骨董屋の独り言

骨董屋九代目の日々を紹介します。

異色の美人画家ッ 祇園井特さん登場ッ!!

2013-02-20 22:52:20 | Weblog

皆様今晩はッ!

今宵はちょいとッ 謎めいた感じの京美人さんにッ

御登場願いやしょほいッ!!!


トロリンコッ!!





なはははははッ!

ねへへッ! なんとも独特な雰囲気の美人画さんでッ ございましょッ!!


でねッ ・・・・

一応ッ あくまで一応でございますがッ

こー見えましてもッ かのッ圓山派の絵筋をくんだッ

美人画家さんが手掛けられたッ 美人画さんなんでございますんですよッ!!





しかしまぁ~~ッ このパッチリお目目にッふっくらお顔の描き方がッ

実に特徴ありぃ~~の構図でございまsぁ~やねッ!!


でッ!

いったいッ この美人さんをば描かれた御仁とはッ

何方なのかッつぅ~~とッ ・・・・・?


はいはいッ! 改めましてッご紹介申し上げますッ!!!

江戸時代はッ京都におきましてッ ご活躍された異色の美人画家ッ!!!

その名もッ 祇園井特さんとぉ~申しますぅ~~~ッ!!!





でねッ!

実はこの井特さんッ ・・・

その生没年などッ詳しきことは不明でございましてッ

1700年代後半からッ 寛政年間あたり(だいたい1800年の初め頃)までッ

そのッ美人画家としての腕前を振るッておられたそぉ~でございますッ!

がッ!

なんてったってッ この井特さんッ!

実を申さばッ 圓山派の画風を独学で習得なされたといわれておりましてッ

師匠といわれる存在はッ 謎なのだそぉ~でございますッ ・・・

しかもおまけにッ 井特さんのッ本来の生業はッちゅぅ~~とッ ・・・・・


これがまたなんとッ!

京都祇園のッ井筒屋さんちゅう~遊郭のオーナーさんだったんでございますんよッ!!!

ねぇ~ッ! とにかくおったまげでございましょッ!!!





しかもしかもッ とある一説にはッ ・・・・

遊郭というお仕事柄ッ まぁ~あんまり大きな声では申し上げられないでございますけどッ ・・・ 

いわゆるッ 淫薬淫具などのッ商いも手掛けられていたようでございますッ ・・・


いやいやさすがはッ 祇園の遊郭のオーナーさんッ!!

たくましくッ渡世をば生き抜いておられたのでございましょぉ~~なッ!!


いんにゃ実に異色尽くしの御仁でございますッ!!!





でねでねッ!

勿論その画風にしてもッ チョー異色ッ!!


とにかくッ今宵の美人さんをばご覧いただければッ

なんとなくお察しいただけるかとは存じますがッ ・・・・

肉筆によるッ 美人大首絵というッ実に稀なる画法を用いたお方だったんでございますッ!!





いやいやとにかくッ!

なにからなにまでッ まっこと型破りな井特さんでぇ~ございますなぁ~~~ッ!!!


まぁ~たぶん恐らくッ ・・・

遊郭ッちゅぅ~世界に身を投じていらしたお方だけにッ

一種独特のッ 美人さんの捉え方ッちゅぅ~ものをッ

自然と身につけられたのかもしんないでございますやねッ ・・・





さてさてッ!

改めましてッ 今宵の美人さんをばッ

再びゆっくりご覧くださりませッ ・・・・・


まぁ正直残念ながらッ 決して状態のよろしき一枚の絵ではございませんッ ・・・

恐らく本紙の所々はッ やつれて修復されてはおりますですがッ ・・・





ただッ 井特さんとのッご縁となればッ

そぉ~は滅多にあるもんではござんせんもんでッ

ちゃまにとってはッ とっても有難きご縁となりにけりでございますッ ・・・


とにもかくにもッ

ちょいとしばらくはッ 井特さんの美人さんをば眺めながらッ

異色尽くしの醍醐味なんざッ ひたりとぉ~などと存じておりますちゃまでございますッ ・・・・


    むふふふふふふふッ ・・・・・・・・・・・・・・




あらあらッ お鼻の下がッ いよぉ~~に伸びてるんでなぁ~~いッ ・・・

  ちゃまぁ~~~ッ ・・・・・



                     よけぇ~~なお世話でございますよッ 














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