ボーイスカウト札幌第12団(札幌市北区)【笑顔の活動記録】

    ボーイスカウト札幌第12団の活動記録を自然体で伝えています 

6月17日(日)の活動報告  ビーバー隊  真駒内を探検しよう

2012-06-17 15:34:38 | ビーバー隊
カブ隊スカウト達は、車椅子ハーフマラソンの応援終了後行われた選手達のお話を聞いていましたが、ビーバースカウト達にはちょっと難しいかなぁ・・・と言うのとせっかく真駒内まで来たのですから、少し探検してみようと言うことにしました


  
  近くに楽しそうな場所があるよ


午前中雨の中で一生懸命応援したから靴の中まで濡れているし、外に出るの嫌だなぁ・・・ と少し思っていたようですが、仲間と一緒なら雨の中を探検するのも楽しそう


  


午後になってもはやむ気配が無いので、近場のサケ科学館に行ってみました。


  


パンフレットにスタンプを押して館内をいろいろ見てみましょう


  
  

鮭の身は赤いのに稚魚は何で白いのかな
の耳って何処にあると思う
知っていそうで知らない不思議がいっぱいです。何処かに答えがあるはずだよ


  


外に出てイトウに餌やりもしてみました。ペレット状の餌を器用に一粒ずつ取って魚にあげるので二人で一袋しかもらわなかった餌がなかなか減っていきません 解散時間が迫っているのに・・・

いつもニコニコ笑顔のビーバーちゃんとその家族達です。


  


楽しい事を見つけながらカブスカウト達が待っている競技場に帰ろうね


  

6月17日(日)の活動報告  ビーバー隊・カブ隊合同  全国車椅子ハーフマラソンを応援しよう!

2012-06-17 10:52:28 | ビーバー隊・カブ隊合同
札幌市南区にあります真駒内セキスイハイムスタジオで行われた、2012はまなす全国車椅子ハーフマラソン大会の応援に参加してきました。

前日の天気予報は 雨なら中止かしら?それとも・・・  当日の朝も霧雨が降っていました リーダーからは急遽雨具を追加してください のメールが届きました。 
勿論決行のようです。でも、選手の皆さんはこの大会のために毎日トレーニングを重ね、全国から真駒内に来てくださっているわけですからこんな雨では中止になるわけが無いですよね・・・

真駒内競技場に集合し、他の団のスカウトと共に雨が止むのを祈っていましたが、無情にも雨粒はどんどん大きくなっていくばかり 選手の皆さんはこんな悪天候でも競技を行うのですから、せめて気分はになるように私達は明るく応援をしましょう 


  
  雨具を着こんでスタンバイOK


スタート地点まで選手の先導を行いました。あちこちに水溜りがあり靴が濡れるから避けて通りたいところですが、誰一人そんな事をするスカウトはいませんでした


  
  手に持っている旗が重たくなってきた


コースの両脇に並んで「頑張れ~」 雨だからか、がらんとした競技場を盛り上げるよう、スカウト達は精一杯声を大きくして応援をしました


  
  私の声援、聞こえているかしら


応援が終わると車椅子の試乗体験会が行われました。用途に合わせていろいろな種類がありましたよ  普段の生活用は勿論、競技用(球技・ロードレース)があり、他の団のスカウトと共に順番に試乗してみました。


  
  以外に小回りがきくのね

  
  さっきの選手達が乗っていたやつだぁ。バランスを取るのが難しい・・・


また、車椅子の方を介助する祭の注意点・コツなども教えていただきました。 例えば、後ろから押す時、急な坂道を下る時、線路や道路の溝があったらどうするか、段差を乗り越えたり降りたりする時は・・・
私達が普段何気なく歩いている場所に車椅子にとっての難所が沢山あることが分りました 
お話を聞き、また実際に車椅子に乗って短い距離だけども体験してみて、貴重な体験が出来ました

今年の夏にロンドンで行われる「パラリンピック」に出場予定の選手の方からも貴重なお話を聞く機会もありました。
ここで教えていただいた話ですが、陸上競技では400m走までは健常者の選手に負けてしまうけど、それよりも長い距離で競争したら、なんと車椅子の選手の方が早くなるそうです ですので今日行われたハーフマラソンのタイムも健常者の記録よりとっても早い記録が出ているそうです 


  
  パラリンピックで見かけたら応援しましょう


選手達のお話の中で一番心に残ったことは、何事も楽しんで挑戦して欲しい。嫌だなぁと思いながら物事に取り組むのではなく、これをすることが出来て良かった、楽しいなぁ。と思って欲しい  必ず立ちはだかる壁を乗り越えた時には、輝かしい世界が待っているんだよ とスカウト達に話してくれたことでした

人生の途中で事故にあってしまい車椅子生活を送ることになり、ロードレースと言う生きがいを見つけた選手たちの言葉だからこそ、メッセージの重みがありました。大人もですが、これから様々な苦難を乗り越えなくてはならないスカウト達は絶対今日の体験を忘れて欲しくないなぁ、と思いました


  


残念な事に今日で退団するスカウトが・・・  カブ隊の中の最年長である熊隊員として、また責任感からか非常に面倒見の良いKARNちゃん。 いつでも12団に戻ってきて良いからね ずっと待っています

6月10日(日)の活動報告  55周年記念行事  春香山登山

2012-06-10 15:13:53 | 団行事など
ボーイスカウト札幌第12団が誕生して55年になります そこでみんなで心に残る行事を行いたいとう指導者・団委員の思いもあり、記念式典ではなく、記念行事を行うことにしました。

普段から登山を夏・冬に行っている12団ですが、今回は普段の集会ではなかなか行けない山と言うことで、小樽市にある春香山に全隊(ベンチャー・ボーイ・カブ・ビーバー)一緒に登ることにしました

まずは本拠地である札幌市北区にある「北大寺」に集合し、出発式を行いました  育成会長(北大寺住職)から55周年記念のお祝いメッセージと登山の安全祈願の言葉を掛けていただきました


  


育成会長と札幌市待機組みの団委員のお見送りを受け、元気いっぱいにバスに乗り込んで出発です


  


集合時間がとっても早かったのでみんなバスの中で一眠りするのかなぁ・・・と少し思いましたが、思い思いにワイワイガヤガヤ・・・ 勉強・部活に忙しい毎日を送っているボーイ隊のお兄さん達だけがゆっくり休んでいました

大勢で登山する時のルールがいくつかありますが、その中に体力が一番無いグループが先頭を行く。と言うのがあるそうです。
そこで最年少のビーバー隊を先頭に、体力のあるボーイ隊・ベンチャー隊が最後尾に付く様に隊列を組んで出発です


  


当初計画していた登山道が工事中な為、急遽ルート変更を行い林道登山になり平坦な道が多いコースでしたが、元気いっぱいのビーバーちゃんの歩く早さの早いこと あっと言う間に隊列が長ぁくなってしまいました


  


途中にサンショウウオの卵や、色とりどりの花が綺麗に咲いていました


  


雪融け水の流れる沢もありました


  


そろそろ疲れが溜まり、また先が見えない不安からかあちらこちらから「まだ頂上に着かないの」の声が・・・ 「山小屋が見えたら少しだけトイレ休憩しようね」 の掛け声で、ひたすら建物を探しながら歩き続けます

見上げる先に山小屋が見えたときは本当にうれしかったですね
丁度12時でここでお昼ご飯を頂きたいところですが、雲行きが怪しく山小屋の管理人さんから「もう少しで雨が降りそうだから急いで山頂を目指したほうが良いですよ」と言われ、携行食でとりあえずの空腹を満たし、またひたすら山頂を目指して歩き続けました

山小屋からの登山道は今までの林道と全く異なり急勾配の獣道のような登山道でした

どろどろで滑りやすい道がしばらく続いた後は、大きな木が道を通せんぼしていたり、


  


立ちはだかる崖があったり・・・


  


この崖を見たスカウトの一人が「絶対こんな崖無理」と言って怖がっていましたが、頼もしいボーイ隊のお兄さんが「絶対無理なことなんて無い」と叱咤激励してくれました。
お互いに声を掛け合いながら全員が無事に山頂に到着しましたよ


  


参加スカウト全員で


  


山頂からは石狩湾が一望できる素晴らしい景色が見えるはずでした。しかしあいにくの悪天候 雲海だけしか見れず

一番体力的に不安があったビーバーちゃんは登りきれただけで満足そうでした。本当に良く頑張ったね


  


山頂でゆっくり休みたいところですが、山小屋の管理人さんの言葉通り雲からポツリポツリと水が落ちてき始めました
道が滑りやすくなる前に山小屋に着きたい為急いで下山です。

雨が本降りになる前に何とか山小屋に着くことが出来、小屋の中でゆっくり脚を休めながらお昼を頂きました

天気予報では小樽地方も札幌市内もだったのでこの行事を決行したのですが・・・まさかこんなにザーザーと雨が降るとは・・・ 本当に山の天気は平地とは全く異なるのですね・・・

各自持参していた雨具を着込み、雨の中下山開始です。


  


靴の中にまで水が入り込み、歩く度に「グチョッ」「ビチャッ」と音がしたり、服が湿ってきたり・・・
中には「もう歩くの嫌だ」と思っているスカウトもいたと思われますが、下山して駐車場に行かなければバスには乗れませんし、座り込めばただ雨に打たれてますますあちこち濡れるだけです
誰一人休憩を取ろうともせず、黙々と歩き続けました

でも、普段こんな大雨の中歩き回るなんて機会滅多にあることではありません。どんな時でもどんな事でも楽しまなきゃソンですよね。
不機嫌になりへこんできたビーバーちゃん達は、大きなふきの葉を傘のようにして気分はコロポックル いっぺんに機嫌よくなりゴールを目指します
リーダーの励まし、スカウト同士の励ましあいのおかげで、往復14kmの道のりを全員無事に歩ききりました

駐車場で待機してくれていた副団員長の車から各自、着替えの服を受け取り、バスの中で濡れた服を着替えです 「そなえよつねに」のおかげで全員風邪をひかずに済みそうです

北大寺に向かってバスが走り出し、途中の長いトンネルを抜けると・・・見事な青空が現われました なんかとっても悔しかったけど、12団の団結力の強さやどんな事がおきても「そなえよつねに」があれば乗り越えられること。が再認識させられた行事となりました

スカウトの中から「もう一度晴れた日に春香山登山したいね」と言うめげない前向きな意見も出ていました。