京都・観光文化検定試験

先週の話ですが、京都・観光文化検定試験というのが行われて、全国から９，８０１人の受験者があったそうです。平たく言えば、どれだけ京都の歴史や文化を知っているかの試験ですが、なかなかレベルが高いんですね、これが。
２級と３級の２種類があり、京都新聞にその問題と回答が載っていたんですが、３級は京都に住んでいる人ならわかる問題が半分くらいかな？
たとえば、「丸竹夷二押御池・・・」と続く通り名の歌詞の中で、「竹」はどこを指す？なんて問題があって４つの中から選ぶのですが、これは京都の人にとっては常識中の常識。私にとっても答が住んでいる「竹屋町通」ですから間違いようがない。
こんな簡単な問題があるかと思えば、「大徳寺は鎌倉時代末期に（ア）が創建。建武の新政を断行した（イ）の帰依を受け、・・・中略・・・一休宗純が、堺の豪商（ウ）の援助で復興。さらに、安土桃山時代には、（エ）が織田信長の争議を大徳寺で行い、菩提寺として塔頭（オ）を建立した・・・後略　　　（　）の中に４つの候補から選ぶんですが、候補を書かないとほとんどわかりませんよね。（＾＾；
それでも３級は何とか受かりそうなんですが、「京都のことはよく知ってるぞ」と自負している私も、２級は手ごわい。知らないことがこんなにたくさんあるのか・・・と思い知らされます。京都は求めれば奥は深いですね。

ちなみに、上の解答。（ア）宗峰妙超　（イ）後醍醐天皇　（ウ）尾和宗臨　（エ）豊臣秀吉　（オ）総見院