)が公開される。
それを「徴兵されたワーム」にエンチャントする。


これは、不可能です。
「徴兵されたワーム」は、まだスタック上に乗っていて戦場に出ていないため、「巨人の力」の対象となりません。
みなさん大丈夫ですよね



ちなみに、この続唱能力は「続唱能力によってとなえられた呪文」に続唱能力がついていたらまた続唱が始まります。

さきほどの例でいきましょう。
わかりやすいように番号をふって行きましょう。

1、続唱能力を持つクリーチャー呪文「徴兵されたワーム」(続唱 5/5 マナ・コスト(白)(緑)(4))をプレイ。

2、「徴兵されたワーム」の続唱能力が誘発→ソーサリー呪文「現実の否定」(続唱 パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す マナ・コスト(青)(黒)(3))が公開される。

3、解決時に今度は「現実の否定」の続唱能力が誘発→エンチャント呪文「献身的な嘆願」(賛美 続唱 マナ・コスト(白)(青)(1))が公開される。

4、さらに解決時に「献身的な嘆願」の続唱能力が・・・・



と、続いていくのです。

公式大会でも、この続唱能力は活躍しているみたいですね。
みなさんもぜひ、この続唱能力使いになってみては?




それでは、今回はこの辺で

次回のマジック講座はここにもちらっと登場した「スタック」についてやりましょう



ではでは

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