店主のだらだら草子

スローライフを目指すi-sumi.com店主の気ままな日記

岡崎あたり

2007年08月30日 | 京都
先日、没後10年 麻田 浩展(於:京都国立近代美術館)のチケットをいただいたので、久しぶりの絵画鑑賞に出かけてきました。
絵画による造形詩というべき心象風景の世界ということでしたが、正直なところ、私には良く理解できませんでした・・・
モチーフに鳥の羽や卵が多く使われているのが印象的でした。ついつい鳥のほうへ目が行って。


出てきたついでに、この京都国立近代美術館がある左京区岡崎あたりをご紹介します。
このあたりは文化ゾーンとして、いろんな施設が建っています。


今回の会場の京都国立近代美術館。



その向かいに建つ、京都市美術館。
この横には京都市動物園と京都府図書館があります。


京都国立近代美術館の横には琵琶湖疎水が流れています。
そこにカルガモが数羽泳いでいました。結構人馴れしていて、寄ってきます。


<>
マウスオンで画像が変わります。(平安神宮の門の中)



平安神宮の中から大鳥居を眺める。
大鳥居のあたりに京都国立近代美術館と京都市美術館、手前に京都府図書館と東に京都市動物園。


<>
「京都会館」 いろんなイベントが行われます。
この日も大勢の人でした。

マウスオンで「京都市勧業館 みやこメッセ」
この地下には京都伝統産業ふれあい館があり、京都の伝統文化のことを見たり聞いたり、触れることもできます。
写し方が悪いですが、両方とも大きな建物です。



みやこメッセや京都会館の横も疎水が流れる。よく見るとアオサギが魚を狙っています。



北へ帰れなかったキンクロハジロ。
どうやら左の羽を怪我しているようでした。

魚影が見えます。
形や色から、外来魚のブルーギルのようですね。

外来魚と平安神宮で思い出しましたが、平安神宮の池はかつて疎水から水を引いていたのですが、幸いにも外来魚の問題が起こる前に疎水の利用を止めたので、この池では昔の琵琶湖の生態系がほぼ残っているそうです。
管理されているので、外来魚を放流する人もいません。今ではとても貴重な池になっています。


みやこメッセの斜め向かいには、平安・鎌倉時代の仏教・神道美術、室町の水墨、根来や茶の湯釜、桃山の茶陶や七宝工芸、そして琳派や若冲など江戸時代の絵画に優品が多く、いずれの分野でも内外屈指のコレクションを誇る細見美術館もあります。



細見美術館から少し南へ行くと、京都観世会館(画像は特徴のある旧館)
今は奥にある新館で能や狂言が上演されます。


このあたりから南禅寺や永観堂まで足を延ばされても、いいかもしれません。
1日ではちょっと無理かもしれませんが、時間があれば充実した時間が過ごせる地域です。
おいしいお店もありますが、それはまたの機会に・・・

最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
またまた芸術鑑賞ですね (fagus06)
2007-08-30 09:44:40
scopsさんは最近、岡崎エリアに出没されることが多いですね。あのあたりは文化的な施設が多いためか、つい寄り道したくなりますね。
絵を見て鳥の羽や卵が気になったとのこと、私も展覧会を見ると、やっぱり樹木や鳥にひっかかります。これはしょうがないですね。
麻田浩の作品は、以前、近代美術館の福田平八郎展に行ったとき、上の常設展で見ました。シュールな作品で、けっこう迫力ありました。
返信する
fagus06さま (scops)
2007-08-30 23:10:13
芸術鑑賞ってほどでもないんですが、チケットをもらう機会が結構多いもので、それじゃあということで出かけています。(笑)

でも、本物はなんでも見るに越したことはないと思っていますので、懲りずに出かけます。
いっこうに目が肥えないのが残念ですが・・・
返信する
岡崎あたり♪ (hitoha)
2007-09-01 10:36:56
私はscopsさんのように、美術館によくいく…ってほどでもないのですが、京都会館に演劇鑑賞に時々出かけます。それと、結構、息子の学校が近いので、そのついでにうろうろしたり岡崎あたりは(カメラを持って…)ゆっくり歩きたくなりますね
返信する
歩きましたよ (のこたん)
2007-09-01 10:52:04
 もう1年半前くらいになるでしょうか?? 
 駅から八坂さんまではバスで行き、それからは徒歩で、永観堂まで歩きました。
 疎水が見たかったので行きましたが、平安神宮のお庭には心を癒されました。
 永観堂のお庭もステキでした。

 京都は不思議な街です。
 私にとっては・・心が洗われるところです。
 いつも突然に思い立ち「そうだ京都へ行こう」(どこかのCM)電車に飛び乗ります。

 琵琶湖疎水は近辺はホッとしますね。
 一日中でも川辺に座って眺めていたいです。
返信する
hitohaさま (scops)
2007-09-01 12:22:39
このあたりは人が多くても、なぜかそんなに騒々しく感じないと不思議に思う場所です。
自転車で15分ほど走れば来れるので、行きやすい場所でもあります。
まだまだ知らないところも多いので、時間ができたらまだしばらく通うかも・・・です。
返信する
のこたんさま (scops)
2007-09-01 12:33:48
のこたんさんは、行動的ですものねぇ。
歩いてだったら結構距離があったでしょ?
でもいいコースですよね。

私は地元なんで、ついつい自転車でスーッと走ってしまいますが、歩くとよりいろんなものが見えてきますね。
ちょっと反省・・・
返信する
ちょっと知られてないようなところを (bulbul)
2007-09-04 00:19:43
 無鄰菴の東、南禅寺前交差点渡ったところの北側に西福寺というお寺があります。そこに雨月物語の作者上田秋成の墓があり、その台座は「蟹」です。
返信する
bulbulさま (scops)
2007-09-05 11:52:22
情報ありがとうございます。
無鄰菴は知っていたんですけど、西福寺は知りませんでした。
まだまだ奥が深い京都・・・ですね。
返信する

コメントを投稿