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ヒナモロコ
【コイ目コイ科、絶滅危惧IA類、
福岡県久留米市指定天然記念物】
私たちはこの魚を保護しています

「NPO法人ヒナモロコ郷づくりの会」通信 第125号

2013-04-14 19:13:41 | 郷づくりの会通信
「NPO法人ヒナモロコ郷づくりの会」通信 第125号 平成25年4月15日



第114回定例会(第2回総会)の案内
4月28日(日)午前10:00~ 於 旧アリーズ(故鐘ヶ江理事長宅)
◎NPO法人ヒナモロコ郷づくりの会第2回総会
  ・理事の選任  ・事業報告と事業計画  ・会計報告
◎ヒナモロコ親魚交換及び飼料配付
  ※産卵に適した親魚をすべて持参してください。
バケツとエアーポンプもお願いします。
◎HARUコンサートの会場準備  午後にかかると思いますがご協力をお願いします。

チケット販売頑張りましょう。
今月いっぱいが勝負です。

  ・清掃等あります。汚れても良い服装で。
  ・清掃用具持ち込み大歓迎です。


☆3/24(日)「農と自然との共生を考える」シンポジウム 於そよ風ホール
 久留米市の後援を受け、40名の参加でした。日本魚類学会自然保護委員の小早川みどり博士に
「希少種と共に生きる農」と題して、全国の取り組み状況を講演していただきました。2012年度版環境省のレッドリストによると日本の淡水・汽水魚のうち約400種・亜種のうち絶滅が3種、野生絶滅1種、ヒナモロコなど絶滅危惧ⅠA類69種、ニホンウナギなど絶滅危惧ⅠB類54種、アリアケギバチなど絶滅危惧Ⅱ類44種、アブラボテなど準絶滅危惧種34種と、実に201種が絶滅危惧種となっていることを報告され、その原因や背景、絶滅危惧種を残そうとすることの意味を説明して頂き、「シナイモツゴ郷の米」など、全国の希少種の保護と農との共生の事例を紹介して頂きました。その後、本会の水田ビオトープの取り組みを簡単に報告しました。
 パネルディスカッションはパネラーとして、小早川みどり博士、竹野第2土地改良区塩足太助理事、田主丸町観光振興会の佐藤千澄会長、県保健環境研究所環境生物課の中島淳博士、社会福祉法人みどりの福祉会菅原保育所赤星桂子園長、本会鐘ヶ江優理事長を迎え、九州・水生生物研究所稲田善和所長のコーディネイトで討議して頂きました。貴重なご意見と提言を頂き今後の活動に示唆を与えて頂きました。



訃 報
3月20日、佐東和芳理事が脳内出血で永眠されました。享年64歳でした。みなさんご存知の通り、たいへん熱心な方でヒナモロコ里親会時代からご自身の会社経営の傍ら数々のボランティア活動に取り組まれていました。本会の活動・定例会にも欠かさず参加されていました。NPO法人ヒナモロコ郷づくりの会となってからは理事として中心的に活動される貴重な存在が失われたことは誠に残念で悲しみに耐えられません。生前の活躍に感謝を申し上げ、ここに哀悼の意を表すとともにご冥福をお祈りいします。合掌。

訃 報
3月27日、鐘ヶ江優理事長が多臓器不全で永眠されました。享年64歳でした。ヒナモロコ里親会時代から会長として、まさに会の中心になって尽力頂き、NPO法人ヒナモロコ郷づくりの会になってからは理事長としてその重責を担って頂きました。3月18日に「竹野地区のヒナモロコ保護に関する協議会」の会長に推され、3月24日には本会として初めてのシンポジウムを開催し、これからという時に貴重な存在が失われたことは誠に残念で悲しみに耐えられませんが、生前の活躍に感謝を申し上げると共に故人の遺志を引き継ぐ決意を表明し、ご冥福をお祈りいします。合掌。
◎5/12(日)「HARU」による
ヒナモロコ支援のチャリティーコンサート、旧アリーズ・カフェ
☆ヒナモロコ郷づくりの会のブログ 
 インターネットで「ヒナモロコ郷づくりの会」で検索すればヒットします。
アドレスはhttp://blog.goo.ne.jp/satozukuriです。ぜひご覧ください。

NPO法人ヒナモロコ郷づくりの会はNPO法人ACN(アクアカルチャーネットワーク)、セブンイレブン記念財団の支援を受けて活動しています。
編集・発行 NPO法人ヒナモロコ郷づくり会(文責 大石敏)
コメント
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