生活

とりとめもなく

梅切らぬバカ

2021年12月07日 22時33分46秒 | 映画
TOHOシネマズ錦糸町楽天地で昨日観た映画

70分くらいの短い映画なんだけど、なかなか面白かった。どういうお話かというと、説明がめんどくさいからいつもお世話になっているMOVIEWALKERから引用↓

母親と自閉症を抱える息子が、社会の中で生きていく様を温かく見つめるヒューマンドラマ。50歳の息子・忠男と暮らす山田珠子は、悩んだ末に忠男をグループホームへ入居させることに。だが、初めて母と離れ、環境の変化に戸惑う忠男はホームを抜け出してしまう。親子を演じるのは「泥の河」「神様のカルテ」の加賀まりこと、「間宮兄弟」「屍人荘の殺人」の塚地武雅。監督は「禁忌」の和島香太郎。
少し辛口な占い師・山田珠子(加賀まりこ)は、自閉症を抱える息子・忠男(塚地武雅)と都会の古民家で寄り添って暮らしている。毎朝決まった時間に起き、朝食をとり、決まった時間に家を出る。庭にある梅の木の枝は伸び放題で、隣に引っ越してきた里村家から苦情が届いている。ある日、グループホームの案内を受けた珠子は、悩んだ末に忠男を入居させることに。ところが、初めて母と離れて暮らすことになった忠男はその環境の変化に戸惑い、ホームを抜け出してしまうのだった。そんななか、珠子は庭の梅の木を切ることを決意するが……。

というお話だった。
単純に加賀まりこさんが好きなのと、中年になった自閉症の人の生活がどんなものなのかというのに興味があって(ドキュメンタリーじゃないから本当にこうなのかはわかんないけど)観てみたんだけど面白かった。
グループホームの存続に反対する人たちがホームの前で抗議活動をやってるところはなかなか考えさせられるものがあった。
どうしたものか。
自分の身内にいつこういう人が生まれるかもしれんのに、それは絶対にないと確信してるから反対できるのだろうか?
もし自分の子供や親戚がこんなふうに住む家さえも反対されても自分はいいと思ってるからこんなに大声で反対できるんだろうか。
まあ答えの出ない話で、母親もいい年だし息子もいい年だし、なるようにしかならん。て話なんだろうな。
そして誰の人生においてもなるようにしかならんしなあと思った。






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