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ソングライン :安田記念(G1)2連覇・ヴィクトリアマイル(G1)

ソングライン、安田記念(G1)連覇達成!!!

2023-06-07 18:25:00 | 【殿堂入り】ソングライン
2023年06月04日 美浦TC在厩
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6月4日(日)東京11R・安田記念(G1・芝1600m)に56kg戸崎騎手で出走し、2着に1馬身1/4差をつけて優勝、G1-3勝めを挙げました。勝ちタイムは1分31秒4、馬体重はマイナス8kgの480kgでした。レースは中団外めを追走し、最後の直線で早めに仕掛けると素晴らしい末脚で追い込んで、ゴール前で他馬をきっちり差しきりました。

レース後、林調教師は「前走後は疲れはそれほどないことから、この中間もしっかり乗りました。馬体重は480kgと数字上は減っていましたが、許容範囲内と思いました。レースは今回も戸崎騎手がうまく乗ってくれました。本日の芝のレースは馬場の内めを通って前にいる馬が良い成績を残していたことから、本馬の位置取りをみて最後の直線では一生懸命に祈り、届いて良かったです。走りはヴィクトリアマイルより良かったと思います。本馬は本当に賢い馬で、レースが近いと分かると自分で体を作り、レースではもっている力を発揮してくれます。本日はおめでとうございました」と話しています。
 
【レポートの転載につき、サンデーサラブレッドクラブの許可を頂いております】
 
勝った!勝ちましたーーーーー!!!!!
 
ソングライン、ヴィクトリアマイル(G1)に続くG1連勝、しかも安田記念は連覇です。
 
歴史的には、安田記念連覇は4頭目。
・1952年〜53年 スウヰイスー
・1992年〜93年 ヤマニンゼファー
・2008年〜09年 ウオッカ
 スウヰイスーは安田賞時代
 
思えば、前週のダービーで友人と安田伊左衛門の功績を競馬博物館で見たことも良かったのかもしれません。
 
歴史ある安田記念を昨年に引き続き制覇できたことに、感激しかありませんね。
ヴィクトリアマイル→安田記念という中2週でのG1連勝もウオッカ以来とのこと。
伝説の名馬で、牝馬ながらダービーを勝っているウオッカはマイルもこなせたスーパーホースです。
そこに並んだ気は全くしませんが、とはいえG1を3つめ(全て東京1600m)、海外重賞を含む重賞5勝めとなりました。
 
今回は現地観戦。
口どりはしませんでしたが、目の前で駆けてくる強い強い末脚に、涙と鳥肌が止まりませんでした‼️✨
個人的にも珍しくちょっと凹み&お疲れ気味だったんですが全てを吹っ飛ばす快走に
「そうだ、がんばろ!」と勇気をくれましたね。
 
ソングラインには毎回頭が下がりますが、
・15戦7勝<7-2-1-0-2-3>
・獲得賞金8億円超え
・賞金回収率3,000%超え
と数字的にも驚くような成果を上げています。
もはや自分の出資馬というよりも、ここまで来るとみんなのスターだと思うのですが
G1を3勝できたので
★ぬいぐるみ化される(かもしれない)
★JRAヒーロー列伝のポスター化される(かもしれない)
★引退式がある(かもしれない)
など、今後にも色々な楽しみが湧いてきますね。^_^
 
とはいえ、もう散々ネットで出てますがレースを含めて振り返るとしましょう。
 
まずは調教。
戸崎騎手がヴィクトリアマイルに引き続き2週連続で乗ってくれましたね。
坂路の使えなくなった美浦TCでしたが、3頭合わせの真ん中から馬群を割る形。
 
調教の時点で「仕上がりには問題無し」とは思ってましたが、
仲間たちと共に期待と不安を共に持っていたのが、大外枠。

過去10年、勝ち鞍はおろか連対も無し。
ただ、外を自分のペースで回れるという意味ではメンバー的にも今回は外目で正解。
内にジャックドール・メイケイエール・ソダシと前で競馬をしたいメンバーが集まったこともラッキーでしたね。
 
そして緊張のスタートでした。
最後に枠入り、スタートは抜群に切りました。
10着に敗れたサウジ(1351ターフスプリント)の後ゲートも練習すると言っていました。
厩舎の総合力がこのスタートに出たと思います。昨年同様外目の前につけて追走するかと思いきや、今年の戸崎騎手は中段を選択。

ウインカーネリアン三浦騎手が思い切って外枠からハナを切ってくれたおかげで
ジャックドールとソダシには上手いフタになったと思います。

4コーナー目掛けて徐々に進出、内から粘るウインと抜け出してくるジャックドール。
さらに内からセリフォスが並びかけてその外側はソダシ。

見せ場を作り真ん中で伸びかけたカフェファラオの外からソングライン!

400mから加速、ムチを抜くとさらに加速。
突き抜けた頃にシュネルマイスターも後方から追いついて32秒台の脚で切り込みますが、ソングラインはさらに加速。

ラスト200mは圧巻で、ソングラインはさらに突き放して終わってみればセリフォスに1馬身1/4差。
最後は戸崎騎手がガッツポーズをしながら悠然とゴールしました❗️✨

ラストの脚、痺れました。
ヴィクトリアマイルは内側の枠(6番)で道中も内でした。馬場が悪くてもこなせたので外より内でソダシを掬う形になりましたが、
今回は昨年同様外から王道の差し足一閃🥷

剣道師範の戸崎騎手らしい(?)研ぎ澄まされた乾坤一擲が、まさに馬場の真ん中を切り裂いて「強い!」という競馬でしたね。

上がり3ハロンはソングラインが33.1。
後方追い込んで4コーナー15番手から3着したシュネルが32.8でした。
道中も切れ間のない11秒台前半ラップを刻みましたのでまさにソングラインの競馬はテンよし、中よし、終いヨシ!

見事に安田記念を連覇し、歴史に名を残すことができました。

今回の素晴らしいレースには多くのライバルの存在も大きかったと思います。
ほぼ全馬が重賞ホース、G1馬が10頭。

近年稀に見るハイレベルなレースで、ガチンコ勝負だったからこそ生まれた
素晴らしい叩き合いでした。

今年一番良いレースだった、というコメントも多かったですね!
また、レース前には私は馬頭観音にお祈りに行きました。

ダービーが色々とモヤモヤと残るレースであり、どんな着順でも全馬が無事に走り切ってもらいたい。
それが達成できたことも良かったと思います。

レース後のインタビューで林徹調教師が、「直線は祈っていた」と。
我々は仲間たちと絶叫、号泣、歓喜、発狂w

府中にいた皆さまにご迷惑をおかけしました。大きな声でオジサンが大喜びしてすみません!
でも、とても感動しました。

昨秋はセントウルステークスで初のスプリント戦を5着。その後は喉を痛めて休養で予定していた海外は2戦とも白紙。

復活を期して最高の状態で連覇に挑んだサウジは10着。

そこからの立て直しでヴィクトリアマイルを優勝🏆

そして、なんと中2週で安田記念まで連勝。
歴史に残る連覇。🏅🏅

獲得賞金も凄いけど、戦ってきた相手も凄いけど、何よりもう一度トップホースを証明したソングラインの魂の強さに感動。
こんな馬、もう巡り会えないかもしれませんね。

最後に、今年のレース動画を載せておきます。

私は100回以上見まして、50回鳥肌・50回号泣ですww

自分でいうのもなんですが、怪物だと思います。強すぎる。

 

 2022年の安田記念。位置取りは同じでやや外よりで直線。

コレを見ると、本当に1年で最高のパフォーマンスが今年の安田記念だったとよくわかります。 

昨年は池添謙一騎手が見事に前走ヴィクトリア5着(道中つまづいた)の雪辱でしたが、安田記念もレース序盤で前が塞がり詰まっています。

よく伸びて交わし切った底力で勝ったレース。

 2021年、リステッドの紅梅ステークスをルメール騎手で勝ったとき、「これはモノが違う」と思いました。

あの感覚は合っていましたね。出資者仲間も口を揃えてこのレースが転換点だったと言います。

※紅梅ステークスは個人の動画しかないので転載しません。YouTubeで見てください

そして、初重賞制覇の富士ステークス。

スタート直後に大きな不利がありながら、後方→中段→外に持ち出して勝利。(ちなみに1枠1番w)

こうして振り返ってみると、いつもいつもキッチリ残り400mで加速し始めて200mで前をとらえて差し切るスタイル。

特に今年の安田記念は、その真骨頂で、勝手に世界に通用するのではないか!?とも考えます。
 
次走は未定、その後11月にアメリカ・ブリーダーズカップマイルを視野に入れています。
ここまでの馬ですので、無事に引退・繁殖に上がることも使命です。でも、、あと数戦はソングラインの競馬が見たい。
そして、無事に母になり偉大な血を残していってほしいと願います。
 
6/4東京競馬場【クラブ公式】
 
























↓現地写真
パドックはソダシと並んで歩いてました
















祝勝会!笑

連勝を祝して、奮発して叙々苑!
お祝いのケーキも入れていただきました。




嬉しかったなぁ✨
 
いやあ、一日中興奮しました。そして素晴らしい馬に巡り合えたことに感謝しかありません。
そして、この馬を通じて多くの仲間にも巡り合えたことも感謝、一口馬主って本当に素敵です✨
そうそう、先週末の競馬場ではソングラインの応援の声多かったんです。
人気もあって、たくさんの人に元気を与える存在で嬉しいですよね。
 
応援して頂いた皆様、ご関係者の方々本当にありがとうございました。
戸崎騎手の5回連続追切騎乗、信じてもう一段引き上げてくれた林先生といつも笑顔の関本助手。皆さんのおかげです。
 
そして今週末は社台のツアー、金曜日にはまた次世代のソングラインに巡り合えることを期待します。
でも、その前にもう一度動画を見ようっと。
 
いやあ、震えた安田記念でした。自分の人生の歴史に残る、素晴らしいレースでした。
 
 

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