5/4現在、栗東TC在厩。
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レース後、トモの歩様に乱れが生じました。そのため、本日5/4(水)に栗東TC内の診療所でレントゲン検査を行ったところ、左の腸骨(大腿骨の上部にある骨)の骨折が判明し、JRAの獣医師より全治9ヵ月以上との診断が下されました。来年3月末までと決まっている本馬の現役期間を考慮するとこのアクシデントは致命的で、それまでに万全の出走態勢を整えることは絶望的な状況となってしまいました。そのため、藤岡健調教師とも協議した結果、本馬を引退・繁殖入りさせることにいたしました。会員の皆様にとりましてはまことに残念なことと存じますが、なにとぞご了承賜りますようお願い申しあげます。なお、引退の詳細につきましては、別途書面にてご案内いたします。
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【レポートの転載につき、社台サラブレッドクラブの許可を頂いております】
ブランネージュが引退します。
突然のレポートに、バスに乗っていたのですが思わず天井を仰ぎ「マジかよ~」と呟いてしまいました。
人間、思いもよらない事が起きると天を仰ぐと言いますが文字通り空を仰いでしまった。久々の衝撃でした。
詳細はまた別に記載したいと思いますが、先日の記事では出資の経緯を記しました。
思えば何かを感じていたのでしょうか。
初の牝馬勝ち上がりの馬にして、重賞出走、G1にも出走しクラシック戦線を活躍してくれました。
何より名前は私の選んだブランネージュ(白くきらめく雪)が採用され、北海道にも家族で会いに行き本当にその競走馬としての生涯をずっと見つめて応援してきました。
前走で久々に秋山騎手に手綱が戻り、最後の一年に向けていよいよこれから!というところでの突然のアクシデント。腸骨(大腿骨の上部にある骨)という部位は初めて聞きましたが、全治9ヶ月というのは競走馬としても致命的でしょう。若い牡馬ならまだしも、この時期の5歳牝馬には辛い。前走シンガリ負けの原因がこれなのかはわかりませんが、もはやフルパフォーマンスは見れないということ。藤岡厩舎は初のG1制覇、そして連勝といい時があってその後ジュエラーそしてブランネージュとまさかの続く骨折。好事魔多しと言いますが、競馬は何が起きるかわからないもの。
引退して牧場に戻れない馬もいる中で、シンボリクリスエスとハットトリックの近親ながらマイナーな未勝利馬の初仔である彼女が繁殖牝馬として牧場に戻れることは歓迎しなくてはならないのかもしれません。
ただ、、
たかが一口の出資とはいえツラい。私も過去引退馬がいるのですが(キャッチザウェイ)、今回はそれ以上に悲しく、寂しく感じます。
初めて写真を振り返って、涙が出ましたw。
まさか泣くとはなあ~と自分でも不思議です。
思い入れが強かったんだなあと改めて思います。
もちろんとても頑張る馬でした。感謝も忘れずに、そしてマイナーな血統で募集価格も安い馬の中で1億近い賞金を稼いでくれた。必死に走るその姿に、クラシック以降も重賞でも何度も1~2人気に推されることがありましたので、それだけ印象に残るパフォーマンスを発揮してきたのだと思います。
古馬になり馬体が変化し適性を見つけることが難しくなっていきましたが、結局3歳のクラシックシーズンしか彼女の最高といえるパフォーマンスを見ることはできませんでしたね。
ただ、自分の出資した馬でオークスの舞台を経験させてくれたことにも本当に感謝したいです。
今はまだ現実が飲み込めない部分もありますが、本当に頑張ってくれました。
このセリフを言いたくないのですが、心から感謝します。
ありがとう。
お疲れ様でした。
来年、いい種牡馬に恵まれたら是非子供がクラブで出てくることを期待します。母の叶えられなかった重賞制覇の夢、あの時届かなかった1馬身を次の夢としていきましょう。
最後の出走となった前走下鴨ステークス、最後の鞍上秋山騎手で終われたことは嬉しかったですね。
古馬になってからは少し上位に来ることも減りましたが、クラシックシーズンずっと掲示板を外さなかった堅実な走りとともに、秋山騎手のお手馬としてみんなの印象に残るでしょう。
本当にありがとう。お疲れ様でした。
牧場で、ゆっくりと過ごしてそしていいお母さんになってください。(^。^)
ブランネージュ
【3-3-3-12】
21戦3勝
主な勝ち鞍:
君子蘭賞、かもめ島特別(1,000万下)
主な戦績 :
秋華賞(G1)4着、優駿牝馬(オークス・G1)5着
フローラステークス(G2)2着、ローズステークス(G2)4着、クイーンステークス(G3)7着
生涯獲得賞金:9,660万円
募集価格:1,400万円(一口35万円) ※回収率690%
社台サラブレッドクラブ
藤岡健一厩舎
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レース後、トモの歩様に乱れが生じました。そのため、本日5/4(水)に栗東TC内の診療所でレントゲン検査を行ったところ、左の腸骨(大腿骨の上部にある骨)の骨折が判明し、JRAの獣医師より全治9ヵ月以上との診断が下されました。来年3月末までと決まっている本馬の現役期間を考慮するとこのアクシデントは致命的で、それまでに万全の出走態勢を整えることは絶望的な状況となってしまいました。そのため、藤岡健調教師とも協議した結果、本馬を引退・繁殖入りさせることにいたしました。会員の皆様にとりましてはまことに残念なことと存じますが、なにとぞご了承賜りますようお願い申しあげます。なお、引退の詳細につきましては、別途書面にてご案内いたします。
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【レポートの転載につき、社台サラブレッドクラブの許可を頂いております】
ブランネージュが引退します。
突然のレポートに、バスに乗っていたのですが思わず天井を仰ぎ「マジかよ~」と呟いてしまいました。
人間、思いもよらない事が起きると天を仰ぐと言いますが文字通り空を仰いでしまった。久々の衝撃でした。
詳細はまた別に記載したいと思いますが、先日の記事では出資の経緯を記しました。
思えば何かを感じていたのでしょうか。
初の牝馬勝ち上がりの馬にして、重賞出走、G1にも出走しクラシック戦線を活躍してくれました。
何より名前は私の選んだブランネージュ(白くきらめく雪)が採用され、北海道にも家族で会いに行き本当にその競走馬としての生涯をずっと見つめて応援してきました。
前走で久々に秋山騎手に手綱が戻り、最後の一年に向けていよいよこれから!というところでの突然のアクシデント。腸骨(大腿骨の上部にある骨)という部位は初めて聞きましたが、全治9ヶ月というのは競走馬としても致命的でしょう。若い牡馬ならまだしも、この時期の5歳牝馬には辛い。前走シンガリ負けの原因がこれなのかはわかりませんが、もはやフルパフォーマンスは見れないということ。藤岡厩舎は初のG1制覇、そして連勝といい時があってその後ジュエラーそしてブランネージュとまさかの続く骨折。好事魔多しと言いますが、競馬は何が起きるかわからないもの。
引退して牧場に戻れない馬もいる中で、シンボリクリスエスとハットトリックの近親ながらマイナーな未勝利馬の初仔である彼女が繁殖牝馬として牧場に戻れることは歓迎しなくてはならないのかもしれません。
ただ、、
たかが一口の出資とはいえツラい。私も過去引退馬がいるのですが(キャッチザウェイ)、今回はそれ以上に悲しく、寂しく感じます。
初めて写真を振り返って、涙が出ましたw。
まさか泣くとはなあ~と自分でも不思議です。
思い入れが強かったんだなあと改めて思います。
もちろんとても頑張る馬でした。感謝も忘れずに、そしてマイナーな血統で募集価格も安い馬の中で1億近い賞金を稼いでくれた。必死に走るその姿に、クラシック以降も重賞でも何度も1~2人気に推されることがありましたので、それだけ印象に残るパフォーマンスを発揮してきたのだと思います。
古馬になり馬体が変化し適性を見つけることが難しくなっていきましたが、結局3歳のクラシックシーズンしか彼女の最高といえるパフォーマンスを見ることはできませんでしたね。
ただ、自分の出資した馬でオークスの舞台を経験させてくれたことにも本当に感謝したいです。
今はまだ現実が飲み込めない部分もありますが、本当に頑張ってくれました。
このセリフを言いたくないのですが、心から感謝します。
ありがとう。
お疲れ様でした。
来年、いい種牡馬に恵まれたら是非子供がクラブで出てくることを期待します。母の叶えられなかった重賞制覇の夢、あの時届かなかった1馬身を次の夢としていきましょう。
最後の出走となった前走下鴨ステークス、最後の鞍上秋山騎手で終われたことは嬉しかったですね。
古馬になってからは少し上位に来ることも減りましたが、クラシックシーズンずっと掲示板を外さなかった堅実な走りとともに、秋山騎手のお手馬としてみんなの印象に残るでしょう。
本当にありがとう。お疲れ様でした。
牧場で、ゆっくりと過ごしてそしていいお母さんになってください。(^。^)
ブランネージュ
【3-3-3-12】
21戦3勝
主な勝ち鞍:
君子蘭賞、かもめ島特別(1,000万下)
主な戦績 :
秋華賞(G1)4着、優駿牝馬(オークス・G1)5着
フローラステークス(G2)2着、ローズステークス(G2)4着、クイーンステークス(G3)7着
生涯獲得賞金:9,660万円
募集価格:1,400万円(一口35万円) ※回収率690%
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