店主のだらだら草子

スローライフを目指すi-sumi.com店主の気ままな日記

お祭りだ~

2007年05月22日 | 京都
きのう(5/20)は氏神さんの「下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)」の「還幸祭」で、神幸列と神輿の巡行が行われました。私は少しの区間ですが毎年交通整理のボランティアで参加しています。



2年前の記事にも書きましたが、この何トンかあるお神輿は少しの休憩時間以外はすべてすべて2~300人の與丁(よちょう)と呼ばれる担ぎ手が交代で担いで巡行されます。

ただ歩くだけでも相当な距離があるのに、「ほいっと、ほいっと」の掛け声とともに、朝から夕方まで9~10時間もかけて氏子の地域を廻ります。

例年暑くってグロッキー気味の人も多いのですが、今年は肌寒いくらいの気候・・・。担ぎ手にはちょうど良かったかもしれません。

東京・浅草の三社祭では神輿の上に乗る乗らないでもめていましたが、山車(だし)ならともかく神輿は神様。浅草神社が言うように、神輿の上に乗るのはやはり神を冒涜する行為でしょう。

幸い、ここではそんな不埒な輩はいませんし、厳しい規律があると聞きますから、そんなことをしたら即参加禁止にされることは間違いないと思います。

はしゃぎたい気持ちはわかりますが、敬う気持ちを忘れては本末転倒ですよね。
祭りは皆のもの、楽しいもの、感謝するものの気持ちで参加したいものです。



私の記事はごくごく簡単にしか書いていませんが、こちらのブログに下御霊神社のことが詳しく書いてありますのでご参考に。

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
2年前の記事に書いてあった (fagus06)
2007-05-22 07:34:58
鯖寿司は今年は食べられたのですか?
私も鯖寿司、大好きです。あ~、お腹が空いてきました。

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京都のお祭り (bulbul)
2007-05-22 10:31:56
 いちど見たことがあります。「京都のお祭りは静かですね」といわれたことがあります。祇園祭でもどこかスタティックなところがあるしまして葵祭りなど牛車の軋みとひずめの音しか聞こえないようなまさに「雅」そのもの、そんな中でここや上御霊の御神輿は珍しく熱っぽい、おもしろいことです。
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じゅるじゅる、鯖寿司。 (うめもも)
2007-05-22 17:54:13
すみません・・・。鯖寿司に反応しまいました。

京都のお祭りは、雅で好きです。
威勢のいいのもいいですが、なんといいますか、静寂を楽しむような感じが「もののあはれ」を感じるのですよ。

SCOPSさん。交通整理のボランティア、お疲れさまでした。⇒新絵!祝CAT!
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fagus06さま (scops)
2007-05-22 19:32:54
はい、鯖寿司食べましたよ!
今回は知人のお寿司屋さんの鯖寿司。
京都の祭りに鯖寿司は欠かせませんね!
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bulbulさま (scops)
2007-05-22 19:35:27
ここのは全行程担ぎますから値打ちがあります。
おっしゃるように、京都の普通の祭りとは一味違うかもしれませんね。
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うめももさま (scops)
2007-05-22 19:41:31
鯖寿司はどこのがおいしい~と評価が厳しい京都です。
それでもブランドや風評に流されていらっしゃる方も多くて、鯖寿司大好き人間としては「ふっ、ふっ、ふっ、甘いな」とひとり微笑むのでした。

ここの祭りの神幸列は雅ですけど、この神輿は威勢がいいですよ!
雅に慣れている京都人にはこういうのも新鮮かも・・・
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祭だわっしょい (iina)
2007-05-24 16:23:54
三社祭の場合、氏子以外に担ぎ手を求めたところに問題がありそうです。
黙認の神輿乗りを突然禁止に踏み切ったのは、影で仕切っていた関東老舗の組を広域の組が吸収し東京に進出の錦の御旗にするのを警察が封じたのが真意という話があります。
ところで、八坂神社の祇園祭で配られるチマキには蘇民将来の子孫なりという札があるそうですね。
この伝説が好きですよ。
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iinaさま (scops)
2007-05-24 20:38:44
はじめまして!
担ぎ手の確保はなかなか氏子だけでは難しいですね。
影で組の影響があるんですか・・・そんなことになると興ざめですね。
祭りは神に感謝するもの、その気持ちは忘れないでいたいものです。

京都の家では「蘇民将来の子孫なり」のチマキは多くの家に飾られます。ちなみに私の家では「南観音山」に知人がいますのでそこのチマキを飾ることが多いですよ。
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scopsさん、こんにちは! (keiko)
2007-05-26 06:47:25
9~10時間も祭りだワッショイなのですか!!担ぎ手も交通整理の人も交代しなくては参ってしまいますね。sucopsさんのブログでいつも感心するのは肖像権を侵していない点です、細やかな配慮をされてますね。
ここ2日ばかり雨でツバメの父さん、母さんはエサ運びで必死です。少々の雨の中でも。毎年のことですが涙ぐましくなり胸が熱くなります。またお邪魔しますね
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keikoさま (scops)
2007-05-26 13:31:19
担がないで歩くだけでも大変です。

ツバメ、見守ってくださっているんですね。ありがとうございます。鳥の親は今が一番大変なときですね~
更新が遅いですけど、見捨てずお越しくださいね。
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