2014年 第九弾の雛 デビュー

いよいよここ湘南も梅雨入り真近の状況となって参りました。
この時期は、毎年、体調を崩して辛い時期となります。
今年も梅雨入り前から、徐々に腰痛が増して、膝の痛みも出て最悪な状況となりました。

さて、「第九弾の雛 デビュー」ですが、今回は巣上げではありません。
人工繁殖の仔達をご紹介致します。
親鳥ペアは以下の通りです。
♂親：SL DFグレイウイング ダークグリーン／ブルー
♀親：ルチノーDd／ブルー
このペアはいつも雛を育て上げた後に、巣箱が無くても数個の卵を産んでしまいます。
殆どが有精卵なので、孵卵器で育てています。
孵化したばかりの雛の状態はこんな感じです。
体長は２～２．５cmです。


初めは、２時間毎の挿し餌で、シリンジで１滴という感じです。
それが成長と共に、シリンジ１本くらい食べる様になります。
途中で、孵卵器（34℃）から育雛ケース（約32℃）に移動します。
育雛ケース（約32℃）ではこんな感じになります。


そして、通常の巣上げ雛と同様の育雛ケース（約30℃）に成長と共に変えていきます。


それでは個別に紹介致します。

品種：SF SLGオリーブ／ブルー（66.7％）　または　SF SLGオリーブ（33.3％）　
性別：♀（遺伝的）
生年月日：２０１４年５月１０日
SPCS No.：１４Ａ３５３【販売予定】
リングNo.：SPCS 0321S
白い綿毛がもこもこです。
人工飼育では、挿し餌に慣れていますので、たくさん食べます。


品種：SF SLGグリーン／イノ＋ブルー（66.7％）　または　SF SLGグリーン／イノ（33.3％）　
性別：♂（遺伝的）
生年月日：２０１４年５月１１日
SPCS No.：１４Ａ３５５【形成不全の為、非売】
リングNo.：-
この仔は、生まれた時から形成不全がありましたが、とても元気で無事に成長致しました。


品種：SF SLGコバルト／イノ
性別：♂（遺伝的）
生年月日：２０１４年５月１４日
SPCS No.：１４Ａ３６０【販売予定】
リングNo.：SPCS 0325S
この仔の綿毛は白っぽく見えましたが、どうやら真っ白では無く、グレイ掛っている様です。
この仔も本当に挿し餌をいっぱい食べます。

まだまだ、巣上げが続きます。
現在も抱卵中、育雛中の親鳥達が数羽おりますが、すべてクレイウイングです。
その中でもイノ（赤目）が数羽居りますので、ご予約のクリームイノやルチノーはご対応出来そうです。

雛の最新情報は、HPのブリードに掲載しておりますので、合わせてご覧下さい。
尚、雛の販売は直販サイトに掲載致しております。
掲載が無い品種のご予約は随時受付中です。お気軽にお問い合わせ下さい。　

最後に今年の東京ドームの世界らん展で購入したサイコプシス（洋ラン）がたくさん開花し始めました。
その中でも、大変珍しいPyp.Mariposa 'Three Lip'が開花しましたので、ご紹介致します。


宜しければ、下のバナーをクリックして下さい！

にほんブログ村