サザナミについての考察 その１６

一昨日、ある事故が起きましたので、愛鳥家の皆様にも注意をして頂きたく、「サザナミについての考察 その１６」で記載させて頂きます。

今回のテーマはサザナミインコの飼育環境に於けるおもちゃです。
当方のケージは、以前も掲載致しておりますが、以下の通りです。

おもちゃとしては以下の物を使用しています。

左からメリー、ブランコ、ハンガー、7段はしごです。

今回、問題が発生したのは、左側のメリーです。

メリーは、３年以上前より使用しておりますが、今回の様な事故は初めてです。
何と、このメリーの上部の鎖部分にサザナミインコの指が絡まり、片足をおよそ１８０度上げた状態でメリーの上におりました。

初めは全く気が付かなかったのですが、メリーの上から全く動かないのでおかしいと思い良く見ると、何と片足が上を向いていて、鎖に絡んでおりました。
夜の間に絡まって、ずーとそのままで居た様です。

直ぐにメリーを外して、指を鎖から離しましたが、完全に足が伸びきった状態でした。
伸びきった状態でも、暫くすると指を動かせたので、骨折はしていない様子でした。

直ぐに集中治療室（保温ケース）に入れて、餌と抗生物質を溶かした水を与えました。
すると、すごい勢いで餌を食べ始めたので、かなりの時間、鎖に絡まっていたのだと推測できました。
１日経つと、足の状態もだいぶ、良くなってきて、びっこを引きながら少し歩ける様になりました。
漸く、今日になってほぼ正常に歩ける様になったので、あと１日くらいでケージに戻します。

そこで、再び足を絡めてもいけないので、他のケージも含めて以下の改造を行ないました。

上記が足を絡めた鎖部分です。
ここの部分に以下の様にチューブを挿入して、足が入らない様にしました。
これで、もう、安全です。



因みにブランコも当方ではベルの位置を変えて、下にたこ糸を付けています。


サザナミインコはおもちゃで遊ぶのが大好きです。
特にブランコとメリーはサザナミインコに人気なので、皆さんもぜひ、事故が起こらない様に注意してご使用下さい。

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