サザナミについての考察 その27

もう、夏真っ盛りで暑い日が続いております。
サザナミインコの親鳥達は、通常では夏は繁殖を殆どしないのですが、今年の夏は暑さに負けず数ペアが繁殖モードで、抱卵を致しております。

さて、今回の「サザナミについての考察 その２７」では、再び、SLGイノについてです。
当方でSLGイノ系が生まれる可能性のある親鳥は１０ペア以上居るのですが、実際に生まれてみると殆どが普通のイノ系になることが多いです。
今回、ご紹介します親鳥ペアは、唯一、実績のあるSL SFグレイウイングダークグリーン／イノ＋ブルー♂×SL SFグレイウイングクリームイノDd♀です。
このペアでは48通りの品種が生まれますのでとても複雑です。



今年の３月の繁殖では、SF SLGモーヴ♀とSF SLGブルー♀の2羽でしたので、イノ系は居りませんでしたが、今回の繁殖では、5羽孵化して１羽は☆になりましたが、4羽は順調に成長しております。
その中で、なんと今回は3羽もイノが居ります。



手前のイノは、クリームイノですが、SLGクリームイノかどうかはまだ判りません。
右奥の仔もどうやらクリームイノかSLGクリームイノです。
左奥の仔はまだ小さいのでルチノーかクリームイノかも判りませので、ノーマルかSLGかは到底判別出来ません。
そして残りの1羽はSLGブルーかSLGコバルトとなりますが、♂ですとスプリット イノですので楽しみです。

SLGルチノーは当方に１羽もいないので、何とか生まれて欲しいと思っているのですが、中々生まれません。
今回も、3羽中2羽はクリームイノなので、一番小さい子に期待するしかありません。
確率的には50％（ノーマルを入れると25％）なので、SLGルチノーが生まれても良いと思うのですが.....。

このペアの他にSLGイノが生まれる可能性のあるペアで1羽イノが孵っておりますので、こちらも期待したいのですが、このペアはSLGブルー系なのでSLGクリームイノは生まれますが、SLGルチノーは生まれません。
中々、思い通りの仔が生れてくれる訳では無いので、じっくり待つしかなさそうです。

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