One day's topics&One night's heroism

40代ブロガーの日常+アルファです。アクセス数よりも長寿を目指していきます。

正社員

2016-12-19 14:02:43 | Enjoy
タクシーの運転手をやって4か月目。
一気にいろいろな道を覚えなればいけないのがちとキツイ。

それにしても、タクシーというのはいろいろなことが起こるもの。
タクシー運転手の書いた本が時々出ているが、理由がわかる。

美容院に呼び出されてドアを開ければ、いきなりリアシートにダイブする女性。
聞いてみれば重度の風邪をひいている。肺炎にもなりかけていたみたいで・・・
それなら救急車だろうと思ったが、5000円の結構いい仕事だったので頑張ってしまった。
病院行くにも何も、旦那さんに迷惑かけたくないとか思ってしまうんだろう。

酒に飲まれた酔っ払い。
酒を飲んだ酔っぱらいは、楽しくマナーを守る姿勢があるのでいいのだが
飲まれた奴はどうしようもない。
タクシーに乗れば、800円分行ってくれという厳しい依頼。
迎車料金120円、初乗り運賃600円。すでにこの時点で720円。
810円になったのを知らせるが、もっと行けとのこと。
890円で車を止める。
「お客さん、890円だけどお金あるの?」
「800円って言っただろ!」
「だけど、あなたが行けって言ったんだよ。」
「890円払ってよ。」
「ざけんなよ!てめぇ!」
「早くお金を出して!小銭見せて。」
「はい、もう降りて。」
「これ、なんてタクシーだ?」
「見ればわかるよ。早く降りて。」

こういう客は15~20人に一人くらいの割合でいる。

人は何かと厄介ごとをタクシーに押し付けようとしている。

最初のうちは頭の中が真っ白になっていたが、そのうち頭の中でナビが出来上がってくる。

また、タクシーには「足切り」というものがある。
足切りというのは、企業が利益を追求する中での必要な最低活動資金、いわゆるノルマである。
これを毎月稼がなければならない。
稼げなかった場合は、基本給がつかないのである。
11月は努力でクリア、12月は余裕でした。
3か月連続で足切りを達成すれば、本採用が待っている。

しかしそんな中、配車センターへの声もかかってきた。
配車センターの方が給料は低い。
しかし、いくつかの魅力がある。
営業係(運転手)と比べると高収入の可能性は断ち切られてしまう。
しかし、危険がない。
社会的評判も悪くない。
資格取得、社内で出世しやすいなどなど。

私は、考えて配車センターの返事をした。
「管理者側としてはめちゃくちゃうれしい」とのこと。
私も営業とセンターとで二刀流の武器ができること、将来的に運行管理者も目指せること。
目標ができるし、皆さんの役に立ててうれしい。
まずは、第三級陸上特殊無線技士の取得を目指している。

本採用と3陸特取得が今の私の目標である。
何とかこれでいい年を迎えたいものだ。

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