ボーイスカウト札幌第12団(札幌市北区)【笑顔の活動記録】

    ボーイスカウト札幌第12団の活動記録を自然体で伝えています 

しみさぽメルマガより

2013-11-03 22:15:07 | 12団Q&A
ボーイスカウトとはどんな組織?
メンバーは男子だけ?
どのような活動をしているの?



そんな疑問をお持ちの方のために、
しみさぽ(札幌市市民活動サポートセンター)のメルマガ対談をご紹介します



◆「日本ボーイスカウト北海道連盟札幌第12団」のお話を伺いました◆

 ボーイスカウトとはどのような組織ですか?
第1次世界大戦後に、イギリスのロバート・ベーデン・パウエルという退役軍人が、子どもたちにさまざまな野外活動を通じて、仲間との交流や社会奉仕精神を広めようとしたことが、ボーイスカウト運動の始まりです。
仲間たちと「遊び」を通して、好奇心や探究心を育て、心身ともにバランスの取れた人格形成を目指しています。
わたしたち第12団は、札幌で活動している18団のうちの1つで、発足して57年目になります。


 「ボーイ」というとメンバーは男子だけですか?
以前は、男子のみの組織でしたが、近年は女子も参加するようになりました。
スカウト活動がはじまった当初は「女子は家庭を持って子どもを育て、男子は外に出て仕事をこなし健康的に生きる」という理念もありました。
しかし、これからは、男女共同参画の時代です。ボーイスカウトの活動も少しずつ変化しており、男女一緒に活動することはとても有意義なことだと思っています。
現在は、幼稚園児から高校生まで、男女合わせて22人程参加しています。


 どのような活動をしているのですか?
野外活動を中心に、子どもも大人も一緒に楽しめるバラエティに富んだ企画を考え、月3回程度活動しています。
具体的には、スポーツ、施設見学、キャンプ、釣りなどの野外活動、ボランティアや共同募金などの社会福祉活動、市内ボーイスカウトが集まる札幌市主催イベントにも積極的に参加しています。

外での活動は、学校や家庭ではできない経験ができ、他校の子どもや大人と関わり合うことができるのが特徴です。
例えば、ホタルの観察や、盲導犬の老犬ホームで社会福祉体験を行ったことがあるのですが、直接見聞きし、体験することによって、初めてその環境や命を守っている人たちがいるということを知ります。
これらの活動を通して、ただ楽しむだけではなく、物事の背景や意味を教えたいと考えています。

夏のキャンプでは、自分たちで草をならして寝床やトイレなどの場所を作るところから始めます。
この経験は、3.11の東日本大震災のときにとても活かされたようです。
被災地のボーイスカウトの子どもたちは普段から野外活動として行っていたことを、避難所でも発揮でき、また団のメンバーも、自分の家庭のことだけではなく、状況を的確に把握し、さまざまなサポートを行ったと聞きました。
大災害は、今後いつどこで起きるかわかりません。
どこへ行っても、どのように命を守るか、周りの状況はどうなっているのか、その判断力を会得して欲しいと願っています。
昔と違って、今は外に出たがらない子どもが多いですが、外の楽しさと同時に危険を教えていく必要があります。
子どもによって活動の好き嫌いもあると思いますが、みんなで一緒に考え過ごしていく中で、自発的な行動や発想力が身に付くと思います。
そのために、子どもたちが関心を持ち飽きないようなプログラムをこれからも工夫していきたいです。


 課題としてどのようなことを感じますか?
子どもたちの加入数が少ないことが課題です。
現代の子どもたちは、塾や習い事などへ時間を割くようになり、大きくなるとアルバイトを始めるなど、昔とは生活の仕方や環境が大きく変わりました。
そして、昔は親にも時間的余裕があったように感じていますが、最近は、ボランティアなど子どもへのバックアップが必要な活動へあてる時間が少ないのかなと感じます。
子どもたちが健やかに育っていくためのひとつの方法として、ボーイスカウト活動へ興味を持っていただきたいです。


 最後にメッセージをお願いします
ボーイスカウトの活動では、年上の子が、年下の子の面倒をよく見ています。
いつもお世話されていた自分よりも年下の子が参加すると、自分がしてもらったことを思い出して、助けたり教えたりと面倒を見る姿も見られます。
ボーイスカウトの約束にある「幼いものをいたわります」という言葉が、浸透しているのではないでしょうか。
また、時には言い合いやケンカもありますが、それはそれで良い訓練だと思っています。
さまざまな出会いや環境の中で、仲間が増え、言葉遣いや礼儀を学び、経験を積むことができます。
1日だけでも活動に参加できますので、ぜひ気軽に遊びにきてください。


~大人の願いが込められていて、仲間と楽しく、一緒に学んだり考えたりできる経験が、とてもうらやましく感じました。子どもたちが伸び伸びと過ごしている様子が頭に浮かび、元気をいただきました。(Y)~


札幌第12団 ここが知りたい!!

2010-11-08 20:48:00 | 12団Q&A

 何歳から参加できるの?

保育園・幼稚園の年長さんから参加できますよ♪
   もちろん小学生・中学生も大歓迎です



 活動はいつ、どこで?
 
 月に2~3回、主に週末の集会です。
      活動場所は団本部の北大寺(最寄駅:地下鉄北12条駅、JR札幌駅)の他、
      麻生や札幌駅北口にある集会場、地区センターなどを利用しています。



 お金はどのくらいかかるの?

 ボーイスカウトの活動は「質素」が基本。
      できる限り少ない費用負担で活動をすすめています。
      登録費、保険、交通費材料費などの活動費を合わせて年額約27000円
     (1か月あたり約2000円程度)です。
      他の活動や習い事などと比べ少ない費用のご負担で済むことがお分かり頂けると思います。
       *初年度のみ+入団費5000円



 制服はどうするの??

 入隊時に用意して頂きますが、一度に全て揃えなくても構いません。
      ビーバー隊の制服は、ベスト、チーフ、チーフリング、帽子 です。
      
       在庫があればレンタルも可能です。(例:ベスト・・・年額300円)
       詳しくは団関係者にご確認ください。



 どんな人が指導者になっていますか?

 ボーイスカウトの各種の指導者訓練機関で研修を受け、指導者としての様々な
      技能・知識を身に着けた方々が子供たちの指導に当たっています。
      職業をもちながら、仕事の都合をつけて指導のために時間をさいています。
      子供が大好きな情熱家がボランティアとして活動しているのです。

      当団の指導者についてはカテゴリー「指導者紹介」を是非ご覧ください。

       

 親の手伝いは大変??

 リーダーをはじめ団関係者や保護者の方々など全員がボランティアで活動に協力しています。
     仕事や家庭に支障のない範囲で側面からリーダーを支えてください。
     親子で参加できるプログラムもあります。
     一緒に楽しんじゃいましょう


 ボーイスカウトって宗教団体?

 団本部は神社・お寺・教会等とさまざまですが、ボーイスカウトそのものは特定宗教との結びつきはない教育団体です。