落語はほとんど聴きませんが、立川志の輔はとても好きなりました。
ライブを聞いたことはありませんが、手に入れられるCDはすべて入手。
iPodにいれて車でCD19枚を2~3回ずつ聞きました。
聞いていて聞きほれるのです。
2度聞くと、伏線や聞きのがしの箇所が解ったりします。
聴いて笑いながら、芸の極みに驚きます。
今回紹介する『鼠穴』は、要は長い話が夢だったという話です。
でも、落語で語られる話はフィクションですから全て夢みたいなもんです。
その夢の話を切実に、これでもかという迫真の語りで聞かせます。
立川志の輔は師匠の鼠穴を初めて聞いて不覚にも涙したと書いています。
その感動を自分の世界で描き直して伝えようという覚悟のようなもの。
それを感じます。
江戸時代の古典落語ですが、脱サラ(脱奉公人)の弟の出世話でもあります。
脱サラ出世を褒める兄のセリフが心に沁みます。
「百両稼いで、よくて三両自分のものにするか、全て自分のものにするか。」
やってみないで何がわかるという話方でした。
そういえば、立川志の輔も大卒後一度サラリーマンした回り道の人です。
涙の沁みる世界を通り抜けた話に聞こえるのです。
志の輔らくご 両耳のやけど6
ライブを聞いたことはありませんが、手に入れられるCDはすべて入手。
iPodにいれて車でCD19枚を2~3回ずつ聞きました。
聞いていて聞きほれるのです。
2度聞くと、伏線や聞きのがしの箇所が解ったりします。
聴いて笑いながら、芸の極みに驚きます。
今回紹介する『鼠穴』は、要は長い話が夢だったという話です。
でも、落語で語られる話はフィクションですから全て夢みたいなもんです。
その夢の話を切実に、これでもかという迫真の語りで聞かせます。
立川志の輔は師匠の鼠穴を初めて聞いて不覚にも涙したと書いています。
その感動を自分の世界で描き直して伝えようという覚悟のようなもの。
それを感じます。
江戸時代の古典落語ですが、脱サラ(脱奉公人)の弟の出世話でもあります。
脱サラ出世を褒める兄のセリフが心に沁みます。
「百両稼いで、よくて三両自分のものにするか、全て自分のものにするか。」
やってみないで何がわかるという話方でした。
そういえば、立川志の輔も大卒後一度サラリーマンした回り道の人です。
涙の沁みる世界を通り抜けた話に聞こえるのです。
志の輔らくご 両耳のやけど6
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