白秋ながや文庫

日々の徒然。

生きることは面白い~五木寛之氏著より

2013年12月04日 | インポート

人が生きているていく事は、決して楽なことではない。

それどころか、人生というものは苦しみや悲しみ、苛立ちや鬱屈にみちているような気がする。

しかし、そんな日々を、うつむいて嘆いているばかりいるわけに行かない。

一瞬、一瞬を、自分でおもしろく生きる工夫をしなければ仕方ないだろう。一瞬が変われば一日が変わる。

一日が変われば一年が変わる。そんなふうに自分に言い聞かせながら、今日まで生きてきた。

なんとなく怪しい時代である。

「味気なき世」をおもしろくと、つとめてそう思いつつ毎日をすごしている。

あとがきより引用