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[夢コン]オーボエ好きなバイオリニストの夫

2009-02-21 22:25:17 | Weblog
▼記事全文・写真・リンク先は、下記BLOGで確認することができます。
Architect of Music: [夢コン]オーボエ好きなバイオリニストの夫
Link: http://sei.lovely.to/blog/005066.html
Mobile: http://sei.lovely.to/mt/mt4i.cgi?id=1&mode=individual&no=1&eid=5066

----

もちろんKANさんのことですけれども。

2月3日、岡谷市で収録されたNHK BS『あなたの街で夢コンサート』、
本日BS2での放送日でした♪
(BS-hiでは23日放送予定)



ちなみに、先に紹介しておきますと、
2月3日当日の収録の一部始終とトークの内容などは、
kyonちゃんとことか、
ぱおままさんとことかを
参照していただけると、十分素晴らしいコンサートレポが書かれていますので、
結局のところ、このエントリーは読まなくても良いのかもしれません(笑)。
少なくとも、トーク部分はほとんど書かないと思います。

それでもお付き合いいただけるかた、よろしくお願いしますm(__)m

まずは、1997年のDecimoツアーでも着用したタキシードを
着たKANさん関連の部分から。

愛は勝つ(オーケストラアレンジ)

この話が来る前からずっと構想は練り続けていて、
是非やってみたかったというKANさんのたっての希望で、
オーケストラアレンジをKANさんが担当されました。
作成に9日間掛かったそうです。
(詳細はKANさんの金曜コラムNo.192「ルックスだけで引っぱって」やNo.195「いとおかやし」参照)

イントロは、「Carry on, Carry Out~」の部分を、
オーボエをメインにしてやさしめに開始。
アルバム「遥かなるまわり道の向こうで」に収録されている
「キリギリス」を聴いたときも思いましたが、KANさんは、
バイオリニストの夫でありながら(ありながらってことはないですが)、
相当オーボエ好きなんでしょうね。
もしもトランペットで「パーンパカパーンパン」ってやってたら、
ちょっと残念感があったはずですが、そうではなく、
オーボエを使って緩やかに、でも何かを予感させる序盤を聴いて、
ある意味「ホッ」としました。

そして、KANさんがイントロをちょっとだけピアノで豪華めに弾いて、
本編スタート。
1コーラス目は、比較的静かに進んでいきます。
静かに進みながらも、
あちこちに象徴的なオカズが入っていて、
聴いていて楽しかったです。
KANさんが今回の楽譜を書く際の手順として、
「ここにこういうフレーズがきたらいいな」っていうのを
どんどん埋めていく、という方法を採用したことから、
こういうアレンジになったんだろうな~と、
随所で感じるところがありました。

サビではパッヘルベルのカノンがカウンターメロディーで
入ってきたりして、徐々に盛り上がり始めてきます。
この90年代のポップスっていうのは、
1度のメジャーコードから徐々に下っていく、という
コード進行が多用されていて、この楽曲も多少変形しながらも
基本はこの下っていくコード進行です。
だから、パッヘルベルのカノンはカウンターメロディーとして
非常に溶け込みやすいんです。
代表的な有名どころでいうと、
あれがそうですね、山下達郎さんの「クリスマス・イブ」。

今回の「愛は勝つ」は、
盛り上がっていく勾配は徐々に角度を増すタイプであり、
最初から盛り上がったまま突き進むスタイルではありません。

だからこそ、本当の最後の最後に大爆発して終わるまで、
ある意味一生懸命爆発せずにガマンして、一つ一つの楽節ごとに
強弱・抑揚をつけながら、進んでいく、という。

これがとても良かったです。

「愛は勝つ」だからといって最初から最後まで
盛り上がりっぱなしで終わるのは、オーケストラアレンジとしても
決して適切じゃないですもんね。

そしてびっくりしたのは、
最後の「心配ないからね」のところに、前奏のシンボルフレーズである、
「ドードレミードレーソー」がカウンターメロディとして入ってたこと。
以前、ラッキーラクーンナイト3(http://sei.lovely.to/blog/004783.html)で
苦言とともに改善案として僕が書いたこと
のとおりになっていたんですもの。

そうか、KANさんがあのブログエントリを読んで、結果、
この改善案が採用されたんだ!
・・・そんなわきゃないわけで、
きっとKANさんがずっと昔から構想していた時点で、
このカウンターメロディーは多分決まっていたことなのでしょう。

そして、エンディング近くでは
「ap bank fes '07」の時のカッコイイブレイク
をなぞられたであろうブレイクっぽい部分もあったり。

あと、第九のフレーズが間奏やエンディングにコラージュされていたり、
最初はあんなに静かな感じだったのに、途中は行進曲っぽい刻み方だったり、
「ドードレミードレーソー」のフレーズが、エンディング近くでさらに
カタチを変えてオーケストラだからこそのメロディーになっていたり、
エンディングは典型的なクラシックのお決まりな
「ジャン、ジャ

----

Architect of Music
-SEI Official FunSite-
-KAN UnOfficial FanSite-
URL: http://sei.lovely.to

[夢コン]オーボエ好きなバイオリニストの夫

2009-02-21 22:05:57 | Weblog
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もちろんKANさんのことですけれども。

2月3日、岡谷市で収録されたNHK BS『あなたの街で夢コンサート』、
本日BS2での放送日でした♪
(BS-hiでは23日放送予定)



ちなみに、先に紹介しておきますと、
2月3日当日の収録の一部始終とトークの内容などは、
kyonちゃんとことか、
ぱおままさんとことかを
参照していただけると、十分素晴らしいコンサートレポが書かれていますので、
結局のところ、このエントリーは読まなくても良いのかもしれません(笑)。
少なくとも、トーク部分はほとんど書かないと思います。

それでもお付き合いいただけるかた、よろしくお願いしますm(__)m

まずは、1997年のDecimoツアーでも着用したタキシードを
着たKANさん関連の部分から。

愛は勝つ(オーケストラアレンジ)

この話が来る前からずっと構想は練り続けていて、
是非やってみたかったというKANさんのたっての希望で、
オーケストラアレンジをKANさんが担当されました。
作成に9日間掛かったそうです。
(詳細はKANさんの金曜コラムNo.192「ルックスだけで引っぱって」やNo.195「いとおかやし」参照)

イントロは、「Carry on, Carry Out~」の部分を、
オーボエをメインにしてやさしめに開始。
アルバム「遥かなるまわり道の向こうで」に収録されている
「キリギリス」を聴いたときも思いましたが、KANさんは、
バイオリニストの夫でありながら(ありながらってことはないですが)、
相当オーボエ好きなんでしょうね。
もしもトランペットで「パーンパカパーンパン」ってやってたら、
ちょっと残念感があったはずですが、そうではなく、
オーボエを使って緩やかに、でも何かを予感させる序盤を聴いて、
ある意味「ホッ」としました。

そして、KANさんがイントロをちょっとだけピアノで豪華めに弾いて、
本編スタート。
1コーラス目は、比較的静かに進んでいきます。
静かに進みながらも、
あちこちに象徴的なオカズが入っていて、
聴いていて楽しかったです。
KANさんが今回の楽譜を書く際の手順として、
「ここにこういうフレーズがきたらいいな」っていうのを
どんどん埋めていく、という方法を採用したことから、
こういうアレンジになったんだろうな~と、
随所で感じるところがありました。

サビではパッヘルベルのカノンがカウンターメロディーで
入ってきたりして、徐々に盛り上がり始めてきます。
この90年代のポップスっていうのは、
1度のメジャーコードから徐々に下っていく、という
コード進行が多用されていて、この楽曲も多少変形しながらも
基本はこの下っていくコード進行です。
だから、パッヘルベルのカノンはカウンターメロディーとして
非常に溶け込みやすいんです。
代表的な有名どころでいうと、
あれがそうですね、山下達郎さんの「クリスマス・イブ」。

今回の「愛は勝つ」は、
盛り上がっていく勾配は徐々に角度を増すタイプであり、
最初から盛り上がったまま突き進むスタイルではありません。

だからこそ、本当の最後の最後に大爆発して終わるまで、
ある意味一生懸命爆発せずにガマンして、一つ一つの楽節ごとに
強弱・抑揚をつけながら、進んでいく、という。

これがとても良かったです。

「愛は勝つ」だからといって最初から最後まで
盛り上がりっぱなしで終わるのは、オーケストラアレンジとしても
決して適切じゃないですもんね。

そしてびっくりしたのは、
最後の「心配ないからね」のところに、前奏のシンボルフレーズである、
「ドードレミードレーソー」がカウンターメロディとして入ってたこと。
以前、ラッキーラクーンナイト3(http://sei.lovely.to/blog/004783.html)で
苦言とともに改善案として僕が書いたこと
のとおりになっていたんですもの。

そうか、KANさんがあのブログエントリを読んで、結果、
この改善案が採用されたんだ!
・・・そんなわきゃないわけで、
きっとKANさんがずっと昔から構想していた時点で、
このカウンターメロディーは多分決まっていたことなのでしょう。

そして、エンディング近くでは
「ap bank fes '07」の時のカッコイイブレイク
をなぞられたであろうブレイクっぽい部分もあったり。

あと、第九のフレーズが間奏やエンディングにコラージュされていたり、
最初はあんなに静かな感じだったのに、途中は行進曲っぽい刻み方だったり、
「ドードレミードレーソー」のフレーズが、エンディング近くでさらに
カタチを変えてオーケストラだからこそのメロディーになっていたり、
エンディングは典型的なクラシックのお決まりな
「ジャン、ジャ

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