白秋ながや文庫

日々の徒然。

恣意的な秋の思いついた独り言

2017年09月19日 | 日記

サツマイモ大好きです。とくに大学イモ。スイカも好きです。

さて…地震、雷、火事、親父というけれど

今日の語源、格言:

申年から酉年に移行した…2004年~2005年もそうだった。

申年

見ざる、聞かざる、言わざるの3猿…エクザエルではない。

世界各地(アメリカやヨーロッパ、アジア、アフリカ)など三猿に似た表現があり格言があるが起源は定かでない。日本には8世紀ごろシルクロード経由で中国から伝わったといわれる。栃木県の日光東照宮の三猿(徳川家縁のある)は有名な1つである。

このことわざの意味は、「自分に都合の悪いこと、人の欠点や過ちなどは、見ない、聞かない、言わないのが良い」という意味があります。

因みに英語で三猿はThree wise monkeys(三匹の賢い猿)といい、「見ざる、聞かざる、言わざる」は「see no evil, hear no evil, speak no evil」と表現されています。

孔子の論語には「礼節にそむくことに注目してはいけない。礼節にそむくことに耳を傾けてはいけない。礼節にそむくことを言ってはいけない。礼節にそむくことを行ってはいけない」と、四つの戒めを言っています。四猿を彫刻などで作ったものは、以下のような姿になっています。

見るな=目を両手でふさぐ猿

聞くな=耳を両手でふさぐ猿

言うな=口を両手でふさぐ猿

するな=股間を両手でふさぐ猿

4つ目の戒めは性的な戒めですね。

埼玉県の秩父神社には「お元気三猿」といって「よく見て・よく聞いて・よく話す」という日光とはまったく逆のユニークな猿の彫り物を見ることが出来るそうです

…さて年が明けた酉年の今年も秋ですね。

「鶏の鳴く前に、あなたは三度私を知らないと言うだろう」という言葉がありますが酉年の今に夜明けをうながす鶏は鳴いたのでしょうか?別に意図もなく恣意。思いついた言葉。

…さて、今日のひとりごとです。

20~30代のみなさま

人生はドラマのようだというたとえもある。

そうだとすれば中世時代は人生50~60年を唱えたり、動物のように子供と大人しかない人生。侍には10代を半ばで元服があって大人扱い。

…人生がドラマなのか、ドラマが人生なのか?

人生の中の宗教なのか、宗教の中の人生なのか?と似ている。仮に人生がドラマだとすれば「序破急」「起承転結」の構成展開があるということになる。

近代、人生80~100年ともなると子供と大人の間に青年期が加わる。動物で言えば鳥類のようだ。ひよこと鶏の間のような形態?虫でいえば幼虫から成虫の間にさなぎ状態が加わったような、カブトムシとか蝶のような、いずれにしても3次元空間を羽ばたける要素を含んでいる種である。…「序破急」は始まり~中~終わり。「起承転結」は

ラストのテーマにそって起こりのテーマのアンチテーゼから展開してクライマックス~余韻にいくのが定石だったりする。人生を四季に例えれば青春、朱夏、白秋、玄冬…日本ならではの人生観。それぞれ季節は風情がある。

…では、いろいろ例えたが仮に20~30代は青年期がある現代社会では人生90年とすれば割り算して「序破急」でいえば始まりから中、「起承転結」でいえば自分のドラマのテーマに行くためのアンチテーゼの環境からしがらみやら外の環境が絡む自己発見の時。四季に例えれば朱夏、海や山が開放され太陽の日照時間が長い時、朱に象徴される情熱の時。陽のあたる時間が長い時であるということは当然自分の影はくっきりみえる。人生の光と影をはっきり認識できる時間である。光当たるところに影もある。

「鉄は熱いうちに打て」という言葉がありますが「朱夏」の時を熱く燃えて、陽があたるところに影もある。

踏ん張ってください!応援しています!