毎年アオバが茂りだす4月下旬から5月上旬にかけて、東南アジアから渡ってくる夏鳥です。今年もヒナがこんなに大きくなりました。 もうちょっと大きく
アオバズクは一番目にしやすいフクロウの仲間です。案外身近な場所でも営巣して私たちを楽しませてくれます。ここは京都御苑、街の真ん中です。
皆さんの周りにもきっといるはずですよ。探鳥会も催されていると思います。
詳しくは 日本野鳥の会のサイト内検索で、 日本野鳥の会支部一覧 と入力して、お近くの支部の活動を見てください。
ところでこのアオバズク、やはり年々減ってきているのです。
これは営巣できる日本の樹もなくなってきてはいるのでしょうが、越冬地の東南アジアでの森林伐採の影響が大きいと言われています。環境が地球規模で変化していることのひとつの表れですね。 親の画像1 親の画像2 (画像はいずれも友人にお借りしました)
それにしても鳥はなぜ渡りをするんでしょうね?
何千キロも渡る途中には海もあり、何割かの鳥は落ちて命をなくします。それでも渡ってくる。本能と言えばそれまでだけど、はっきりとした理由もまだわかっていません。
だから私は、遠いところから日本を選んではるばるやって来て、子育てをする彼らが愛しくて仕方がないのです。
でもここ最近、新たな苦難が訪れています。カメラです。
デジカメの普及とともに、急激に増えました。この画像のように、ここまで大きくなると大丈夫ですが、問題は生態をよく知らずに、巣の中の写真を撮る人、夜にエサを与えるところを撮ろうとストロボをたく人です。
巣に近づくのはどの鳥にでも厳禁です。私たちの家にライオンが近づいてきたとしたらどうですか?恐ろしいですよね。それと同じです。ヘタすると巣を放棄してしまいます。
アオバズクは夜行性ですから、夜でもよく見えます。(あたりまえですが)そこへストロボすればどうなるでしょう?人間でもまぶしいですよね。
暗視カメラは光に向けると壊れてしまいます。これも同じなんですね。ストロボは脅威以外の何者でもありません。
鳥の方もここは危険だということがわかるので、ヒナを早く巣立ちさせようとすることもあるようです。以前にもそれが原因で死んでしまったことがありました。
そのような写真は自己満足だけのもの。中には注意しても聞く耳持たない人もいます。(熟年に多いのが悲しいです)
生活環境も厳しくなる一方、苦労して渡ってきて健気に子育てしています。せめて安心して子育て出来るように、温かく見守ってやりたいものです。
アオバズクは一番目にしやすいフクロウの仲間です。案外身近な場所でも営巣して私たちを楽しませてくれます。ここは京都御苑、街の真ん中です。
皆さんの周りにもきっといるはずですよ。探鳥会も催されていると思います。
詳しくは 日本野鳥の会のサイト内検索で、 日本野鳥の会支部一覧 と入力して、お近くの支部の活動を見てください。
ところでこのアオバズク、やはり年々減ってきているのです。
これは営巣できる日本の樹もなくなってきてはいるのでしょうが、越冬地の東南アジアでの森林伐採の影響が大きいと言われています。環境が地球規模で変化していることのひとつの表れですね。 親の画像1 親の画像2 (画像はいずれも友人にお借りしました)
それにしても鳥はなぜ渡りをするんでしょうね?
何千キロも渡る途中には海もあり、何割かの鳥は落ちて命をなくします。それでも渡ってくる。本能と言えばそれまでだけど、はっきりとした理由もまだわかっていません。
だから私は、遠いところから日本を選んではるばるやって来て、子育てをする彼らが愛しくて仕方がないのです。
でもここ最近、新たな苦難が訪れています。カメラです。
デジカメの普及とともに、急激に増えました。この画像のように、ここまで大きくなると大丈夫ですが、問題は生態をよく知らずに、巣の中の写真を撮る人、夜にエサを与えるところを撮ろうとストロボをたく人です。
巣に近づくのはどの鳥にでも厳禁です。私たちの家にライオンが近づいてきたとしたらどうですか?恐ろしいですよね。それと同じです。ヘタすると巣を放棄してしまいます。
アオバズクは夜行性ですから、夜でもよく見えます。(あたりまえですが)そこへストロボすればどうなるでしょう?人間でもまぶしいですよね。
暗視カメラは光に向けると壊れてしまいます。これも同じなんですね。ストロボは脅威以外の何者でもありません。
鳥の方もここは危険だということがわかるので、ヒナを早く巣立ちさせようとすることもあるようです。以前にもそれが原因で死んでしまったことがありました。
そのような写真は自己満足だけのもの。中には注意しても聞く耳持たない人もいます。(熟年に多いのが悲しいです)
生活環境も厳しくなる一方、苦労して渡ってきて健気に子育てしています。せめて安心して子育て出来るように、温かく見守ってやりたいものです。
なんとも不思議な写真ですねぇ!
動物園でしかフクロウを見たことないので、まさか京都御苑に渡ってくるなんて感激しました!
渡り鳥といえば、以前私の家の軒先に毎年ツバメが渡ってきていたことを思い出します。
ツバメの場合は人家に巣を作るからでしょうか、人に慣れている感じでした。
ヒナも可愛くピーピーと鳴いて、徐々に成長するのが見てとれ、知らない内にどこかへ渡っていきます。
これだけ言うと可愛いだけなのですが。。。
糞の始末が大変です。
始末し易い軒下に1箇所だけ巣があった時は良かったのですが、徐々に増えていき、巣は3~4箇所にも。。。
そのうえ2階の軒に巣を作られた日には大変です。
屋根がべったり糞だらけで命懸けの清掃作業です。
これには毎年たまりませんでした。
現在は、幸いと言うか何と言うか、ツバメは我が家には来なくなりました。
自分で糞の始末をしてくれるような鳥はいないものですかねぇ。。。(笑)
アオバズクは、フクロウの仲間の中でも比較的よく見られる種類です。京都市内でもまだ何ヶ所かにいますよ。
ツバメの件では、鳥になりかわってお詫びいたします。
でも巣をかけてくれると幸せが来ると言われてますから、きっとその時はrrounddさんのところにいいことがあったんじゃないですか?
「うちにも来てくれないかな」と毎年思っているんですが、まだ巣をしてくれたことはありません・・・
scopsさんの鳥を、自然を愛する気持がとても良く伝わってきます。注意をしても聞かない大人達困ったものですね。この地球上は人間だけのもののような振る舞いをしている人が居ますが、人間だけでは生きていけないと思います。色んな物が繋がって成り立っているように思います。そのバランスが崩れたときが恐いですね。もう大分崩れつつある感じもしますね。
トチバニンジンのこと有り難うございました。今日は午後からでていましたので、お礼が遅くなりました。
相手のことを思いやれない人に、いい写真を撮れるわけがないと思うのですが言い過ぎでしょうか?
いつもコメントありがとうございます。
私も、いつまでもこの環境が続くように願っています。
毎年たくさんの人が見に来ますが、見る人みんな笑顔になります。
京都御苑にいるのですか?
なんていい所なんでしょう!
鳥の渡りって本当に不思議ですねえ。
渡りによって、同族の死亡率があがるのに
それでも渡るんですよね・・・。
まるで、成人になるために
受ける試験みたいです。
より強い種しか生きられないとか?
自然は厳しいですね・・・。
本文で書き忘れたのですが、日が暮れて親がエサを運び出すと、ヒナはエサをねだって鳴きますが、その声はまるでコオロギとかスズムシのような声なのです。
教えてあげると、みんな不思議そうに、そして大人の人も目を輝かせて聴いておられます。「あー、今聴こえた!この声ですね!」って。
今の子供たちは‥‥という言葉をよく耳にしますがこれは、私たちが見せて来たからなんですよね。
赤信号をみんなで渡れば‥‥
歩きタバコを平気で‥‥
車の中から空き缶を‥‥
コンサートで演奏中にカメラのフラッシュを平気で‥‥などなど
山野草の愛好家が希少植物を、悲しすぎます。
今、アスベストの問題が浮上して来ましたが、アスベストよりもっと怖いのがペットボトルや石油製品‥‥
誰も今は気にしていませんが私たちがいなくなった後、食べ物を育む土がぼろぼろになってるような気がします。
違ったらいいのですが
土はもう農薬でずいぶんとボロボロのようですよ。
農薬は土の中の生態系を断ち切っていますので、地力が弱くなっているんだそうです。害虫も殺すでしょうが、良い影響を与えるものまでなくしてしまいます。
この農薬も石油から作られているものが多いと聞きます。
土は育むものと言いますが、農薬では育たない。効率第一を改めていかないと、土はどんどん痩せていくんだと思います。