ヒナモロコ郷づくりの会ブログ兼ホームページ

ヒナモロコ
【コイ目コイ科、絶滅危惧IA類、
福岡県久留米市指定天然記念物】
私たちはこの魚を保護しています

「NPO法人ヒナモロコ郷づくりの会」通信 第140号 

2015-01-12 09:45:06 | 郷づくりの会通信
「NPO法人ヒナモロコ郷づくりの会」通信 第140号 平成26年12月8日







◎10/18(土)水田ビオトープの脱穀作業と生き物観察会(第129回定例会)(前号のつづき)
 
始めは水に入るのを躊躇していた子ども達は、時間とともに、どんどん水に入って生き物を探していました。子ども達の好奇心と行動力に驚かされました。採集できた生き物はトノサマガエル、ヌマガエル、ツチガエル、ミズカマキリ、コガタノゲンゴロウ、ハイイロゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、ウスイロシマゲンゴロウ、ヒメガムシ、ヒナモロコ、メダカ、カワムツ、ミナミヌマエビなどでした。ハイイロゲンゴロウが中島先生の手から飛んでいくのを観察したり、いろいろな質問をしたりできました。

◎11/8(土)水田ビオトープ収穫祭


 福富小学校の学童保育の子ども達15名が参加してくれました。水田ビオトープと獲れた玄米で19kgの米を羽釜で炊いて、子ども達はおにぎりしました。アユを竹串で刺し、塩を振り炭火で焼き上げ、おにぎりと一緒に食べました。火起こし器で火を起こす体験をしたり孟宗竹を輪切りにして紐を通して、カッポカッポと音を立てて歩いたりして楽しく過ごすことができました。
◎11/23(土)B水路の生息調査

意外なことに流れの中の少し窪んだ、何の変哲も無い場所にも生息していた。多かったのは土管の中。
◎第130回定例会11/24(日)   於 B水路の泥上げ作業

ビオトープ部分に土砂が堆積して浅くなっていました。手作業と重機で半分ほど泥上げができました。
ヒナモロコの生息状況改善と作業をどうするか、今後の課題です。
☆ヒナモロコ郷づくりの会のブログ アドレスはhttp://blog.goo.ne.jp/satozukuri
◆会費納入先個人会費3.000円、賛助会員10.000円です。
 


NPO法人ヒナモロコ郷づくりの会はNPO法人ACN(アクアカルチャーネットワーク)、セブンイレブン記念財団の支援を受けて活動しています。
編集・発行 NPO法人ヒナモロコ郷づくり会(文責 大石敏)
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「NPO法人ヒナモロコ郷づくりの会」通信 第141号

2015-01-12 09:41:05 | 郷づくりの会通信
「NPO法人ヒナモロコ郷づくりの会」通信 第141号 平成27年1月12日






◎ B水路の生息調査に基づく検討課題について(順不同)「※協議のための私見です。」
 ①水量の確保をどうするか。水路設計段階の水量が確保できていない。計画ではポーラスコンクリート(吸水性のある素材)の上段の縁まで水位を保つことで抽水性植物が繁茂し、ヒナモロコの繁殖場所や隠れ家になることが期待されていた。設計通りに水位を保った場合、水路の斜面(特に西側)が崩れる可能性があり、崩れた場合の補償は誰が責任持つのか不明である。また水路の水管理は今、地元の方がなされているが将来はどうなるかわからない、決まっていない状況である。また、繁殖場所として期待され、事実、生息状況が良好だった年もある横水路にほとんど水がない状態が多かった。





 ②泥の堆積をどうするか。毎年11月に泥上げと草刈等の作業が実施されているが、泥上げは十分とは言えない状況である。水路創設時の深さが維持できていない場所がある。水路の管理作業をどうするか課題です。





 ③生息状況をどう評価するか。評価基準が不明です。越冬する個体数が何尾であれば水路として機能していると判断できるのか。過去、越冬して翌年まで生き残った個体はない。有害物の混入や枯渇、捕食などによって死滅したためである。従って複数年、追加の放流をしないで生息状況の推移を調べたことはない。現在、イベント的に毎年、竹野小学校を中心に放流活動を継続している。多額の税金を投入した水路が目的を達成できたのか、真価が問われます。







 ④水路を維持する地元への還元はないのか。圃場整備の際、管理が難しい暗渠排水にして、ヒナモロコ水路を創設することに同意された地元へ報いる方法はないか。
◎ O水路の残された課題 「※協議のための私見です。」
 ①水路下流が不自然に途切れている。
 ②水路の水量の維持が人為的になされている。
 ③水路上流は植木や果樹農園となっており、事故的な農薬等の流入など不測の事態が想定される。
 ④圃場整備に伴う水路改修は最下流の部分がコンクリート側溝となった以外は、原則、そのまま現状維持された。しかし、水路周りの水田にも用水・排水の水路が設置されたため、O水路に板堰を設置して用水を確保しないでも、設置された用水路から簡単に用水を引くことができるので、O水路に板堰を設置してO水路の水位を維持してもらえるか、当初から懸念されていた。このため農家には農林事務所(協議会も含む)より協力依頼をしてもらっていた。ところが内山さんの圃場より下流は水位が維持できていない。







◎水田ビオトープの知見を活かす。
 






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 郵便局 記号17430 口座番号56439821 口座名「トクヒ)ヒナモロコサトヅクリノカイ」





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編集・発行 NPO法人ヒナモロコ郷づくり会(文責 大石敏)
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NZから こんにちは

2015-01-12 09:40:27 | 「仙人の郷」NZより
NZから こんにちは

お元気でお過ごしですか!!
こちらは夫婦とも元気で生活しています。

私は家庭菜園と家周りの庭作りをして、海の潮の具合を見ながら貝を採ったり、フェリー 乗り場近くで小魚を釣ったりしています。
また、週に1回はwilderlandのジョシュアが実験田を作っていますので、行っています。又、別の友人のところでは、里芋を30株程植えさせてもらっていますので、水掛けや草取り等結構いろいろ仕事があります。それと、千代子の代わりにはなりませんが、時々主夫のまねごとをします。

それで、千代子は、現在ACCとクリーナーの仕事の他に隣のエリヤスクール(小学校から高校まで一緒になっている)の仕事も応募しています。これは週末3時間だけの仕事ですが。
ですから私は時々主夫になります。

日本はネットで見ると今年は特に寒波が強いようですね! 衆院選もありましたが、これもまたお寒い状況ですね!!
ある新聞は、今回の選挙は「冷たい、信任投票」と社説を書いていました。日本全体が右え右えと行っていますが、それにもまして心配なのは日本経済です。
いつ爆発するかわからない爆弾を抱えて曲芸飛行をしているのと同じではないかと、私でさえも思います。
私たちの場合、今回の選挙は突然でもあり、まず、在外選挙の登録をしないと選挙ができませんので残念でした。

NZでは最大の祝日クリスマスが終わり、日本と比較して静かな新年をむかえます。NZでは8回か9回目の新年を迎えますが、
こちらは今夏ですので、どうしても、あ、新年なのかな?と、いう感じです。

日本は寒い師走で大変でしょうが、今年の悪しきこと、不要なことは全て捨て去り。
迎える新年が希望に満ちたものになるように心から祈念します。

東原春雄&千代子
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