通信 第 107号

「ヒナモロコ郷づくりの会」通信　第　107号　平成23年10月18日

第96回定例会の案内
10月23日（日）午前１０：００～１2：００　於　田主丸中学校
◎経過報告
◎ＮＰＯ法人化に向けての協議
◎田主丸の水路観察等


☆第95回定例会及びＮＰＯ法人設立総会　9/18（日）10:00～12:00 於　田主丸中学校
　定例会として経過報告とヒナモロコの飼育状況（特に飼育数）の情報交換をした後、ＮＰＯ法人化に向けて、疑問点や不安の解決のために講師として久留米市市民活動サポートセンター「みんくる」のセンター長の今村氏を招聘して学習会を実施しました。問題点や疑問点を整理して、会員相互に共通理解を図って、案内の通りＮＰＯ設立総会を開催しました。ヒナモロコ郷づくりの会の規約に基づき、出席できない会員のみなさんには委任状の提出して頂き、ＮＰＯ設立総会は成立しました。審議事項については議事録を作成しています。この結果、平成24年4月1日の発足を目指して準備を進めていくことになりました。
　午後はＮＰＯ設立総会記念のお祝いとお世話頂いた今村氏への感謝の宴を東原さん宅で開催しました。また、道中、「昔たんぼ」の候補地の視察をしました。
残念ながら後述するように県との協働事業は見送りとなりましたが、今後、会独自の活動として引き継いでいく予定で計画しています。
☆ＮＰＯと県との新たな公共サービス提供事業　
　結果は提携できませんでした。理由等については不明です。公開プレゼンした12件から4件が採用されています。課題を明らかにして今後の取り組みの糧としていく必要があります。期待して応援いただいた関係者には説明していくとともに、ＮＰＯ法人化に向け更なる協力を要請したいと思います。
☆9/15（木）久留米市東地区校長会（小学校）でヒナモロコの飼育依頼をしました。鐘ヶ江、大石
　久留米市文化財保護課の丸林氏からあいさつと文化財保護課が支援している旨の説明をして頂き、その後、文書を配付してヒナモロコの飼育依頼の具体的な説明をしました。
　現在、水縄小、竹野小、大橋小、北野小から飼育希望が出ています。大橋小には濾過機と水槽、餌をセットして配付しています（写真右）。

☆田主丸町内の水路の生き物調査
　会員の江頭さん、鐘ヶ江会長を中心に精力的に町内の生き物調査をされ、昔ながらの水路で貴重なコガタゲンゴロウやフナの変種（？アルビノ）を発見、採捕されています。

定例会でこれらの水路を案内する予定です。

☆今後の予定　　
　・10/21（金）14時、Ｂ水路の調査（朝倉農林事務所）
☆ヒナモロコ郷づくりの会のブログ
　インターネットで「ヒナモロコ郷づくりの会」で検索すればヒットすると思います。
アドレスはhttp://blog.goo.ne.jp/satozukuriです。ぜひご覧ください。

次回　第97回定例会の予定
◎11月27日（月）１０：００～１２：００　於　田主丸中
○経過報告及び飼育状況報告
○生息調査等

編集・発行　　「ヒナモロコ郷づくりの会」（文責　大石敏）

通信 第 106号

「ヒナモロコ郷づくりの会」　平成23年 9月 13日

第95回定例会の案内
9月18日（日）午前１０：００～１2：００　於　田主丸中学校
（前回の通信で間違って9/19と予告していました。すみませんでした）
◎経過報告
◎ＮＰＯ法人化に向けての協議
◎ＮＰＯ法人設立総会　　　※事前配付の資料を読んで、当日ご持参ください。
＊出席できない方は委任状の提出をお願いします。
　　◎昔たんぼ予定地の視察及び懇親会　東原さんのご厚意で、東原氏自宅にて開催します。アルコールもありますので飲酒されたい方は飲酒運転をしないようにご留意ください。

☆第94回定例会　8/28（日）10:00～12:00 於　田主丸中学校
　佐東さんの司会進行で経過報告とヒナモロコの飼育状況と近況報告を行い、ＮＰＯ法人化に向けての
設立趣旨書や定款についての協議をおこないました。内容について、概要を報告します。
　飼育状況については、稲田さんから県浄化槽協会へヒナモロコを配付したこと、そのため親魚17尾稚魚300尾前後を飼育していること、ホンモロコは採卵用として飼育していること、鐘ヶ江守さんは親魚40尾、稚魚15尾、中小企業同友会のことなどを報告、成田さんは暑い盛りで親魚がぱらぱらと亡くなっていることや今春生まれの稚魚が274尾死んで150尾くらいになっていることと親魚は25尾昨年生まれが80尾飼育中ということ、橋本さんは稚魚が2～300尾ということやミジンコを育てたがある日全滅したこと、江藤さんは佐田川からヤマトシマドジョウを採捕してきたこと、会長は筑後川で毛ばり釣りをしたこと、佐東さんはトノサマガエル（？）を見たことやクサガメが雄ばかりなので雌がほしいこと、東原さんはトノサマガエルの田主丸での生息場所と保護活動の話、稚魚が2～30尾ということ、長野さんは６月生まれの稚魚50尾が７月生まれ100尾くらいいたがかなり死んでいること親魚も少しずつ死んで30尾になっていることや保護している雀の話、中野さんからは屋外の水槽を準備しているが増えも減りもしないことなどが報告され、意見交流しました。
　経過報告は7、8月の活動報告をしました。主な内容は県との協働事業のプレゼンで好意的な質問と意見が出て好感触であったこと、学校におけるヒナモロコ飼育についての久留米市文化財保護課との話し合いの結果と今後の予定、久留米市東部地区（森部、石垣）の集落基盤整備事業に係る今後の予定について説明しました。
　ＮＰＯ法人化に向けての設立趣旨書や定款についての協議は活発な意見が出ました。ここでの協議内容を踏まえて「みんくる」で代表の今村氏の指導助言を得ながら申請手続きのための書類作成を行いました。かなりの修正等がありました。

☆「みんくるくるめ」合コンに参加しました。（8/28）鐘ヶ江、東原、中野
　この時の内容は本会のブログに掲載されています
福田洋一氏による戦争体験の話の後、交流会では東北の被災地へ支援に行かれた方の話などあったとのことでした。

☆ＮＰＯと県との新たな公共サービス提供事業　
９月上旬を目途に審査結果の発表がある予定ですが、9/12現在、連絡はありません。

☆Ｂ水路Ｏ水路のヒナモロコ生息調査（9/5）鐘ヶ江、大石
　朝倉農林、久留米市産業振興課、地元地権者、魚類学会、県保健環境研究所、ヒナモロコ郷づくり会で生息調査を実施しました。
結果には非常に憂慮すべきことがありました。圃場整備によるＯ水路
の管理で水位を維持できるか課題として指摘していましたが、現実のものとなっていました。水位が低下しヒナモロコは激減しているようでした。これについては地権者の方へ要請して改善していくことになりました。また、一部は畑地となっていました。
Ｂ水路はフナやオイカワも共存していましたが、ヒナモロコの稚魚も採捕でき繁殖していることがわかりました。


☆ＮＰＯ法人化に向けた取り組み
　いよいよ、9/18の定例会後、設立総会を開催します。同封の案内・資料の通りです。ご出席ができない方は委任状の提出をお願いします。

☆今後の予定　　
　・9/15久留米市東部地区校長会へ「学校におけるヒナモロコ飼育」の提案
☆ヒナモロコ郷づくりの会のブログ
　インターネットで「ヒナモロコ郷づくりの会」で検索すればヒットすると思います。
アドレスはhttp://blog.goo.ne.jp/satozukuriです。ぜひご覧ください。

次回　第96回定例会の予定
◎10月23日（日）１０：００～１２：００　於　田主丸中
○経過報告及び飼育状況報告
○生息調査等

編集・発行　　「ヒナモロコ郷づくりの会」（文責　大石敏）

通信 第 105号

「ヒナモロコ郷づくりの会」通信　第　105号　平成23年 8月 20日

第94回定例会の案内
8月28日（日）午前１０：００～１2：００　於　田主丸中学校
◎経過報告
◎ＮＰＯ法人化に向けての協議
◎その他
※午後の予定は次の通りです。参加できる方は奮ってご出席ください。場所は「みんくる」。
・「13:00～16:00」みんくる合コン…みんくるに登録する各種ＮＰＯ、ボランティアの懇親会・「16:00～　　　」ＮＰＯ設立に向けた申請書類の作成





☆第93回定例会　7/24（日）10:00～12:00 於　田主丸中学校集合
　当初の予定は一般に広く呼び掛けての自然観察会でしたが、準備が不十分でしたので、安全を考慮して会員による魚類調査・観察会に変更しました。
　最初、損保ジャパンの助成で購入した魚類調査用胴長を着用しサデ網（助成されたもの）を持って記念撮影しました。その後、巨瀬川の支流等で魚類等を採捕しました。大変暑い日で熱中症が心配でしたが中野さんより冷たい飲み物を差し入れていただきホッと一息入れることができました。採捕した魚の中でオイカワとカワムツ、ニッポンバラタナゴとカゼトゲタナゴの見分け方・違いなどを観察しながら学習できました。また、ドブガイやトンガリササノハガイなども採捕できました。観察会のノウハウや魚類の知識、採捕の技量を高めていくことが会としての課題です。

☆高良川探検隊（7/23）一ノ瀬親水公園「鐘ヶ江、山崎、大石参加」
　子どもたちは昆虫、植物、魚の各班に分かれて活動しました。魚班は9名の参加でした。気温、水温、川幅、水深、流速などを測定した後は魚取りをしました。例年と同じく、カジカ、タカハヤ、オイカワ、カワヨシノボリ、サワガニ、トビケラやヘビトンボの幼虫、川虫類が採捕できました。
☆高良川探検隊（8/7）くるめウス横
「鐘ヶ江守、鐘ヶ江、山崎、江頭、大石参加」
　魚班の子どもは７名でした。採捕した魚はナマズ、アリアケギバチ、オイカワ、カワムツ、トウヨシノボリ、ドンコ、モクズガニ、ヤゴ（ハグロトンボ、カワトンボ、コオニヤンマ等）などでした。昨年と違い、川にはツルヨシが生い茂り見通しが利かない状況でした。昨年は大雨で川の草が流されていました。また、ブルーギルが一尾捕まりました。右の写真は透視度を測定している様子です。高良川の上流（一ノ瀬親水公園）と下流（くるめウス）の違いは見られませんでした。

☆ＮＰＯと県との新たな公共サービス提供事業　公開プレゼンテーション（8/12）鐘ヶ江、東原、大石
　震災の影響で延期になっていましたが、約三カ月遅れで、吉塚合同庁舎で開催されました。10分間のプレゼン（左写真）の後、10分間の質疑（右写真、5名の委員）がありました。９月上旬を目途に審査結果の発表があります。プレゼンした団体は12でした。

☆ちくご子どもキャンパス（8/17）鐘ヶ江、山崎、大石
　午前中はくるめウス前の花壇で昆虫探しをしてから高良川沿いの草花の名前を調べてから高良川に入りました。まずは水深等の調査と水生生物の採集をしました。その後は魚取りで、今回はアリアケギバチの子どもがたくさん捕獲されました。カマツカも採捕できました。午後はヒイラキモクセイの葉脈標本作り、一日をまとめる新聞作りをしました。この日の魚取りの様子はＮＨＫのニュースで放映されました。

☆ＮＰＯ法人化に向けた取り組み
　第94回定例会でＮＰＯ法人に向けた内容の確認をして、午後は申請書類の作成をする予定です。
☆今後の予定　　
　　8/21（日）高良川探検隊（まとめ）
☆ヒナモロコ郷づくりの会のブログ
　インターネットで「ヒナモロコ郷づくりの会」で検索すればヒットします。
アドレスはhttp://blog.goo.ne.jp/satozukuriです。ぜひご覧ください。


次回　第95回定例会の予定
◎9月19日（月）敬老の日１０：００～１２：００　於　田主丸中
○今後の活動、ＮＰＯ法人化に向けての協議等

編集・発行　　「ヒナモロコ郷づくりの会」（文責　大石敏）

通信 第 104号

「ヒナモロコ郷づくりの会」通信　第　104号　平成23年 7月 19日


第93回定例会の案内
7月24日（日）午前１０：００～１2：００　於　田主丸中学校集合

◎水路の魚類調査　胴長やサデ網、バケツ等の準備をお願いします。当日は損保ジャパンの支援による胴長とサデ網を事務局より準備します。

　※当初、子どもたち対象の自然観察会としていましたが、後日実施とします のでご了承ください。


☆第92回定例会　6/26（日）10:00～12:00 於　田主丸中学校
　ヒナモロコやミジンコ、アルテミアの飼育状況などについて情報交換をしました。この中で特筆すべきは成田さんの報告でした。産卵床としてホテイアオイとシュロを使い5/1.11.13.24と産卵させたとのことで、5/1生まれのヒナモロコは2.5㎝ぐらいに成長しているとのことでした。今後は餌としてミジンコを育てたいと意欲的でした。また配合飼料については海水魚の餌「珊瑚」の食いは同じであるが、沈みが少し早いという報告でした。
　東原さんは、初めてヒナモロコの産卵を確認できたとのことでした。世代交代させ、ヒナモロコの個体を維持するとともに増殖したヒナモロコの放流先の確保が課題となります。また、会員個々でミジンコやアルテミアの飼育技術を確立して生き餌の安定供給ができる体制を確立する努力が望まれます。
　ＮＰＯ法人化に向けた取り組み状況、Ｂ水路の改修計画、学校等におけるヒナモロコの飼育事業等について報告と質疑を行いました。

☆ＮＰＯ法人化に向けた取り組み
　担当の係りで具体的な協議を進めています。提案を役員会で先日（7/16）協議しました。これについては設立趣旨書を同封していますので熟読をお願いします。会員の皆さんの意見を伺った上で役員会で原案を作成して、再度提案します。皆さんの審議を経て決定していくことになります。

☆Ｂ水路の改修計画
　Ｂ水路の評価はいろいろ意見が分かれますが、いずれにしても、放流したヒナモロコがいなくなったのは事実ですから、定着し、自然生息できるように見守ると同時に、より良い環境を創出できるように改修していくことは大事です。先月の放流会のあと水路を視察し具体的な改修について専門的な知識を有する関係者より提言をいただきました。実現に向け、関係機関へ働きかけていくことになります。
☆ＮＰＯと県との新たな公共サービス提供事業
　6/6に公開プレゼンテーションがある予定でしたが、震災の影響等で延期となり、未定のままです。
☆アルテミアの飼育方法について（お願い）
　アルテミアの飼育については以前、稲田氏より右図を使って説明をして頂きましたが、再度、積極的な取り組みのお願いをします。

☆ヒナモロコの卵
緑の葉はオオカナダモです。ヒナモロコの卵と比較してみてください。

☆今後の予定　　都合がつく方は積極的に参加してください。
　・高良川探検隊7/23（土）午前中、8/7（日）午前中、8/21（日）終日「まとめ」（於　くるめウス）
　・子どもキャンパス8/17（水）終日（於　くるめウス）
　　いずれも集合は午前9時、くるめウスです。暑さ対策（水分補給、紫外線対策等）をお願いします。
　　高良川探検隊はくるめウスの事業、子どもキャンパスは県の事業です。

☆ヒナモロコ郷づくりの会のブログ
　インターネットで「ヒナモロコ郷づくりの会」で検索すればヒットすると思います。
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次回　第9４回定例会の予定
◎８月２８日（日）１０：００～１２：００　於　田主丸中学校
今後の具体的活動について　　NPO法人化について




編集・発行　　「ヒナモロコ郷づくりの会」（文責　大石敏）

通信 第 103号

「ヒナモロコ郷づくりの会」通信　第　103号　平成23年 6月 21日

第92回定例会の案内
6月26日（日）午前１０：００～１2：００　於　田主丸中学校
◎経過報告　ヒナモロコ、ミジンコ、アルテミアは元気ですか。
◎活動報告
◎ＮＰＯ法人化に向けて
※クロレラ(ミジンコの餌)を配付する予定です。必要な方はペットボトルを持参してください。


☆第91回定例会　5/29（日）10:00～12:00 於　田主丸中学校
　・ヒナモロコの飼育状況等についての情報交換や活動報告を行いました。
　午後からは竹野
善院地区の井上さんの田んぼで田植えに会長と副会長（東原）が参加しました。O水路の西側の田んぼで今春、圃場整備が終わったばかりの田んぼです。この田んぼの西側は写真の通り用水路と排水路が設置されています。板の蓋の取り付け方で田んぼに用水を入れたり排水したりする仕組みになっています。排水はO水路側にもできるようになっています。O水路の様子は写真の通りです。新たな土手が崩れやすいので少し補強されます。
☆ＮＰＯと県との新たな公共サービス提供事業
　応募提案していた事業の一次審査(書類審査)を通過しました。6/6に公開プレゼンテーションがある予定でしたが、震災の影響等で延期となりました。期日は未定です。右の写真は事業で「昔田んぼ」の造成予定の田んぼです。東原さんの尽力で耕作放棄地が見つかり、事業に協力もして頂けることになっています。結果はまだ不明ですが昔田んぼ（水田ビオトープ）として活用できることを願っています。

☆6/6(月)14時ヒナモロコ放流会
　竹野地区のヒナモロの保護に関する協議会（以下、協議会）の主催でB水路へのヒナモロコの放流会が実施されました。福岡県、久留米市、魚類学会、地元関係者（地権者、土地改良区等）、ヒナモロコ郷づくりの会など「協議会」関係者と地元の竹野小学校の児童31名が参加しました。児童による放流に寄せる思いの作文朗読のあと約1000尾（竹野小飼育分500尾、内水面研究所飼育分500尾）を水路中央付近に放流しました。後日（6/13）朝倉農林によって1000尾追加放流されています。今年３年目です。過去２年間の結果を踏まえ、水路での生息が維持できるように見守る必要があります。
☆梅雨の豪雨で筑後川も陣屋川も増水しています。皆さんの地域の河川、水路は大丈夫でしょうか。
　写真左は増水した筑後川、大城橋の下流、右は陣屋川の中流域の様子です。普段とは全く様相が変わり自然のすごさを改めて感じます。

☆今後の予定　　都合がつかれる方は積極的に参加してください。
　・高良川探検隊7/23（土）午前中、8/7（日）午前中、8/21（日）終日「まとめ」（於　くるめウス）
　・子どもキャンパス8/17（水）終日（於　くるめウス）
　・巨瀬川の自然観察会7/24（日）午前中

☆ヒナモロコ郷づくりの会のブログ
　インターネットで「ヒナモロコ郷づくりの会」で検索すればヒットすると思います。
アドレスはhttp://blog.goo.ne.jp/satozukuriです。ぜひご覧ください。

次回　第93回定例会の予定
◎7月24日（日）１０：００～１２：００　於　巨瀬川（場所未定）
○川の自然観察会「地域の子どもたちと一緒に活動します」



編集・発行　　「ヒナモロコ郷づくりの会」（文責　大石敏）