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大阪帰省して「英語でゴメン」

2008-06-08 09:22:44 | Weblog
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Architect of Music: 大阪帰省して「英語でゴメン」
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もうかれこれ10年来のお付き合いになるKANファン友達のGくんが、神戸で結婚式を挙げる運びとなり、結婚披露パーティも含めてお呼びいただきました。改めまして、このたびはおめでとうございました!今このエントリーを書いている現在、披露パーティを終えて大阪の実家に帰り着いて居ます。(最近ブログが飛び石で更新されているのは、そういったスケジュール的都合があったからです。すみません。)

今回は新郎たっての希望で、新婦さんがKANさんの楽曲の中で一番好きな「英語でゴメン」を、新婦さんには内緒のシークレットイベントとして歌いたい!ということでしたので、快くピアノ伴奏を引き受けさせていただきました。同じく9年来のお付き合いになるKANファン友達のMっさんもコーラスにて参加です♪

シークレットイベントのため、どこにも口外していませんでしたが、5月上旬あたりに新郎Gくんから発案・依頼を受け、事前に遠隔ハイテク打ち合わせ(つまり携帯メールのやりとり・笑)をした上で臨みました。埼玉・京都・兵庫に住む3人では全員で集まっての練習なんてできず、当日一発勝負でしたので、5月末にピアノを弾いてmp3化したものだけ先に送付して3人個別に練習していました。

そして、私はというと、今日6月7日の朝に至るまで、実はここのところの音楽朝練は、「英語でゴメン」のピアノ譜作りとピアノ練習に9割費やしていたのでした。おかげさまで、最近では朝6時に起きることが苦じゃなくなっていました。むしろ「起きたい!」って思う自分がいてびっくりしました。こりゃ間違いなくGくんのおかげです。

私が作るピアノ譜は、基本的に大譜表(左右の手でどの音を鳴らすかを全部おたまじゃくしに書き付けている状態)にはなっていません。コード進行と、「絶対に押さえておきたい音」だけを譜面にメモレベルで書き込み、ひどいときはエンディングまで書くことさえ諦めて完成としています。

楽譜をきっちりかっちり作ったって、その通りに弾くわけがないのが私の性分でして(ピアニストさんには怒られてしまいそう)、アレンジも練習しているうちにどんどん「こうしたらより良いかも」「ここはブレイクいれよう」とか、どんどん変えていくため、大譜表をしっかり書き込むメリットが感じられないのです。

上の写真に、今回作った「英語でゴメン」の譜面の一部を掲載しておきます。主旋律も書いていませんし、後半なんてコードしか書いてませんし、転調してからエンディングまでの譜面は書くのを諦めましたし(笑)。はっきりいって、「自分にしか理解不能」な書き殴り譜面だということがよくわかると想います。

結果的に、本番でピアノを弾きながら、明らかに歌唱力が上達したボーカル新郎Gくんと、相変わらず素敵なコーラスMっさんの素晴らしいハーモニーにうっとり聴き惚れたため、間違えるべき場所(?)でちょろっと間違えはしたものの(すみません、僕の練習不足です)、特に明確に打ち合わせしたわけでもなく緊急的にブレイクを入れるところもちゃんとキメられたし、なによりも新婦さんが涙を流してくれたので、Gくんの思惑(?)通りすばらしい時間となりました♪

全体的にGくんセルフプロデュースの披露パーティ(MCも影DJも本人が担当(笑))で、第1部ではゴスペルでよく歌われる代表曲と、KANさんの楽曲のカラオケトラックをBGMとした構成、第2部は歌番組的な構成、と、非常にGくんの個性そのものを出し切った(アフロルックスはなかったけど(笑))、充実の3時間でした。

ゴスペルやってるGくんは、実は私はまだ一度も見たことがなかったので、一気にそれが見られて嬉しかったし。指揮する姿もバッチリきまってたし(^^)。世の中に「楽しそうに歌う姿ランキング」というものがあるとすれば、Gくんの右に出る人はなかなか居ませんよ、ほんと。

結婚式~結婚披露パーティまで、終始「おめでとう」と「ありがとう」を大切にしたい、そのコンセプトが一貫していて、こちらもいろいろと考える良い機会をいただきました。個人的にもっともツボだったのが、新郎新婦退場のときのBGMに、このコンセプトを凝縮したような楽曲として、「縁」(槇原敬之)が選ばれていたことです。良い曲ですよ、あの曲は。暫くiPodのヘビーローテーションになりそうです。

このたびは、おふたりとも、本当におめでとうございます。また、朝早起きして音楽朝練を行う習慣を定着することができたのも、あのような感動的な空間に居合わせることができたのも、Gくん夫妻のおかげです。ほんとにありがとう。そして、これからもいろいろとお世話になりますが、宜しくお願いします。

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