2022年03月21日 美浦TC在厩
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3月21日(祝・月)中京7R・芝1600m戦に福永騎手55kgで出走、馬体重は前走から増減なしの438kgでした。レースでは、ゲートで潜りかけましたがほぼ五分にスタートを切ることができて、中団馬群のなか内の8番手あたりで脚をためていきました。手応えを残して4コーナーをロスなく内で回っていくと、直線も内ラチ沿いから仕掛けていきました。グングンと伸びてきて先頭の馬に並んでいこうとしましたが、残り200m付近で前の馬が内によれてきたことで進路が狭くなり、最後はやや脚を残しながらゴール、勝ち馬から0.3秒差の5着での入線でした。
レース後、加藤調教師は「内枠でしたし、直線の進路取りはしょうがないと思いますが、うまく開いてくれれば際どい勝負だったと思います。昨年12月からコンスタントにどのレースもよく頑張ってくれました。最後勝利を飾ることができなかったのは残念でしたが、トレセンで体調を整えて繁殖へ無事に返したいと思います。長い間、ありがとうございました」とコメントしていました。
【レポートの転載につき、社台サラブレッドクラブの許可を頂いております】
引退レースは悔いの残る5着。
前が壁、といえばそれまでですし外に持ち出せれば…とかもう一つ前のポジションか早めのタイミングで仕掛けていれば。
福永祐一騎手が後半メインで無双していたのを見てそう思わずにはいられませんでした。
しかし、時は戻りません。
悔しいですがこれもまたレース。
パラレルキャリア、クラブの規定により引退となりました。
※実質権利もありますが来週連闘は無理ですし、そもそもダートしか鞍もない
そもそも、最後のレースとはいえ438kgで増減無しに仕上げてくれた加藤征弘厩舎の皆様、ありがとうございました。
馬体も綺麗で本当に4ヶ月もの間ずっと状態を維持したまま在厩で調整ができました。
当然ですが、パラレルにとってこんなに長い間厩舎にいたのは初めてでした。
厩舎の皆さんとたくさん触れ合うことができましたね。
いつもは長くても2ヶ月で阿見TCか山元へ。時々ムラセファームへ短期放牧してましたね。
今回は2021年11月27日〜2022年3月21日まで。ほぼ丸々4ヶ月、本当にお世話になりました。
その間、なんと5戦。
・12/18中京1400m(▲角田)5着
・1/10中山1600m(菱田)2着
・2/5東京1600m(石川)2着
・3/5中山1600m(石川)3着
・3/21中京1600m(福永)5着
最後は怒涛の追い込みで、今日のは意地のラスト1戦でしたね。
結果的には22戦1勝(1-4-2-2-3-9)でした。
決め手があるようで無い。
上がりは長く使えるが最速ではない、という騎手泣かせの脚。
気性が強く前向きな為、かかる事もあり、しかし最後は伸びてくるから「おっ!」という印象が残る。
5〜6歳でようやく素質が前面に安定して出るようになりましたが、
ダートなど迷走しかけた昨年の今頃同じ内容ができていたらなぁ、と悔やまれます。
オープンとは言いませんが2勝クラス、または3勝クラスまでうまくハマればいけた素材な気もしました。
しかし、結果は結果。
1勝クラスの卒業馬として一旦は白老ファームへ帰ることになるでしょう。
白老でずっと過ごせるかわかりませんが、父シンボリクリスエスのパラレルキャリアの血がどこかで繋がることを願います。
個人的にはもうワンパンチあるキレがある種牡馬がついたらすごく良い馬が出る。
その意味では良いお母さんになるのでは?
と思いますね。
競走馬としては私の一口人生でもとても印象的な馬でしたし、よく詰まってた。
とにかく詰まってた(笑)
息の長い競走生活、本当に最後楽しませてもらいました。
ありがとう!
そしてお疲れ様。
パラレルキャリア、素晴らしい競走生活でした。^_^
↓3/21中京競馬場(5着)
※昨日現地に行った友人から貰いました!
ありがとう〜✨
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