こまちのさすけね亭

ひだまりを 拾って歩く お年寄り

『無伴奏』2/26特別上映会

2016-02-27 | 徒然日記
★★★☆☆


1969年、仙台。

高校3年生の響子は、実在した喫茶「無伴奏」で大学生の渉と出会い、恋愛などを通して大人の階段を上っていくというストーリー。

原作者の小池真理子さんの半自叙伝だそうです。

時代の最先端を行く若者の超リア充青春物語かと思いきや、思わぬ展開や事件が盛りだくさんでした。

重くて見応えのある、良い作品だと思いました。

見終わって、充実感でいっぱいになり涙ぐみました。

エンディングのあの歌はいらないかなー。

無理矢理持ってきた感が……。

パッヘルベルのカノンはいろいろな映画で使われている曲だと思うので、微妙にお腹いっぱいではありますが、じゃあ他に何の曲を持ってくればいいのかと問われると回答に困ってしまいます。

仙台が舞台ということで、矢崎仁司監督、小池さん、主演の成海璃子さんの舞台挨拶ありの特別先行上映会でした。

成海璃子さんは腕とかすっごく細かったのと、強いオーラがありました。

あんなに細いのになんでうらやましいくらい胸あるんだろう……。

R15の大胆演技を披露していました。

良くも悪くもセクシーさはほとんどなし。

舞台挨拶で、小池さんがカメオ出演していると聞いたので、探してみました。

とてもわかりやすかったです。

カメオ出演って結局見つからないことも多いですよね。

事前にご本人の容姿を拝見したのが功を奏しました。

小池さんは女優の成海さんと並んでもまったく見劣りしない美貌でした。

半自叙伝、ってどこまで本当にあったことなのか気になりました。

10代であんな事件に巻き込まれたら精神を病んでしまいそうです。

ところで、渉役の池松壮亮さんがバカリズムに見えました。

渉と祐之介の関係性の結末は悲しすぎる……。

今の時代だったら、あんなことにならずに済んだんじゃないかな。

時代のせいも、あるのかも。

全国公開は3/26で、仙台では4月に入ってからだそうです。

上映はフォーラム仙台です。

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