こまちのさすけね亭

ひだまりを 拾って歩く お年寄り

REBECCA NOSTALGIC NEW WORLD TOUR 2024 仙台公演!

2024-08-26 | 音楽
8/25(日)、レベッカの仙台公演に行って来ました!

会場は、仙台サンプラザホール。

3階席までいっぱいで、1階後方には立ち見の人もいました。

私はローチケの先行でチケットを購入し、席は3階でした。

よく見えなかった前回(2017年の仙台公演)よりはマシだったし、ステージ全体が見渡せたのでまあ良しとしましょう。

レベッカは15年ほど前からファンで、ライブは今回が2回目です。

他のファンにはファン歴ではかないませんが、レベッカ愛は変わらないと思います。

カラオケに行ったら絶対にレベッカは欠かせません。


NOKKOの歌声は昔とは変わりましたが、相変わらずパワフル!

ステージを降りて客席を駆け抜け、後ろをスタッフが着いて行く……という、過去のライブ映像で観た光景まで再現してくれて感動しました。

NOKKOの衣装、パンチが効いていて格好良かったです。

まっすぐな脚線美がお見事!

土橋安騎夫さん、小田原豊さん、高橋教之さん、是永巧一さん、中島オバヲさんの演奏も素晴らしかったです。

無事にツアー完走されることを祈っています。







2024年7月の映画

2024-08-19 | 映画
7月に劇場で鑑賞した作品は2桁に届きませんでした。

そして、特にこれといったおすすめ作品にも出会えませんでした。

こういうこともありますね。

前半は観たい作品が単純に少なく、後半はコロナに感染して家に籠った期間があったのが原因です。

舞台挨拶付き上映を予約していたのに、行けなくて悲しかったです。

せっかくなので、今月鑑賞した作品をすべて書き出してみます。


◎エドアルド・デ・アンデリス監督『潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断』(イタリア/ベルギー、2023)

◎マーク・マリオット監督『東京カウボーイ』(アメリカ、2023)

◎ピエロ・スキヴァザッパ監督『男女残酷物語/サソリ決戦』(イタリア、1969)

◎アレクサンダー・ペイン監督『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』(アメリカ、2023)

◎飯島将史監督『プロミスト・ランド』(日本、2024)

◎天野大地監督『見知らぬ人の痛み』(日本、2022)

◎ワンウェーウ・ホンウィワット監督、ウェーウワン・ホンウィワット監督『ふたごのユーとミー』(タイ、2023)

◎ジョナサン・グレイザー監督『関心領域』(イギリス/ポーランド/アメリカ、2023)

◎クレール・ドニ監督『美しき仕事 4Kレストア版』(フランス、1999)


強いて言えば、『ふたごのユーとミー』はなかなか良かったですね。

懐かしさ漂う青春の夏休み的映画です。

タイ映画は何本か観たことがありますが、『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』が最もお気に入りです。

ぜひご覧ください。



2024年6月の映画

2024-07-30 | 映画
もう6月どころか7月も終わってしまいますが、6月分がまだだったので今更ながら更新します。

6月に劇場で観て、気に入った作品をご紹介します。

たくさん観たはずなのに、おすすめは2本のみとなりました。

その分(?)どちらも素晴らしい作品なので、ぜひご覧ください。


◎入江悠監督『あんのこと』(日本、2023)

鬱映画との指摘もありますが、私はとても悲しい物語だと思いました。

実話ベースというのがより悲しい。

友人にすすめたら、実際に観て泣いてしまったと言っていました。

是枝裕和監督の『誰も知らない』と共通点のあるストーリーや描写です。

河合優実の鬼気迫る演技が見どころです。

佐藤二朗もリアルさが良かった。

早見あかり演じる役柄も憎たらしくて仕方なかったです。

ある登場人物の歌が聴けて嬉しいサプライズでした。

悲しいを通り越して悲惨な結末ですが、たくさんの方に観ていただきたい作品です。


◎ジョエル・ショーマカー監督『オペラ座の怪人』(アメリカ、2004)

劇場公開20周年を記念して、4Kデジタルリマスター版が公開されました。

私は4Kでは観ていませんが、それでも十分に傑作を味わうことができました。

歌唱シーンが多く、ミュージカル好きは満足できるはずです。

映像の利点を活かした演出が複数見られ、劇場版ならではの工夫に拍手!

141分と長いですが、まったく気になりません。

オペラシーンの衣装の華やかさ等、視覚的にも華やかで楽しいです。

一度の鑑賞では少々わかりにくい部分もあったので、何度でも鑑賞して理解を深めたいです。





2024年5月の映画

2024-05-30 | 映画
今月も、劇場で観た作品の中からおすすめを紹介します。

今回は1本です。

◎クリスティアン・ロー監督『リトル・エッラ』(スウェーデン/ノルウェー、2022)

サッカー大好きな小学生の女の子エッラが主人公。

子供目線の作品は本来あまり好みではないのですが、本作は優しくてあたたかくてホロリとさせられました。

友達となかなかうまく付き合えないエッラはトミーおじさんが大好き。

そのおじさんが恋人(男性)を連れて来たことで巻き起こる様々な出来事が描かれています。

エッラはふたりを別れさせようといたずらを仕掛けるのですが、それがひどすぎて見るに堪えないというレビューもちらほら。

個人的には、まあ映画だし!と思えました。

いたずらが子供だましレベルだったら、大人の鑑賞には堪えません。

とことんやらかしてくれたから、子供向けの作品にならずに済んだと思います。

エッラの得意なサッカーもうまく取り入れられていました。

それぞれのキャラクターも個性的でおもしろいです。

構成は王道かもしれませんが、良くできた脚本でした。

鑑賞後は満たされた気持ちになれます。

前向きになりたいときに観るのがおすすめです。





2024年4月の映画

2024-05-15 | 映画
毎月恒例の映画記事です。

2024年4月に劇場で鑑賞した作品の中から、ぜひ観ていただきたいおすすめ作品をご紹介します。

4月は、行きつけの映画館のうち1館の閉館後初めての月でしたが、これまでと変わらず本数を稼ぎました。


◎藤田直哉監督『瞼の転校生』(日本、2023)

大衆演劇がテーマの作品。

昨年、同じく大衆演劇を扱った『邯鄲の夢』がとても良かったので、期待して鑑賞しました。

結果、本作も素晴らしかったです。

主人公は、演劇の世界で生きていくことを既に心に決めている男子中学生です。

まっすぐな思いに心打たれました。

単なる友情とも呼べない、友達との関係性も絶妙に描かれ、素直に胸に入ってきます。

主演の松藤史恩さんが小動物のようにキュートで、いかにも舞台化粧が似合う涼し気な目元とすっきりした顔立ちでした。

大衆演劇の世界にいたら売れっ子になっていたことでしょう。


◎セルジオ・レオーネ監督『続・夕陽のガンマン 地獄の決斗』(イタリア/スペイン/西ドイツ、1966)

マカロニ・ウエスタン誕生60周年を記念して上演されていました。

私はイーストウッドファンですが、ドル3部作の中では『荒野の用心棒』しか観たことがありませんでした。

今回、夕陽のガンマンを2本鑑賞しました。

どちらかといえば、続の方が私は好きでした。

前作の続き物ではありません。

上映時間は178分もありますが、次々と場面が変わるので気になりませんでした。

間違いなく名作です。

エンニオ・モリコーネの音楽も素晴らしかったです。


◎山下敦弘監督『カラオケ行こ!』(日本、2024)

邦画でここまで笑えた作品は久し振りでした。

合唱部の男子中学生がヤクザにカラオケ指導をするお話です。

ふたりがお互いを変なフィルターで見ることなく、ひとりの人間として尊重して接していて、徐々に絆が深まっていくところが良かったです。

『瞼の転校生』にも出演していた聡実役の齋藤潤さんの歌唱が素晴らしい!

「紅」を聴いて泣きそうになったのは初めてでした。

後日、たまたま美容院にあった原作漫画を読みました。

シュールな感じで、原作の世界観が劇場版でうまく表現されていました。

原作にはないエピソードなども追加されていたようでした。

私のようにカラオケ好きであれば、きっと劇場版も楽しめると思います。