白秋ながや文庫

日々の徒然。

父とのお別れ

2014年10月19日 | 日記

体力自慢の父、バイク自慢の父、働き者の父、正義感の強い父、若くして大家族を支えてきた父、戦争を体験した父、豪快な父、大正、昭和,平成の激動の時代を生き抜いた父。

やすらかに眠ってください。


青空

2014年10月03日 | 日記

青空
高く高い遠く遠い広く広い青さの中に
心がいつのまにかパレットからはみだして
溶けて一つになっていく。

噴水のある鳩がいる公園ベンチで
空に広がる青空を眺めていると
水しぶきごしに虹がかかった。

ケヤキ通りを歩いていると眩しく輝く
青い空が前方に遠くに見える
今ごろ故郷ではコスモス畑一面に
青空が広がっているだろう。

 

五月の青空に誘われて田園の町にきた。
鯉のぼり舞う空は青春の風が吹いていた。
七月の青空に誘われて田園の町にきた.。
蝉時雨降る道は朱夏の陽炎道。
九月の青空に誘われて田園の町にきた。
天高く馬こゆる白秋の祭囃子の音。
一月の青空に誘われて田園の町にきた。
薄氷を踏みしめる玄冬のうなり凧。
柳川の掘割りに照り返す青空は
川下りの水面のように清く果てしなく遠い。                   +