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こまちのさすけね亭

ひだまりを 拾って歩く お年寄り

2019年10~12月の映画

2020-01-11 | 徒然日記
先に2019年の総まとめ記事を書いてしまいましたが、10月から12月にかけて劇場で観た作品の記録を書きます。

今回も、自分の中での一定の基準を超えたもののみご紹介!

観た順です。


1.ジェームズ・キーチ監督『アルツハイマーと僕~グレン・キャンベル音楽の奇跡~』

アルツハイマーと診断された診断されたミュージシャンのドキュメンタリー。

切なく温かい作品で涙。

ただ、薬を増やして副作用で性欲が増幅したエピソードには危険を感じました。

この作品のように妻がいつもそばにいれば笑い話で済むけれど、そうでない場合は……??


2.白石和彌監督『ひとよ』

鈴木亮平、佐藤健、松岡茉優の3人をまとめてもあっさりと凌駕してしまう田中裕子の演技力と存在感!

とにかくキャスティングが素晴らしい作品だなと思いました。

複雑な心情を抱えた人々を粒揃いの役者たちが違和感なく表現しています。

基本シリアスだけれど少しの笑いもある見応えのあるヒューマンドラマです。


3.アダム・リフキン監督『ラスト・ムービースター』

バート・レイノルズの遺作。

本人と主人公が重ねられており、感情がひどく揺さぶられました。

ありがちだけれど心温まるストーリーに涙。


4.クリス・バック監督、ジェニファー・リー監督『アナと雪の女王2』

音楽も映像も素晴らしく、クスッと笑えて涙も誘う。

ぜひ劇場で観ることをおすすめしたい作品です。

歌は前作の方が楽しいものが多かった気がするけれど、姉妹の絆というアナ雪の最も好きな部分が前作以上にクローズアップされていてとても良かったです。

エルサがとにかく格好良い!

作品の随所に不思議と『もののけ姫』感がありました。


5.アリ・アッバシ監督『ボーダー 二つの世界』

北欧らしい無機質で静謐なファンタジーホラー。

雰囲気がとても好き。

『テルマ』が好きな人におすすめ。

赤ちゃんが出てくるのだけれど、旧スクウェアの『パラサイト・イヴ』を彷彿とさせてゾクッとしました。


邦画が、1本だけでした!

1月以降も観たい作品がたくさんあるので、計画的に観に行きたいです。