店主のだらだら草子

スローライフを目指すi-sumi.com店主の気ままな日記

四万十探鳥

2012年06月13日 | 自然
ヤイロチョウに会いたい!

そんなわけで、四万十の山奥の山奥へ行ってきました。
TOPはヤイロチョウが生息すると思われる四万十川へ流れ込む支流のひとつ。


確かな情報もなく、かなりリスクの高い探鳥です。
「ここに●●がいるよ」と聞いて行くのもいいんですが、自分たちの勘と偶然の出会いに期待するのが私たちのいつものスタイル。
そのほうが刺激的で面白い。


偶然といえば、最近めっきり数が少なくなっているブッポウソウに出くわしました。

私が席をはずしているときに、友人からお呼びの声が・・・。「何かが飛んできたと思って見ると、なんとブッポウソウだった。」とのこと。
何年か前はこれを見るのがメインの旅行もしたくらいです。
体の青とくちばしの赤が美しい・・・


気がつくともう一羽!

たぶん番いでしょう。


もうひとつの特徴、飛んだときの白い斑。

この紋付姿もきれいです。
露出補正が間に合わずにちょっと黒めに写っていますが、ちゃんと色が出ていたら体の青とくちばしの赤、それに白い紋付の色のバランスがすごくきれいなはず。



もうひとつの楽しみだった船でのホタル鑑賞。
総数は3~5000匹はいたのでしょうか、かなりの数のホタルを見ました。
ただ広い範囲での総数なので、一箇所での最大数はせいぜい数十匹。
実は、もっとすごいホタル柱みたいなものを期待していたので、ちょっと物足りなさは残るものの、考えて見ればこんなにたくさんのホタルを見たのは初めてでした。
空も満点の星・・・。星とホタルの光が穏やかな流れの川面に映えて、とても幻想的な光景でした。

撮影にも挑戦したのですが、あえなく撃沈・・・
脳裏に焼き付けておくことにします。


見聞種は43種とそんなに多くはなかったけれど、長い距離を車で走り、よく歩き、よく食べ、よく飲み、よく楽しませていただきました。
肝心のヤイロチョウは何とか探し当てて声を近くで聴きました。
姿を見ることに執着しない、というか、見られればラッキーというスタンスの我々は声だけのときも多々あります。
でも、まあいつかは会えるでしょう。と、期待しておくことにします。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
四万十川 (ちどり)
2012-06-13 19:34:33
いい出会いがありましたねぇ。ブッポウソウ、ヤイロチョウの声まで聞けたなんて・・・、うらやましいお話。
鳥を探すのを忘れるほど、四万十川の風景に浸った日を思い出しました。水がきれいだったなぁ。
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Unknown (岳行)
2012-06-13 22:33:52
ブッポウソウの画像、良いですね。嘴の赤と翼の斑紋ぱっちり。ヤイロチョウの声は森に響いていたでしょうか。じっくりお話を伺いたいです。
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ちどりさま (scops)
2012-06-14 11:37:47
上流部は一段と水がきれいですね。ブッポウソウは予想外だったのでラッキーでした。
私たちがこの辺りを訪れるのは9年ぶりなんですが、やっぱりいいところです。地元で話を聞くと、残念ながらヤイロチョウは減っているようですけど。
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岳行さま (scops)
2012-06-14 11:45:24
ブログにコメントをいただくのは、確か初めてでしたよね。これからもよろしくお願いします。

停まっていたブッポウソウが、急に飛び出したので露出の補正ができませんでした。このときはほぼ真上通過、ほぼノートリです。
連写機能のおかげですが、連続写真を見ているとかなり深く羽ばたいていました。肉眼ではあまりわからなかったことが見えて興味深いです。

ヤイロチョウは2個体いたようです。近くのを聴いているときに、遠くでもう一羽が競うように鳴いていました。
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scopsさん ()
2012-07-07 22:45:55
四万十町迄ヤイロチョウを見に来てくださるとは、ありがとうございます。折角おいでて下さったのに、姿も見せなく声だけで失礼しました(汗)

私はまだヤイロチョウ剥製しか見たことないです。代わりと言ってはなんですが、ブッポウソウが見られてよかったですね。

scopsさんは、突然の出没にも慌てずきれいに撮影していますね。露出補正等とおしゃいますが、私はこれで十分美しいと思いますが、やはりカメラ使いこなしちゅうがですねえ。

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風さま (scops)
2012-07-09 11:54:37
カメラは思った以上に難しいです。日々勉強です。
勉強といっても、説明書もよく読まない怠け者で、必要に迫られて一つづつ覚える・・・というようなええ加減なことやってます。(笑)
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